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拠点概要

次世代型生命・医療倫理の教育研究拠点創成

―学際的・国際的ネットワークの構築

専攻等名:
医学系研究科健康科学・看護学専攻、医療安全管理学講座
人文社会系研究科倫理学・哲学
薬学系研究科医薬政策学講座・医薬品評価学講座
教育学研究科教育創発学コース・教育学コース
法学政治学研究科法哲学講座
リーダー:
赤林 朗 教授(医学系研究科健康科学・看護学専攻)

 今日のグローバル化された現代社会において、ライフサイエンス・医療技術の発展が社会に与える影響は、ますます広範かつ多大なものとなっています。とりわけ、ES・iPS細胞等やクローン技術を用いた再生医療や脳科学研究の急速な進展、臓器移植、終末期医療や生殖補助医療の発展により次々と生み出される倫理的・法的・社会的諸問題(ELSI)への対応は、喫緊の課題と言えます。


 こうした課題に対応するには、ライフサイエンスや医療の社会的規制のための政策シンクタンク機能を備えた研究拠点と、適切な研究審査のできる倫理委員や医療現場で起きる倫理問題に対処できる人材とその指導者の育成が急務です。しかし、これまでの日本の生命・医療倫理学は、人文系においては欧米の文献を紹介する座学が中心であり、医学系では実践的であるものの体系性に欠ける臨床倫理や研究倫理が中心であったため、十分にこうした現代的な課題に応えてきませんでした。また、以上のような課題に対応できる次世代の人材もほとんど輩出してこなかったと言えます。

次世代型生命・医療倫理の教育研究拠点創成拡大

 そこで、本教育研究拠点(UT-CBEL: University of Tokyo Center for Biomedical Ethics and Law)では、①ライフサイエンス・医療技術が日本社会および国際社会にもたらす倫理的・法的・社会的諸問題に関して学際的に研究すると共に、②国内外の研究拠点と連携することで、質の高い国際ネットワークを形成します(GABEXプロジェクト)。そして、③政策、研究および臨床という実践の場に適した教育プログラムを提供します。これら①~③により、今後リーダーシップを発揮して国際的にも活躍できる高度な人材を養成し、次世代の国際標準となる生命・医療倫理の教育・研究拠点を創成することを目的としています。

国際ネットワーク構想(GABEX)拡大

赤林 朗(あかばやし あきら)

1990年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。
99年同医学系研究科講師、2000年京都大学
大学院医学研究科教授、などを経て2003年より現職。