宇宙・UAV・IoT技術の連携によるマラリア対策支援サービスの開発

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標6:安全な水とトイレを世界中に
柴崎 亮介
空間情報科学研究センター
教授
※教員は2024年3月当時
 
宇宙・UAV・IoT技術を利用して、データ・情報面から現地でのマラリア対策を支援するサービスを、アジア・アフリカなどの途上国に横展開可能なパッケージとして開発することを目標とする。具体的には衛星リモートセンシング技術、データ通信技術、IoT/ビッグデータ技術を使って対象地域の環境・人口動態データを局地から広域まで面的かつ迅速に収集・統合・作成し、罹患状況等の詳細な現地調査データから得られた知見を迅速にスケールアップできる総合的な分析環境を構築する。さらにその総合性や迅速性を活かして住民への警戒情報サービスを実現するなど、感染防止、拡大抑止、検査の重点化などの対策検討・実施を支援する。
空間情報科学をマラリア対策へ適用させる
宇宙・UAV・IoT技術の連携によるマラリア対策支援サービスのコンセプト

共同実施者

・東京大学大学院工学系研究科 教授 中須賀 真一
・東京大学大学院医学系研究科 准教授 梅崎 昌裕
・長崎大学大学院熱帯医学グローバルヘルス研究科 教授 門司 和彦

主な関連論文

・Takeshi MATSUMOTO, Masayasu MATSUI, Shinichi NAKASUKA,Tomoya FUKAMI, Yoshihide AOYANAGI, Takaya INAMORI, Ayumu TOKAJI, Yoshihiro TSURUDA, Toshiki TANAKA, Koji YAMAGUCHI, and Yuzo SHIBAYAMA,Development of Store and Forward System for Hodoyoshi-3&4 Microsatellites,Trans. JSASS Aerospace Tech. Japan, Vol. 14, No. ists30, pp. Pf_125-Pf_130,2017 Feb 08
・Akiyama T,Pongvongsa T, Phrommala S, Taniguchi T, Inamine Y, Takeuchi R, Watanabe T, Nishimoto F, Moji K, Kano S, Watanabe H, Kobayashi J.,Asymptomatic malaria, growth status, and anaemia among children in Lao People's Democratic Republic: a cross-sectional study, Pub Med・Elsevier, 2016 Oct 18
・Pongvongsa T, Nonaka D, Iwagami M, Nakatsu M, Phongmany P, Nishimoto F, Kobayashi J, Hongvanthon B, Brey P, Moji K, Mita T, Kano S., Household clustering of asymptomatic malaria infections in Xepon district, Savannakhet province, Lao PDR., Pub Med・Elsevier, 2016 Oct 18

問い合わせ先

  • 担当: 柴崎 亮介
  • 電話: 03-5841-6713
  • メールアドレス: shiba[at]csis.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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