東大生はどんな本を読んできたか―本郷・駒場の読書生活130年

 

「東大生はどんな本を読んできたか

―本郷・駒場の読書生活130年」

 

「東大生の読書文化130年史」が

東大図書職員によってまとめられました

 まとめたのは、現在、情報学環図書室の永嶺重敏さん。本のタイトルは『東大生はどんな本を読んできたか―本郷・駒場の読書生活130年』で新書版286ページ。図書職員として日頃学生に接している立場から、東大生がどのような本を読み、どのような読書生活を営んできたのかを、明治の建学から今日に至るまで、豊富な資料を駆使して描いている。明治初期の授業では学生たちは学校から貸与された洋書教科書を使用していたこと、社会主義思想書や岩波文化による教養形成の時代、また最近のインターネットやマンガの影響まで、学生の読書生活にみる変遷は興味深い。