「人づくり・モノづくり 日本の教育を支える会」設立総会での総長講演について

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「人づくり・モノづくり 日本の教育を支える会」設立総会での
総長講演について

濱田総長による講演の様子

 3月10日(水)、民主党有志による「人づくり・モノづくり 日本の教育を支える会」(会長:海江田万里衆議院議員)の設立総会が国会内で行われました。
  教育・研究および人材育成の充実に取り組む同議員連盟の立ち上げにあたって、本学より濱田総長、京都大学より松本総長が出席し、設立記念講演の特別講師として大学教育の現状を説明しました。
  濱田総長は、「明日の日本を支え、未来を拓く国立大学」と題する講演の中で、国立大学が果たす役割や法人化後の厳しい財政状況、公的投資の在り方などについて説明し、財政問題の打開をはかるためにも、大学自身も情報発信を強化し国民の理解を得る努力をしていく、と述べました。また、現政権が策定を進める「成長戦略」に関連し、大学の役割の重要性を強調しました。
その後の質疑応答では、出席した議員より「優秀な人材を海外から受け入れ、国内の研究をより活性化させるべきなのではないか」「学生の質はどのように変化してきているのか」「人材や研究成果の流出をどう考えるか」「今後の入試・大学教育の方向性はどのようなものか」など様々な質問がなされ、教育・研究に対する問題意識の高さがうかがわれました。
  議員連盟の検討事項の中には、「国家戦略としての国立大学の教育・研究力の強化・充実方策」「大学における学術研究のあり方」等が含まれています。
  今後、大学関係者と国会議員との対話が一層深まることが期待されます。

当日配布資料
「人づくり・モノづくり 日本の教育を支える会」設立趣意書、当面の検討事項例
「明日の未来を支え、未来を拓く国立大学」(濱田総長講演資料)

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