生活費は自宅生73,500円、自宅外生149,500円
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1か月当たりの生活費(100円未満四捨五入)をみると、「支出総額」は、自宅生73,500円、自宅外生149,500円で、前回(2003年)調査と比較すると自宅生が1,100円、自宅外生が2,500円増えている。(表4、資料1−VIII−1表、図13)。
自宅外生の「住居費」は、67,500円で、前回調査と比べ300円増えているが、支出総額に占める割合は0.5ポイント減って45.2%になっている。「通学費」は、自宅生10,300円、自宅外生5,300円で、支出総額に占める割合は自宅生が14.0%、自宅外生は3.5%である(資料1−VIII−1表)。
一方、「収入総額」は、自宅生66,200円、自宅外生149,500円で、前回調査と比較すると、自宅生で2,700円、自宅外生で6,900円減っている。自宅外生の生活費は自宅生に比べ、支出総額では前回調査と同じ2.0倍、収入総額も前回調査と同じ2.3倍となっている(資料1−VIII−2表)。
収入のうち、「家庭からの仕送り・小遣い」は、自宅生34,000円、自宅外生112,800円で、前回調査と比較すると、自宅生が2,900円、自宅外生が5,000円減っている。「アルバイト・雑収入」は逆に、自宅生45,600円、自宅外生47,000円で、前回調査と比較すると自宅生が900円、自宅外生が4,700円増えている(資料1−VIII−2表)。
収入形態の推移をみると、「仕送り+アルバイト・雑収入」が最も大きな割合を占めている(表5)。


現在の居住地は71.7%が「都内」、59.6%が「23区内」
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都内在住者は71.7%で、「23区内」59.6%、「23区外」12.1%となっている(資料1−IX−1表)。
自宅生の現住所分布は、東京都47.6%(23区内36.0%、23区外11.6%)、神奈川県26.9%、千葉県11.9%、埼玉県11.5%の順で、前回(2003年)調査との比較でおのおのについてみると、23区内で4.0ポイント、神奈川県で0.6ポイント、埼玉県で2.4ポイント増加し、23区外で5.1ポイント、千葉県で1.7ポイント減少している(資料1−IX−1表)。
自宅外生の住居区分は「賃貸マンション・アパート」が70.2%で最も多く、他は「その他の寮」12.0%、「東大学寮・三鷹国際学生宿舎」8.0%が続いている(図14−1・2、資料1−IX−2表)。
通学に利用する交通機関では、後期課程の学生で「自転車」の利用が比較的多く、とくに後期課程の男子では「電車」57.3%に次いで31.0%となっている (資料1−IX−3表)。
通学所用時間は、片道平均47.0分で前回調査より若干短くなっている。自宅生は自宅外生30分の倍の65分を要している(資料1−IX−4表)。
奨学金を希望している学生が37.1%
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奨学金を希望している学生は、「受けている」22.2%「受けたいが受けられなかった」14.9%合わせて37.1%となり、前回(2003年)調査との比較では変化はみられない(図15、資料1−X−1表)。
「受けたいが受けられなかった」または「受けたくない」と回答した理由としては、「貸与なので申請しなかった」26.0%が最も多く、次いで、「出願はしたが採用されなかった」19.1%、「資格がない」18.7%、「事務手続が煩雑だから」13.0%、「掲示等に気が付かなかった」10.3%の順となっている(資料1−X−2表)。
また、「受けたいが受けられなかった」または「受けたくない」と回答した学生の62.6%がこれから受けたいと答えている(資料1−X−3表)。
受領している奨学金の内訳は、「日本学生支援機構のみ」が70.0%で、これに「他の奨学金との併用」13.9%を含めると日本学生支援機構から貸与を受けている奨学生は83.9%を占め、前回調査と比べると0.9ポイント増加している(資料1−]−4表)。
奨学金はどんな面で役立っているかについては(2つまで選択可)、例年どおり「家庭の経済的負担が軽減される」が77.9%で最も多く、次いで「奨学金があるので生活が成り立っている」31.4%、「多少ともゆとりのある生活ができる」27.7%が上位になっている(資料1−X−5表)。
奨学金の主たる支出目的(用途)は(3つまで選択可)、前回調査と同順で「生活費(衣・食・住居費)」77.2%、「勉学費」46.9%、「教養・娯楽費」34.3%、「授業料」32.3%、「貯金」14.2%の順となっている。また、前回調査との比較では、「生活費(衣・食・住居費)」が0.9ポイント、「授業料」が3.0ポイント、「勉学費」が8.7ポイント、「教養・娯楽費」が6.1ポイント減少している(資料1−X−6表)。
アルバイトをしている学生が80.2% |
アルバイトをしていると回答した学生は、全体の80.2%(「継続的」54.3%、「臨時的」11.9%、「継続的+臨時的」14.0%)で、前回(2003年)調査との比較では全体で4.2ポイントの増加となっている。また、男子学生の78.3%に対し、女子学生は86.4%で、前回調査と同様女子が男子を上回っている(資料1−XI−1表)。
アルバイトの種類は(2つまで選択可)「家庭教師」45.3%、「塾講師」31.1%、「販売・セールス・サービス業」26.2%が上位で、男子の場合は「家庭教師」42.5%、「塾講師」32.6%、「販売・セールス・サービス業」23.0%、「肉体労働」14.5%と続き、女子では「家庭教師」54.0%、「販売・セールス・サービス業」35.7%、「塾講師」26.5%、「試験監督・採点」16.5%と続いている(資料1−XI−2表)。
アルバイトの従事時間数は1週間当たり11時間、1か月当たりの収入額は47,200円で、前回調査と比べると、時間では週当たりほぼ同時間で、収入では月額1,400円の増加となっている(資料1−XI−3表)。
アルバイトの紹介者(2つまで選択可)は「友人・知人等」40.5%、「インターネット」27.0%、「アルバイト先と直接」25.2%、「新聞広告・アルバイト広告誌」18.0%、「大学の担当事務」11.2%と続いている(資料1−XI−4表)。
アルバイトをした理由では、「学生生活を楽しむため」を挙げている学生が33.9%で最も多いが、前回調査より4.3ポイント下がっている。次いで、「生活費を稼ぐため」33.0%「社会経験のため」24.6.%と続いている(資料1−XI−5表)。
アルバイト収入の主たる使途は(2つまで選択可)「教養・娯楽費」が67.9%で前回調査と同様最も多く、次いで、「生活費(衣・食・住居費)」51.7%、「貯金」23.5%、「旅行(帰省旅行も含む)」18.4%、「勉学費」10.9%の順となっているが、「旅行(帰省旅行も含む)」では女子が男子を5.2ポイント上回っている。この10年間で大きな変化は生じていないが、「教養・娯楽費」が10ポイント強減少した点が注目される(図16、資料1−XI−6表)。
「継続的アルバイトが勉学の妨げになりませんか」という問に、「かなり妨げになった」と回答した学生と「多少妨げになった」と回答した学生を合わせると55.8%になり、前回調査より2.7ポイント増加している(資料1−XI−7表)。
現在の暮らし向きについては、81.1%の学生が普通以上であると答えている(「かなり楽な方」25.7%、「やや楽な方」20.9%、「普通」34.5%)。反面、17.2%の学生が苦しいと答えており(「やや苦しい方」14.1%、「大変苦しい方」3.1%)、前回調査より2.2ポイント減少している(資料1−XI−8表)。
生活必需行動(睡眠、食事、身の回りの用事等)が約10時間
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図17に、各生活行動内容に該当する平均的な生活時間が示されている。ただし、それらは各生活行動について回答した学生の平均時間であり、本学学生全体の平均的な生活行動像を示しているというわけではない。
「睡眠」約6.6時間をはじめ、「食事・団らん」「身の回りの用事」等といった生活必需行動が約10時間、「大学での学習」「自宅・図書館等での学習」及び「大学以外の教育機関での学習」を合わせた勉学時間はおよそ8.6時間となっている。
前回(2000年)調査の男女別の比較では、男子が「睡眠」「アルバイト」「大学以外の教育機関での学習」「テレビ・ラジオ」「パソコンでの通信・情報収集・ゲーム」及び「その他」の6項目で10ポイント以上多く、女子は「食事・団らん」「身の回りの用事」及び「家事」の3項目で10ポイント以上多くなっていたが、今回調査では、男子が「課外活動」「インターネットやゲーム」の2項目、女子が「食事・団らん」「身の回りの用事」2項目で10ポイント以上多くなっている。
自宅と自宅外との比較では、自宅生の方が往復の「通学」でおおむね1時間、「食事・団らん」「大学以外の教育機関での学習」で比較的多くの時間を費やしている。他方、自宅外生では「睡眠」「アルバイト」、「大学での学習」、及び「家事」等が多くなっている。
前期・後期課程別の勉学時間をみてみると、後期課程学生の方が前期課程学生より「大学での学習」、「自宅・図書館等での学習」及び「大学以外の教育機関での学習」の3項目の学習総時間が1時間50分程多くなっている。また、同様に文科系・理科系別の勉学時間をみてみると、「大学での学習」では理科系学生の方が文科系学生より2時間程多くなっているのに対して、「自宅・図書館等・大学以外の教育機関での学習」では文科系学生の方が理科系学生より1時間20分程多くなっている(資料1−XII−1表)。
どのくらい外食をしているかの問では、15.1%の学生が「平日で一日2回以上」とると答えている。また、自宅生と自宅外生の比較では自宅生の8.4%に対し、自宅外生は3倍弱の21.5%となっている(資料1−XII−2表)。
平均的な下校時間は17時55分で、男子と女子、自宅と自宅外、前期課程と後期課程では殆ど差が見られないが、理科系が文科系より30分強下校時間が遅くなっている(資料1−XII−3表)。

