大学院薬学系研究科長・柴崎正勝教授のPrelog Award Medal 受賞が決定いたしました。

柴崎正勝 大学院薬学系研究科長・薬学部長

  スイス連邦工科大学(ETH)化学科の最高の賞であるPrelog Award Medal が柴崎教授に授与されることが決まりました。
  本メダルは、ノーベル化学賞受賞者の(故)Prelog 教授の業績を称え、1986年に設けられたものであり、立体化学に関する研究で顕著な業績をあげた化学者1名に毎年贈られています。これまでの受賞者22名中2名がノーベル化学賞を受賞しています。日本人受賞者としては、山本尚シカゴ大教授(1993年)、岸義人ハーバード大学教授(1995年)に続いて3人目になります。授賞式と受賞講演は、2008年10月27日、チューリッヒのETH でおこなわれる予定です。

  本部奨学厚生グループ
  学寮・国際学生宿舎で消防訓練を実 施
  10月27日(土)、本部奨学厚生グループ所管の学寮・国際学生宿舎において、消防訓練を実施した。
  まず、10時から白金学寮において、3階のキッチンからの出火を想定した避難訓練、消火器の取扱い説明、水入り消火器による消火訓練、実際に火災を目撃した場合の通報訓練、自動火災報知設備及び屋内消火栓の操作説明等、各種訓練を行った。高輪消防署の都合により、あいにく消防署の指導は受けられなかったものの、厚生チーム職員の指導に耳を傾け、熱心に訓練に取り組む寮生の姿が見られた。参加者は14名と少なめだったが、防火防災体制の整備を進める良い機会となった。
  続いて14時から、豊島学寮及び豊島国際学生宿舎において、豊島消防署巣鴨出張所職員の指導のもと、消防訓練が行われた。まず、豊島学寮南寮4階のキッチンにて出火した想定で、避難訓練が行われた。寮生は、寮全体に響き渡るほどの大きな声で避難の呼びかけをするなど、本番さながらに取り組んでいた。普段はあまり意識することのない避難経路等について、改めて確認する機会となり、有意義な訓練となった。
  また避難訓練後、豊島国際学生宿舎中庭にて、水入り消火器を用いた消火訓練を行った。その他、火災報知機受信盤や屋内消火栓の使用法、心肺蘇生法について説明を受け、参加した34名の寮生は、説明に対し活発に質問するなど、消防署員の話に真剣に聞き入っていた。
  台風が近づくあいにくの天気の中行われた訓練だったが、寮生にとって防災意識を高める良い機会となった。

水入り消火器を用いた消火訓練(白金学寮) 消防署員の話に耳を傾ける寮生(豊島国際学生宿舎)

  地球観測データ統融合連携研究機構
  第2回国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」フォーラム
  10月30日(火)13時より鉄門記念講堂において第2回国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」フォーラムが文部科学省、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構(EDITORIA)の4機関により、科学ジャーナリスト 瀧澤美奈子氏の司会で開催された。参加者は省庁、大学、企業等の多方面から270名を超えた。
  国家基幹技術は、全球観測・監視技術と海洋探査技術により得られた観測データを統合して社会・科学に有用な情報として提供するシステムの研究と開発であり、第2回となった本フォーラムでは国民の安全・安心を確保する観点から災害監視、特に気候変動と風水害・地震に焦点を当て、研究開発者とユーザーの両面からの講演が行なわれた。
  開会に先立ち、内閣府総合科学技術会議 相澤益男議員より、国家基幹技術という大きなプロジェクトだからこそ、既存の枠を越えたデータの統合が可能となることを期待するとのご挨拶があった。文部科学省研究開発局 海洋地球課 近藤秀樹課長よりフォーラム開催の趣旨説 明があり、引き続きJAXA 小澤秀司執行役より地球観測衛星のデータ活用による災害被害の軽減・予防のための識別・解析技術の向上と利用の推進、JAMSTEC 末廣潔理事より次世代海洋探査技術の開発と地球深部の探 査による地震・津波の予防・減災への貢献に関する話があった。研究開発側からは最後にEDITORIA 小池俊雄機構長より、予測最適化システムの構築により大容量データを統合管理し、ダムの最適操作等に活用して防災 に役立てたいとの講演があった。
  ユーザー側からは産業総合研究所 佃榮吉コーディネータ、鉄道総合技術研究所 木谷日出男部長、首都大学東京 河村明教授から、高分解能衛星データの利用への期待、今後データを個人・企業でのリスクマネージメ ントに役立てたいといった利用者としての講演が行われ た。その後、講演者7名に京都大学防災研究所 寶馨教授がモデレーターとして加わり「自然災害の脅威に立ち向かう最先端科学技術」と題し、パネルディスカッションが行われた。一般参加者も交えて活発な質疑応答が行 なわれ、国家基幹技術は今まで単独であった個々の技術を束ねてシステムとすることが大きな転換であり、国民に裨益できるような研究を進めて行きたいと結びの言葉があり17 時に閉会となった。

ご挨拶される内閣府総合科学技術会議 相澤益男議員 パネルディスカッションの様子

  環境安全本部
  東京大学喫煙対策宣言と喫煙対策基本方針の制定について
環境安全本部 東京大学喫煙対策宣言
平成19年10月31日 総長裁定

  喫煙は、健康に対して多大な負の影響を与え、肺癌を含む呼吸器疾患や循環器疾患など多くの疾病の原因である。加えて、喫煙は火災の主たる原因の一つでもある。また、これらの被害は喫煙者のみに限定されるだけでなく、非喫煙者の受動喫煙問題など、学内において活動する全ての人に及ぶものである。
  東京大学は、喫煙による非喫煙者の受動喫煙による健康障害への対策を行うとともに、タバコを原因とする火災から大学の保有する資料並びに文化財などの後世に伝えるべき貴重な資産を守っていかなければならない。
  そのため、東京大学喫煙対策基本方針を定め、東京大学における適切な喫煙対策を実施し、健康で安全な大学を目指して継続的な活動を行うものである。

  本学は、上記の喫煙対策宣言を行い、キャンパス内を原則禁煙とすることを骨子とする喫煙問題への取り組みの方針を定めました。この喫煙対策は、防火と受動喫煙防止を目指したものであり、今後、東京大学として喫煙対策を段階的に進めていく最初のステップとなります。
  本喫煙対策は次の5点を基本方針として実施されます。

1 キャンパス内原則禁煙(指定喫煙場所を除く)
2 喫煙場所の整備と管理による十分な受動喫煙防止と防火措置
3 大学敷地内でのタバコの販売の禁止
4 禁煙指導などの支援
5 3年以内の喫煙対策基本方針の見直し

  今回の対策においては、キャンパス内のいかなる建物も例外ではなく、個人に割り当てられた居室や研究室も対象として対策を講じることとなります。また、自動車内も車外に煙が漏れるおそれがあることから禁煙の対象としており、キャンパス内の歩行喫煙も禁止されることとなります。
  これらの対策は、平成20年4月1日を施行日としており、それに向けて現在、学内の環境整備を進めているところですので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。

喫煙対策の詳細については、下記の環境安全本部のホームページをご覧ください。
■喫煙対策宣言及び基本方針
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/gakunai/office/anzeneisei/admin/smoke/smoke_sengen.pdf
■喫煙対策実施要領
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/gakunai/office/anzeneisei/admin/smoke/smoke_youryou.pdf

  本部キャリアサポートグループ
  平成19年度第2回学生窓口業務担当者講習会を開催
  平成19年度第2回学生窓口業務担当者講習会が、11月13日(火)に数理科学研究科棟大講義室において開催された。
  本講習会は、学生の窓口業務を担当する職員を対象に、学生の声を受け止め機敏に対処する等、相談窓口の円滑な対応に必要な基礎知識を修得させることを目的に実施されたものである。
  午前は、福田倫明講師(保健センター)による講義「精神疾患の基礎知識」、午後は石垣琢麿准教授(駒場学生相談所)による「駒場学生相談所からみた駒場の学生像」の講義の後、丹野義彦教授(駒場学生相談所運営委員長)、石垣琢磨准教授、平石界助教(駒場学生相談所)、井野英江臨床心理士(保健センター)による演習が行われ、参加者29名は熱心に講習に取り組んでいた。
  近年、学生の人間関係の悩みから学習・進路の悩みまで、学生相談の窓口などに寄せられる学生のニーズは質量とも増大し、悩みを持つ学生は一部の特殊な学生ではなくなっている。大学が支援機能を強化することは緊急の課題であり、東京大学アクション・プラン(2005-2008)の中でも、学生相談所、保健センター、ハラスメント相談室など学内の相談窓口の連携強化を図るための学生支援センター(仮称)構想が位置づけられている。
  こうした大学の方針を受けて、今年2月から学生相談連絡会が設置され、全学の相談窓口の連携体制の整備、窓口業務担当職員の資質の向上等に取り組んでいるが、その一環として、保健センターと学生相談所の協力を得て、本講習会を開催することになったものであり、7月に続き今回で第2回目となる。

演習風景

  本部奨学厚生グループ
  「東京大学外国人留学生特別奨学制度および姜裕文奨学基金(東京大学フェローシップ)
  平成19年度10月期研究奨励費受給者証書授与式」を開催
  「東京大学外国人留学生特別奨学制度および姜裕文奨学基金(東京大学フェローシップ)平成19年度研究奨励費受給者証書授与式」が、11月14日(水)13時30分から、関係役員等の臨席の下に本部棟中会議室で開催された。
  外国人留学生特別奨学制度は、「大学院における特に優秀な私費外国人留学生に対し研究奨励費を支給することにより、本学での学術研究への取組を支援するとともに、諸外国からの優秀な留学生の受入促進に資すること」を目的として、平成16年度から設立されたものである。また今回から、本学卒業生である姜裕文氏からご寄附をいただき創設された姜裕文奨学基金による受給者2名が初めて採用された。
  本年度10月期は、修士課程大学院学生5名、博士課程大学院学生3名、姜裕文奨学基金は修士課程大学院生2名の合計10名(月額15万円、支給予定期間:平成19年10月から標準修業年限の最終月まで)が受給者として決定され、当日は浅島理事・副学長から受給者一人一人に受給者証書が手渡された。

東京大学外国人留学生特別奨学制度受給者証書授与

  次いで、浅島理事・副学長から「多くの応募者の中から選ばれた皆さんに、学業や研究に力を尽くしていただきたい。姜裕文さんという、理解ある方のご寄附があったことを大変感謝したい」旨の挨拶があった。引き続いて、受給者を代表して姜裕文奨学基金採用者大学院工学系研究科の李呟俶さんから、感謝のスピーチがあった。

平成19年度研究奨励費受給者と関係者

<問い合わせ先>
本部奨学厚生グループ奨学チーム
内線22548

  本部人材育成グループ
  本学が2007年ユニバーサル技能五輪国際大会に初めての出展
   「2007ユニバーサル技能五輪国際大会」として開催された「第7回国際アビリンピック」は、11月14日(水)から18日(日)まで静岡市において、世界の約55の参加国、約30万名の来場者数をもって盛況に開催された。この大会に、本学は今回初めて参加した。当日は好天にも恵まれた。

アビリンピック会場に御臨場された皇太子殿下

  「国際アビリンピック」は、障がいのある人の職業的自立の増進と職業技能の向上を図り、事業主及び社会一般の理解と認識を深め、さらに国際親善を図ることを目的として、概ね4年に一度開催されている。
  日本からは、約150の企業等が展示ブースを設けて出展し、障がい者の就業する職種の実演、わが国の障がい者雇用の制度、就業実態をパネル、映像等で紹介した。これらは皆、障がい者の雇用啓発を目指すものである。 本学も展示ブースを設けて障がい者を雇用する事業主の取組みや障がいを持つ方に働きやすい職場環境を提供する支援機器の紹介、パネル、DVD、パンフレットの出展を行った。

本学の展示ブースを視察した上川内閣府特命担当大臣

  また、この大会は名誉総裁である皇太子殿下が御臨場され、上川内閣府特命担当大臣及び次期開催国である韓国、カナダの要人、各国の要人等も視察されていた。盛大な会場の雰囲気のうちに、大会は無事終了した。障がい者雇用制度等が益々改善され、進展することを祈念するとともに、この大会が次期開催国への橋渡しの礎となることを期待している。

本学の展示ブース風景 アビリンピック会場の全体展示ブース風景

  本部キャリアサポートグループ
  博士課程学生・ポストドクター対象企業説明会開催
  11月16日(金)17時から本郷キャンパス安田講堂を会場として、キャリアサポート室主催の博士課程学生・ポストドクター対象企業説明会が開催された。
  2005年に開設されて以来キャリアサポート室では、学部学生、大学院学生を主たる対象として卒業生との交流の場の提供、業界・企業について研究する場の提供、キャリアアドバイザによるキャリア相談などのサービスを行ってきた。本年度から、ポストドクターにも本格的に門戸を開いてゆくための第一歩として、これらのうち業界・企業研究とキャリア相談を行うためにこの説明会が開かれた。
  安田講堂3階の回廊部分に出展14社の個別テーブルを設置、参加した学生、ポストドクターはそれぞれのテーブルで企業の人事担当者や技術部門担当者らと懇談する形式。キャリアサポート室の予想を大きく上回る230人以上が来場して盛会となり、予定の2時間を過ぎても懇談の続くテーブルがいくつも見られて盛り上がりをみせた開催であった。

  本部人材育成グループ
  東京大学教職員永年勤続者表彰式行 われる
  平成19年度の東京大学教職員永年勤続者表彰式が、11月22日(木)10時から、本部棟12階大会議室において、小宮山総長、濱田理事・副学長、辰野理事、関係部局長及び関係事務(部)長等の列席のもと行われた。
  表彰式では、被表彰者63名を代表して、医科学研究所附属病院検査部病理検査室臨床検査技師 小野田春男さんに表彰状の授与並びに記念品が贈呈された。総長から挨拶の後、被表彰者を代表して、生産技術研究所総務 課副課長 加藤淳さんより謝辞が述べられた。

小宮山総長から表彰状と記念品を受ける小野田春男さん 小宮山総長に謝辞を述べる加藤淳さん

なお、本年度表彰された方々は次のとおりである。

人事・労務系浅 川 敏 秀
佐々木   守
平 井 秀 明
財務系朝 野 英 彦
上 原   功
施設・資産系後 藤 正八郎
附属図書館石 川 一 樹
        山 本 和 雄
情報基盤センター伊 藤 真 之
        本 多   玄
大学院法学政治学研究科・法学部 遠 藤 健 三
        日名地 昭 好
大学院医学系研究科・医学部青 木 敦 弘
医学部附属病院市 川 安 人
       内 山 久美子
       小 川 真 美
       小 原 一 枝
       粕 谷 大 智
       木 村 久美子
       杉 浦 宗 敏
       清 野 一 男
       
       
       柘 植 美 恵
       長谷川 陽 子
       御園生 里 美
       宮 口 ひろ子
       横 田 一 彦
       米 屋 由実子
       割 田 秀 彦
大学院工学系研究科・工学部 荒 川 英 一
       鈴 木 真 一
       中 村 吉 伸
       廣 石 大 介
       山 本 泰 成
大学院情報理工学系研究科 土 肥   浩
大学院人文社会系研究科・文学部 富 澤   稔
       渡 邉   康
大学院農学生命科学研究科・農学部犬 飼   浩
       黒 岩 真 弓
       佐々木 潔 州
       澤 田 晴 雄
       近   昭 彦
        寺 田 珠 実
       寶 來 貴 子
大学院経済学研究科・経済学部 厚 谷 つかさ
大学院総合文化研究科・教養学部佐 藤   正
医科学研究所  尾 上 和 夫
        小野田 春 男
        山 本 雅 久
        渡 邉 純 一
社会科学研究所 武 笠 まゆみ
生産技術研究所 今 村 泰 代
        大 塚 由紀子
        加 藤   淳
        木 下 誠 一
        土 田 茂 宏
        三 浦 藤 明
史料編纂所 藁 谷 美枝子
物性研究所 篠 江 憲 治
      中 澤 和 子
      福 島 昭 子
海洋研究所 酒 井   勝
      以上63名

  本部留学生支援グループ
  平成19年度第2回「外国人留学生 支援基金奨学生証書授与式」開催される
   教職員ならびに卒業生の方々などからの寄附金で運用されている「外国人留学生支援基金」は、平成19年度第2回奨学生(奨学金月額5万円/支給期間:平成19年10月〜平成20年3月)として10名の留学生を採用し、11月28日(水)に奨学生証書授与式を開催した。式においては、平尾副学長(外国人留学生支援基金運営委員会副委員長)及び高橋理事・副学長(同委員会委員)の臨席の下、浅島理事・副学長(同委員会委員長)から奨学生に証書が手交され、「本奨学金は、多額のものではないが、教職員、卒業生等の方々の善意によるものであるので、留学生活に役立てて、研究・勉学に励んでほしい。」との挨拶があった後、奨学生を代表して大学院農学生命科学研究科博士課程の鄭 秀珍さん(韓国)から、「奨学金のお陰で学業に専念することが可能となった。帰国後も韓国・日本両国間の教育や文化などの交流にも尽力したい。」との謝辞が述べられた。
  なお、本奨学生受給者は、前身の外国人留学生後援会から通算して今回で240名となった。ここに本基金の趣旨に御賛同いただいている皆様の御支援に対し、改めて御礼申し上げる次第である。

奨学生証書を受け取る鄭 秀珍さん

  本部留学生支援グループ
  東京大学創立130周年記念事業 東京大学学部・研究科、研究所及びセンター事務(部)長OB懇談会開催
  11月29日(木)、山上会館において東京大学創立130周年記念事業の一つとして、学部・研究科、研究所及びセンター合同の事務(部)長OB懇談会が開催されました。このように全部局の事務(部)長OBが一同に会する懇談会は初めてのことであり、最年長の昌谷春海(さかやはるみ)(84歳)(元経済学部事務長、昭和47 年退職)をはじめ栗原文良(81歳)(元工学部事務部長、昭 和62年退職)、中谷繁(81歳)(元医科学研究所事務部長、昭和62年退職)、伊佐卓男(81歳)(元物性研究所事務部長、昭和62年退職)氏など総勢47名のOBが参加し、現役事務(部)長を交えての懇談となりました。
  冒頭、幹事を代表して鈴木社会科学研究所事務長から本会開催の経緯等について説明があった後、中塚地震研究所事務長の進行及び根岸人文社会系・文学部事務長のサポートにより、和やかな雰囲気で会が進められました。濱田理事・副学長からは、「大学をとりまく情勢について」と題して、法人化後の本学の現状が報告されましたが、同理事が在職していた新聞研究所(その後、社会情報研究所を経て、現在は情報学環となっている)時代の思い出の中の事務長さんは、大変怖い存在であって、なかなか近寄りがたかったとの話に会場は大爆笑となりました。
  三浦経理・調達系統括長(生産技術研究所事務部長OB)からは、本学の近況報告として、学内調達の変遷と合理化に向かう本部事務体制の紹介及び、現在は大学機関毎の評価がされて、中期目標・中期計画の達成状況を評価され次期中期目標期間中の運営費交付金に反映される等非常に厳しい状況であることの紹介がされました。また、先輩講話として、昌谷春海氏、栗原文良氏、中谷繁氏、伊佐卓男氏及び松本栄三郎氏(元教養学部事務部長、平成4年退職)から現役時代の思い出や東大紛争時代のエピソード等が紹介され、また、現役の事務(部)長に対して、部下職員の幸福を展望しつつ、一丸となって業務遂行に励むよう叱咤激励がなされました。井上農学生命科学研究科事務部長の閉会の挨拶で会を閉じましたが、参加OB からは来年も開催するよう要望が出される等、和気あいあいのうちに散会しました。最後に本会の開催を支援していただきました本部関係者の方々に幹事一同心より感謝いたします。

OB 参加者


大学の現状を報告される濱田理事 OB 代表で挨拶される昌谷春海氏

  本部入試グループ
  入試事務室の設置
  平成20年度入学者選抜実施に関する事務を処理するため、1月1日(火)から3月31日(月)までの間、入試実施委員会のもとに、入試事務室が設置されることとなった。
  入試事務室は、教育・学生支援系副統括長兼入試グループ長を室長に室長代理、室長補佐及び室員若干名をもって構成される。
  室員は、入試グループ職員のほか、本部各系等から派遣される事務職員で、およそ3ヶ月にわたり、入学試験に関する業務にあたる。

  本部入試グループ
  平成20年度大学入試センター試験の本学割当数決まる
  平成20年度大学入試センター試験の東京地区での割当数が、74,671人に決まり、このうち本学が分担する志願者数は10,834人に確定した。なお、平成20年度は、本郷試験場及び教養学部試験場の他、都立高等学校2校・私立高等学校3校の計5校を借用して実施することになった。各試験場ごとの割当数及び担当学部は、次のとおりである。

試験場名 志願
者数
担当
学部
1 東京大学
本郷試験場
法学部 985 法学部
経済学部 530 経済学部
工学部 1,124 工学部
その他 6 薬学部
小 計 2,645   
2 東京大学教養学部
試験場
   3,104 教養学部
3 試験場    800 教育学部
4 私立富士見丘
高等学校試験場
   1,120 医学部
5 私立海城高等学校
試験場
   1,170 文学部
6 都立日比谷
高等学校試験場
   960 理学部
7 私立開成高等学校
試験場
   1,035 農学部
合計    10,834   




  大学院数理科学研究科
  玉原国際セミナーハウスで「群馬県高校生玉原数学セミナー」 を開催
  大学院数理科学研究科は、群馬県教育委員会高校教育課と共催で、東京大学玉原国際セミナーハウス(群馬県沼田市上発知町玉原高原) において「群馬県高校生玉原数学セミナー」を開催しました。日程は9月15日(土)から17日(月)の2泊3日。高校生を対象に群馬県下で行われている数学コンテスト参加者のうちから希望者を募り、その上位20名が選抜されて参加しました。
  今年度のセミナーのテーマは「素数」。数理科学研究科長、群馬県教育委員会からの挨拶で始まり、4名の数理科学研究科教員による素数に関連した7つの講義、コンピュータを駆使した3つの演習を中心に、玉原湿原とぶな平へのハイキング、TA の学生、院生との交流会などもおこなわれました。最終日には参加した高校生全員にセミナーの修了証書を授与して閉会しました。
  このセミナーは、数理科学研究科の地域貢献活動の一環として、平成18年度から群馬県教育委員会の予算で開催されています。授業風景のビデオは、玉原国際セミナーハウスのウェブページにあります。
http://tambara.ms.u-tokyo.ac.jp/

コンピューターによる演習風景

  大学院総合文化研究科・教養学部
  三鷹国際学生宿舎で新入居留学生の歓迎会行われる
  10月7日(日)、三鷹国際学生宿舎において、新たに入居した留学生約50名を迎え「秋まつり& Welcome party」が宿舎生会と院生会(留学生の宿舎生活を支援する大学院生によるチューター組織)の共催により行われた。
  日中は秋空のもとテニス・バドミントンなどのスポーツ・ゲーム大会、夜は懇親パーティーという二部構成で行われ、留学生、学部学生、宿舎OB会メンバー約130名が参加しスポーツ& 食欲の秋を満喫した。懇親パーティーには、大学から長谷川壽一総合文化研究科副研究科長・教養学部副学部長、太田邦史三鷹国際学生宿舎運営委員会委員長等の教職員数名も参加し、新たに入居した留学生を歓迎するとともに宿舎生との交流を楽しんだ。

留学生には珍しい食材をふんだんに使ったおでん 宿舎生集って歓談の一コマ

  二部の懇親パーティーでは、おでん、焼きそばなどの料理を、留学生も交えた宿舎生が協力して手作りすることにより、普段は顔を合わせることのなかった宿舎生同士の交流が促進された。参加者の国籍や年齢は様々であったが、飲み物を片手に、自ら作った料理を味わいながら会話を楽しみ親しさを増していた。会の中盤には、棟対抗のクイズ大会、絵を使った伝言ゲームが行われ、新しく知り合った仲間とチームを組んだ参加者らが、賞品を目指して白熱する様子が見られた。終盤のビンゴ大会では、数字が揃った参加者が賞品をもらうと同時に自己紹介を行い、楽しいコメントが飛び出すなど終始なごやかなムードで盛会のうちにパーティーは進み、秋の一日は新たな交流の場として過ぎていった。

クイズ大会でメロンを獲得した優勝チーム 伝言ゲームで自ら描いた絵と一緒に

  医科学研究所
  慰霊祭行われる
  医科学研究所では、同附属病院で亡くなられ、病理解剖させていただいた方々の御霊をお慰めするために、10月11日(木)13時30分から医科学研究所慰霊祭を挙行した。
  式は、参列者全員による黙祷に始まり、献体者御尊名の奉読の後、清木所長が「御霊に捧げることば」を述べた。続いて、御遺族及び医科学研究所教職員が献花を行い、最後に、山下病院長から御遺族に対して感謝のことばがあり、14時過ぎに滞りなく終了した。

「御霊に捧げることば」を述べる清木所長 遺族への感謝のことばを述べる山下病院長

  分子細胞生物学研究所
  第12回分生研シンポジウム開催される
  10月11日(木)に分子細胞生物学研究所と(財)応用微生物学研究奨励会/坂口基金との共催により、「Structural biology of membrane transporters - 膜輸送体の構造生物学」と題する第12回分生研シンポジウムが一橋記念講堂にて開催された。(財)応用微生物学研究奨励会設立50周年と東京大学創立130周年とを記念するシンポジウムでもあり、海外からは2003年にノーベル化学賞を受賞したロデリック・マッキノン教授(米国・Rockefeller 大学)を筆頭に、カスパー・ロヒャー助教授(スイス・ETH Zurich)、エリック・ゴウ教授(米国・Oregon Health & Science 大学)、国内からは東京工業大学の濡木理教授と大阪大学の村上聡准教授、分生研からは徳田元教授と豊島近教授の計7名の演者らが最新の研究成果を紹介する講演を行った。
  生命の維持には、細胞がイオン、伝達物質、薬剤等の取り込みや排出を行うことが必須であるが、イオンチャンネル、トランスポーターやポンプは細胞膜に存在しこれらの機能を司る。近年構造が続々と解明され、最も熱い研究分野の一つになりつつある。イオンチャンネルの原子構造を最初に決定し、イオン選択機構を構造から解明したことがマッキノン教授のノーベル賞の受賞理由であったことを考えればそれは明白であろう。今回のシンポジウムは、この分野で世界を牽引する面々が日本で一堂に会す、またとない機会であった。学内外の関心も高く、約250人と多くの人々に参加して頂いた。質疑応答 の時間のみならず、休憩時間中にも演者らを取り巻く輪 があちこちにできていた。特に印象的なのはマッキノン教授であった。ノーベル賞を受賞する程の成果をあげていても、現在の自身の研究上の問題を打破したいが為に聴衆に実験のアイディアを尋ねるという、科学に対するひたむきな姿勢には強い感銘を受けた 。
  以上の様に、シンポジウムは大変充実したものとなったが、遠く日本までおいで下さった海外の先生方、また国内の演者の先生方、そして何よりも当日シンポジウムに足を運んで下さった聴衆の方々にこの場を借り感謝したい。

講演するロデリック・マッキノン教授 熱心に聞き入る参加者達

  大学院教育学研究科・教育学部
  附属中等教育学校で「第2回三者協議会」が行われる
  10月20日(土)13時30分から15時40分まで教育学部附属中等教育学校、新教育棟の実習・実験室において、2007年度第2回目の三者協議会が行われた。(司会、本校国語科大井和彦教諭)生徒25名・保護者30数名・教員25名の計約80名が参加した。今回のテーマは「読書の秋〜心の糧となる読書を考える」であった。
  はじめに、5年生の高橋柊さんが、事前に行われた(本校1年〜5年対象)の「読書」に関するアンケート結果を報告した。1ヶ月に本をどのくらい読むかで、「0冊が27%」「1〜3冊が53%」「4〜6冊が11%」「7〜9冊が4%」「10冊以上が5%」であった。0冊の割り合いは、全国平均よりは少なく、本校の生徒は比較的読書はしていることがわかった。
  ある保護者は、「子どもにアガサクリスティーの本を与えたことで、本に興味をもち、いまではたくさんの本を読むようになったこと」の経験談を話してくれた。5年生は「読書するとその副産物として、漢字がわかるなど得られるものが多いこと」を指摘してくれた。また、1年生は、「読書することで、国語の物語文の読解に役に立つ」と述べた。
  草川剛人副校長は、「読書は、映画やラジオとは違い、文字という記号を読み、イメージを立ち上げて理解するという力のいる仕事であり、その人の経験が関わる」と述べ、また、自身の6年日本史の授業では毎時間1 冊の本を紹介していると話した。
  本校の図書館業務に携わる原久子さんは「生徒たちにもっと図書館にきてほしい」と述べた。生徒は「学校の図書館を明るくすることや、絨毯を敷いたリラックスできるスペースができることを希望している」という意見を出した。また、保護者からは、「古い本は廃棄して新しい本にすること」「先生方の影響力は大きいのでさまざまな本を紹介してほしいこと」といった要望もでた。
  おわりに、よりよい図書館の環境にするために、図書を揃える金銭面と、整理に関わる人件面を考慮して、保護者のかたにもお手伝いしてもらいながら、図書館整備を前向きにしていくことが確認された。

三者協議会の様子

  大学院教育学研究科・教育学部
  平成19年度「留学生旅行」報告記
  10月24日(水)爽やかな秋晴れの中、教育学研究科では、毎年恒例の留学生旅行が行われた。年々参加者が増え、今年は、43名という過去最高人数の留学生が参加した旅行になった。留学生とチューター、教職員が一台のバスに満杯になって乗り込み、目的地である山梨は甲斐の国へと向かった。
  一行は、まず始めに400年前に再建された恵林寺という臨済宗の禅院を訪れた。その後は、甲州ワインのワイナリーを見学して、ぶどう狩りに興じた。留学生たちは、どこに行ってもガイドの説明に熱心に耳を傾けた。ほうとう鍋を囲んで舌鼓をうつなど、日頃の研究活動の交流とはまたひと味異なる文化交流を楽しんだ一日であった。

ぶどう狩りの前に品種の説明に耳を傾ける留学生たち 青空のもと、山梨の伝統料理を楽しむ

  生産技術研究所
  「外国人研究者・留学生との懇談会」開催される!
  10月24日(水)夕刻より、駒場リサーチキャンパスのユニバーシティ広場において、外国人研究者及び留学生と教職員等との国際交流を促進する目的で、生産技術研究所主催の「外国人研究者・留学生との懇談会」が開催された。

前田所長の挨拶

  本懇談会は、生産技術研究所の国際交流委員会、懇談会実行委員会、事務部・国際交流チームの企画のもと、100人以上の教職員・学生ボランティアにより、例年通り国際色豊かな各国料理を屋台で提供する形式で行われ た。今回は全部で7つの屋台(インド・パキスタン、インド、フランス、インドネシア、中国、日本)が出店され、各屋台に長蛇の列ができ、本場のカレー、餃子、クレープなどを楽しみつつ、随所で国際交流を深める人々 の輪ができた。また、フランス屋台では「ペタンク」という金属のボールを使って行うフランスのスポーツのデモも行われ、好評を博した。
  当日は天候に恵まれたこともあり、参加者は447名(参加者334名、ボランティア・スタッフ113名)と大盛況の会であった。

インド屋台のマトンカレー&コラカティ

  生産技術研究所
  「第3回駒場キャンパス技術発表会」開催される
  10月26日(金)、大学院総合文化研究科18号館ホールを会場に、技術発表会が開催された。これまで生研を会場として開催してきたが、今年は共催し、総合文化研究科のある駒場Iキャンパスに会場を設け開催した。
  発表会当日は開会が近づくにつれ風雨が強まってきたこともあり、参加者の出足を心配したが、いざ発表が始まると聴講者も熱心に聴き、発表に対する質疑や討論も熱心に行われた。
  今年特に感じたのは、登壇された皆さんが発表慣れしている事である。この技術発表会は学会と違い専門知識を持ち合わせない聴講者が多いにも関わらず、聴講者に理解されやすい話し方やテンポであった。技術職員の仕事にはなかなか表現することが難しい内容が多いが、実に心遣いのある発表であった。
  恒例となった招待講演では物性研究所の技術職員が、強磁場研究の「現状と将来計画」について講演し、また特別講演では日本電産コパル株式会社の研究員による「光学要素技術」について講演があった。
  今年は従来行っているメールや技術報告集の事前送付での開催通知方法以外に、産学連携本部ホームページへの掲載、および協賛企業への通知をしていただけることになり、慶應義塾大学の技術職員のほか、企業からも参加を得られた。
  例年優秀な発表に対して贈られる所長賞は、鶴達郎さんの「固体表面の話」、西山祐司さんの「STL データを利用した5軸マシニングセンタによる多面加工」が選ばれた。
  今年も企画段階から開催に至るまで、多くの技術職員のご協力をいただき、心から感謝申し上げる。

発表中の技術職員

  柏キャンパスリエゾン室
  柏キャンパス一般公開開催
  10月26日(金)、27日(土)の両日にわたり柏キャンパス(大学院新領域創成科学研究科、宇宙線研究所、物性研究所、人工物工学研究センター、空間情報科学研究センター、高温プラズマ研究センター、気候システム研究センター、環境安全研究センター柏支所、柏図書館)及び柏IIキャンパス(生涯スポーツ健康科学研究センター)において、一般公開が創立130周年記念イベントのひとつとして開催された。

特別講演を行う講演者

  この一般公開は、地域・社会との連携・交流や知的啓発を目指して、柏キャンパスへ移転した当初から実施されてきたもので8年目になり、一昨年から始めた柏の葉キャンパス駅からの送迎バスも好評であった。
  公開内容は、キャンパスとして特別講演会を柏図書館で開催したのを始め、各部局とも、日頃の研究成果の紹介、実験コーナー、入門講座等それぞれ特色ある催しが行われ、特に、物性研究所で行われた「ガイドツアー」(スタッフによる見どころ案内)は、毎回、多数の参加者で好評であった。
  また、両日雨の中、特に2日目は台風が近づく中、来場者の激減が予想されたが、首都圏新都市鉄道梶iつくばエクスプレス)、東武鉄道、東武バス、東京メトロをはじめ、柏市、流山市など地域の方々の協力による宣伝効果もあり2日間を通して約2,700名の方々が訪れ地域に開かれたキャンパスの雰囲気が感じられた。

送迎バスから降りる来場者 実験に参加する来場者

  大学院総合文化研究科・教養学部
  留学生見学旅行を実施
  総合文化研究科・教養学部では10月27日(土)・28日(日)の両日、日光・益子へ留学生見学旅行を実施した。参加者は留学生33名(大学院生12名、学部生21名)と引率者4名、総勢37名であった。
  初日は季節はずれの台風に見舞われたが、最初の見学地、理学系研究科附属植物園日光分園では、楓をはじめ雨に濡れた木々の彩りが一段と鮮やかだった。昼食後、風雨がさらに激しさを増す中、世界遺産に登録されている日光東照宮へ向かった。華やかな陽明門や三猿・眠り猫・鳴き龍などを見学し、おみくじやお土産を買ううちに予定の2時間はあっという間に過ぎた。

理学系研究科附属植物園日光分園にて

  二日目は台風一過、最高の見学日和となった。山頂がうっすら雪化粧している男体山のすばらしい紅葉を眺めながら、いろは坂、中禅寺湖、戦場ヶ原へと向かい、雄大な自然を満喫した。その後、華厳の滝に向かい、前日の豪雨で増水し大迫力で流れ落ちる滝と周辺の紅葉の美しさに、まるで絵葉書のようだと歓声があがった。
  最後に陶芸の町益子を訪ね、「ろくろ体験」を行い、芸術の秋も楽しんだ。初めはこわごわ粘土を扱っていた留学生達も、時間が経つにつれ、隠れていた芸術的才能を発揮し、個性豊かな素晴らしい作品を次々に生み出した。窯で焼かれた作品が1ヶ月半後に駒場に届くのを、皆で首をながくして待っているところである。
  普段はなかなか接する機会がない学部生と大学院生が大自然の下で交流することが出来、とても有意義な2日間となった。

益子での「ろくろ体験」 戦場ヶ原にて

  大学院教育学研究科・教育学部
  附属中等教育学校で「学びの共同体」 研究会行われる
  10月29日(月)13時30分から16時30分まで教育学部附属中等教育学校、新教育棟の多目的室において、2007年度第3回目の「学びの共同体」研究会が行われた。
  附属学校では、2005年度から「学びの共同体」づくりをはじめている。校内の教職員約40人と校外からの参加者約40名の計約80名で行われた。授業は、4年C組(40名)で、国語科「太宰治『富嶽百景』」(授業者、 梅原章太郎教諭)であった。
  導入でテキストの「音読」がはじまり、読みを間違えると次の生徒に交代していく方式で、生徒は集中していた。教科書には引用されていない箇所は、旧字体まじりのプリントが配布され、難しい漢字に対して真剣に取り組む生徒が印象的であった。その後、テキストのまとめのプリントが配布され、内容の理解と文中の「私」がどのように富士を感じているかを、読み取らせた。個人でじっくり考えたあと、グループになって確認させた。「音読」について、音読させる理由は「きちんと読める生徒は、意味もとれている」ことであり、読みの確定を行うためであると説明された。
  静岡県富士市立元吉原中学校の稲葉義治校長は「『北斎』の図録をまわしているとき、となりの子がそっと近寄ってみる姿をみて、いい関わり方ができている」と感想を述べた。また、3年生のときと比べて成長著しいという意見があった。それは、この学年が中学2年の2年前(2005年度)より始まった「学びの共同体」づくりの中で、生徒なりに学びのスタイルを身につけ、グループでの学び合いが上手になっていることが指摘された。指導助言者の大学院教育学研究科の佐藤学教授は「梅原先生が生徒たちを、文学を接点にして大切にしていること」を指摘し、「クラスが開放的であり、まちがいが許される教室であるから、自然と学び合い、分かり合うという理想が存在している」と述べた。

授業の様子

  分子細胞生物学研究所
  動物慰霊祭
  第10回「東京大学分子細胞生物学研究所実験動物慰霊祭」は10月30日(火)11時より、農学部附属動物医療センター奥の動物慰霊碑前において執り行われた。当日は秋晴れの空の下99名の参列者があり、内藤動物実験委員長からの挨拶と一年間の動物実験概要の報告に続いて、教職員・学生等参列者による焼香がしめやかにおこなわれた。
  分生研では研究所本館地下のSPFマウス実験施設及びウサギ飼育室、本館玄関前の新動物舎、そして生命科学総合研究棟地下の実験動物施設を利用して、多くの教職員・学生等が遺伝子改変マウスの作製及びその解析、抗がん剤の評価、神経系や造血系の初代培養細胞の分離、タンパク質の精製、抗体の作製などの目的で実験動物を使用している。その数は過去一年間にマウス約14,000匹、ラット26匹、ウサギ12羽にも上り、これらの動物実験で得られた新しい知見は学会や学術論文に発表され、それぞれの専門分野において高く評価されている。
  ここに分生研の研究活動のために尊い命を捧げてくれた動物たちの御霊に感謝と追悼の意を表します。
  分生研における動物実験は今後ますます盛んに行われるようになるものと思われるが、「動物の愛護及び管理に関する法律」(平成17年改正)、「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年)を遵守し、動物実験等に関する基本理念である3R(Replacement, Reduction, Refi nement)を尊重して、必要最小限の動物を用いて最大限の研究成果が挙げられるよう、関係する皆様方のなお一層の努力をお願いしたいと思います。

慰霊碑に焼香する内藤動物実験委員会委員長(写真左)

  空間情報科学研究センター
  CSIS DAYS 2007を開催
  11月1日(木)〜2日(金)に、柏キャンパス総合研究棟6階大会議室において、空間情報科学研究センターの主催によりCSIS DAYS 2007(全国共同利用研究発表大会)が開催された。CSIS DAYSは、空間情報科学の最新の学術研究を広く周知し、関連する研究者の交流の場を実現するために毎年行われている学術大会であり、全国共同利用施設である空間情報科学研究センターの主要な行事の一つである。今年度は1)自然環境・水資源・災害、2)生活・市民活動・防犯、3)手法・データ・システム、4)土地利用・人口・教育の4つのセッションが開催され、合計52件の発表が行われた。発表の形式は5分間の口頭発表とポスターセッションを組み合わせたものであり、多くの活発な議論が行われた。参加者数は約200名であり、北海道・九州といった遠方からの参加者もあった。

CSIS DAYS 2007のポスターセッション

  大学院医学系研究科・医学部
  解剖体慰霊祭が行われる
  11月2日(金)14時から、台東区谷中の天王寺において平成19年度医学部解剖体慰霊祭(解剖体数105体)が、ご遺族約170名、医学部関係教職員約40名及びこの春教養学部より進学し、初めて解剖実習に臨んだ医学科3年の学生約110名の合計約320名参列のもとに執り行われた。
  本慰霊祭は、ご遺体を医学教育と医学の進歩発展のために捧げられた方々の御霊に感謝し、お慰めするため、ご遺族をはじめご縁故深い方々のご臨席を得て毎年実施されているものである。
  住職以下7名の僧侶による読経が境内に流れた後、飯野副学部長による祭文の朗読、焼香が行われ、ご遺族代表、教職員総代、来賓代表の焼香と続いた。学生代表として、医学科3年の山名隼人さんの焼香に続き、参列者全員が焼香を行った。
  本堂における行事を終えた後、千人塚において僧侶による読経が行われ、隣接する医学部納骨堂での焼香を行い散会した。

解剖体慰霊祭にて祭文を朗読する飯野副医学部長

  大学院法学政治学研究科・法学部
  バーベキュー・パーティを開催
  11月3日(土)、法学政治学研究科・法学部では、留学生や外国人客員研究員と教職員が親睦を深めるために、国営昭和記念公園(立川市)でバーベキュー・パーティを開催した。10月入学の留学生を中心に留学生が32名、外国人客員研究員が1名、日本人チューターが1名、そして教職員や参加者の家族を合わせて計66名が参加し た。
  有志の男子学生8名に他の参加者よりも1時間早く集まってもらい、場所取り、コンロと椅子テーブルの設営、調理器具と食材の配布を行った。ちょうど準備が整った頃、全員が集合。12時から8グループに分かれて、バーベキューを開始した。天候の心配があったが、バーベキューを始める頃から日が差し始め、青空が広がって暖かなバーベキュー日和となった。

コスモス畑の前で集合写真

  肉、魚、野菜、焼きそば、各グループが思い思いの順序で調理し、テーブルを囲んで食文化の違いや日本での生活などを話題にしながら楽しく談笑した。みな満腹になり、座っていると風が肌寒く感じられるようになったので、2時ごろ一旦散会した。公園内を散歩したい者が集まり、井上正仁研究科長を先頭に、広い園内を散策し日本の秋を満喫した。
  青空の下、参加者たちはのびのびとリラックスした一日を過ごすことができ、バーベキューを通じて学生同士、そして学生と教職員との親睦が一層深まり、大変有意義な会となった。

井上正仁研究科長もBBQ に参加 BBQ の風景

  社会科学研究所
  末廣昭教授「樫山純三賞」の受賞について
  社会科学研究所・末廣昭教授の著書「ファミリービジネス論 ―後発工業化の担い手―」が、現代アジア研究をテーマにした独創的な図書を表彰する「樫山純三賞」を受賞した。
  この賞は、財団法人樫山奨学財団の設立30周年を記念して、同財団の設立者樫山純三氏の遺志を生かすために2006年度に新設されたもので、社会科学の方法を用いた現代アジア研究における傑出した業績を表彰し、その業績をより広く世に知らしめることを通じて、日本とアジア諸国の相互理解のさらなる進展を願い、それに対処できる人材の育成に資することを目的としている。
  同財団の説明によれば、本来、若手研究者を想定した賞として考えられたものであるが、末廣教授の著書は、候補にあげられた著書の中でも、独創性及び学問的水準において卓越したものであることが評価され、今回の授賞となった。また、今回の授賞により、新設間もないこの賞が、より広範囲の関心を集め、一層、財団設立者の遺志が活かされることを希望しているとのことである。
  同書は、後発工業国の経済発展の担い手である「ファミリービジネス」の実態を、タイを中心に理論的実証的に明らかにし、後発国のファミリービジネスと工業化との関連を解明したものである。1800社の企業データ、 1万人を超える人物データ、200人を超えるタイ語の「葬式本」、30年分の華語新聞の志望・婚姻記事などをもとに、一から積み上げられていったタイのデータベースがもとになっているが、その末廣教授の二十数年に及ぶ地道な努力が結実したものである。
  表彰式は、11月6日(火)18時から、ホテルニューオータニで多数の列席者を得て執り行われた。末廣教授は、「若手の受賞機会を奪ってしまったようで申し訳ない気持 ちもあるが、長年にわたった地道な努力が認められたことを素直に喜びたい。」と受賞の喜びを語った。

受賞した末廣教授

  アイソトープ総合センター、大学院工学系研究科・工学部
  放射線安全管理功労者表彰で文部科学大臣賞を受賞
  平成19年度の「原子力・放射線安全管理功労表彰」の放射線安全管理功労者部門に、大学院工学系研究科・工学部安全衛生管理室の野村貴美准教授と、アイソトープ総合センター放射線管理部門の野川憲夫助教が選ばれ、11月8日(木)、虎ノ門パストラルにおいて文部科学大臣賞の授賞式が行われた。
  「原子力・放射線安全管理功労表彰」は、(財)原子力安全技術センター、(財)日本分析センターが主催し、(財)核物質管理センター、(社)日本アイソトープ協会及び放射線障害防止中央協議会の協賛、文部科学省の後援を得て、原子力・放射線安全管理功労表彰委員会を設置し、実施するもので、多年にわたり原子力・放射線の安全管理に従事し、その安全確保に尽力した個人又は事業所に対してなされる。両氏とも、放射線取扱主任者として、放射線安全管理業務に多年にわたり従事し、安全確保に尽力したことが評価されたものだが、加えて、野村准教授は、学内外における安全管理教育に努め、安全確保に貢献したことが認められた。
  また、野川助教は、液体シンチレータ廃液焼却法の改善及び焼却炉の性能向上に努め、安全確保に貢献したことが認められたものである。 
  この度の受賞は、両氏の永年のご功労が認められたものでたいへん喜ばしいことである。更に、本学にとっても名誉であり、大きな励ましとなる。今後とも放射線安全管理の一層の充実に努めることを誓うものである。

文部科学大臣賞を受賞した、野村准教授(左)、野川助教(右)

  医科学研究所
  動物慰霊祭行われる
  「平成19年度医科学研究所動物慰霊祭」が、11月8日(木)11時から、同研究所内の動物慰霊碑前において執り行われた。本慰霊祭は、医科学の発展のため貴重な知見を与えてくれた数多くの諸動物達の霊を慰めることを目的とし、毎年度実施されているものである。
  当日は、秋晴れの空の下、清木所長から慰霊の言葉が述べられ、甲斐知惠子実験動物研究施設長から、1年間の実験動物についての概要報告があり、約250名の教職員・大学院生等の参列者から、動物達の御霊に感謝と哀悼の意が表されるとともに、献花がしめやかに行われ、滞りなく終了した。

献花する参列者 慰霊の言葉を述べる清木所長

  総合研究博物館
  平成19年度「学芸員専修コース」の終了
  総合研究博物館では、11月12日(月)から15日(木)の4日間の日程で「学芸員専修コース」を開講しました。
  「学芸員専修コース」は国内の博物館、美術館、資料館、埋蔵文化財センターといった多様な文化教育研究施設で学芸員としての業務に従事する専門職員を対象とし、講義とワークショップを通じて受講生の企画力・技術力の向上を目指す講座です。
  「アート&サイエンス―博物資源のリコントラクション」をテーマにした今回のコースでは、本館教員のほか、グラフィック・デザイナーの原研哉氏がテーマに基づき、講義を行いました。本館での講義に続き、後半のワークショップは小石川分館で行われ、ミュージアムの多様な標本群を学術分野の枠組みを超えて連携させ、独自性のある展示企画を構想する、という難題に、受講者はそれぞれの専門性を生かしたアイデアを捻出し、クロスオーバーディスカッションを通して博物資源に新しい価値を発見しようと試みました。
  講座を終えて修了証書を受け取った受講生からは「大変有意義な研修で、この4日間を通じて得たことを今後の活動に活かしたい」などの感想が聞かれました。

原研哉氏の講義風景

  大学院経済学研究科・経済学部
  リーマン・ブラザーズ証券株式会社寄付講座懸賞論文表彰式が行われる
  11月15日(木)に経済学研究科・経済学部においてリーマン・ブラザーズ証券株式会社寄付講座懸賞論文表彰式が行われた。表彰式には、本研究科長をはじめとする大学関係者、受賞者の方々だけでなく、リーマン・ブラザーズ証券株式会社からもご出席頂いた。

受賞者は以下の通りである。
最優秀賞: 福西洋介(大学院経済学研究科修士課程金融システム専攻)
優秀賞: 伊藤彰彦(経済学部経営学科)
三鍋有生(経済学部経済学科)
箕浦征郎(経済学部経済学科)
山本幸(大学院公共政策学教育部)
吉田泰己(大学院公共政策学教育部)

  この懸賞論文は、(1)ヘッジファンドに大量の資金が流入している理由、(2)投資家に対するヘッジファンドの投資戦略の説明、(3)日本の金融機関の国際競争力について、というようなテーマの中から選んで小論文形式で短い論文をまとめるものである。それぞれのテーマが金融の先端の知識を求められるものであるが、最優秀賞の福西君はもとより、優秀賞の5名の論文ともレベルの高いものであった。
  なお、最優秀賞の福西君には、ニューヨークへの研修旅行の機会が与えられ、リーマン・ブラザーズ本社やニューヨーク証券取引所などの視察が予定されている。本研究科の金融システム専攻や大学院公共政策学教育部では、高度な学問的な基礎が求められると同時に、実際の経済の動きに精通することも求められる。そうした意味では、企業からの寄付講座によって、このような形で懸賞論文の募集を行うことができることは意義深いものである。

リーマン・ブラザーズ証券株式会社担当者、受賞者、
研究科長、及び大学関係者との記念写真

  史料編纂所
  図書館団地総合防災訓練実施される
  11月21日(水)14時から約1時間半、図書館団地総合防災訓練が実施された。この訓練は団地内の各部局(附属図書館、教育学部、社研、情報学環、史料)が持ち回りで毎年実施しているもので、本年度は史料編纂所が実施部局として、自衛消防隊訓練と本郷消防署による消火実技訓練、応急救護訓練及び文京区役所による起震車、煙ハウスでの地震、火災体験訓練を行った。自衛消防隊訓練では、実際の119番通 報から初期消火訓練(各部局からの応援を含む消火器による消火と消火栓のホースを延ばしての消火訓練)、避難誘導訓練等を全所員参加のもとに実施した。
  また、本郷消防署による訓練では消火器による実技訓練を各部局参加者が体験し、応急救護訓練では署員から人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の説明を受けた。文京区の起震車による地震体験では過去の地震データによる揺れを、煙ハウスでは火災時の煙体験を多数が体験した。約90名の方々の参加を得て有意義なうちに訓練を終了した。

消火器訓練 煙ハウスによる煙体験

  海洋研究所
  学術研究船「白鳳丸」見学会
  文部科学省「女子中高生の理系進路選択支援事業」の委託事業として実施している「輝け未来!オーシャンサイエンスで活躍する女性研究者たち」の一環として、11月24日(土)、25日(日)の両日、海洋研究開発機構の協力を得て、晴海埠頭停泊中の学術研究船「白鳳丸」見学会が行われた。
  対象は女子中高生、教員、保護者とし、最初に本所副所長木暮教授及び白鳳丸の藤田船長から挨拶があり、引き続き海洋科学研究や海洋観測に関する講演会の後、船内見学を行った。参加者は甲板でバケツや採水器を使った海水の採取、ネットによるプランクトンの採取等を実際に体験し、船内の実験室で解析方法の説明を受け、また顕微鏡下での観察を行った。さらに本所の各分野の大学院生等から、試料採取の方法、それをどのような研究にどのように使うのか等の具体的な解説が行われ、参加者も興味深げに説明を聞いていた。講演と実習により、女性も研究船に乗船し、海洋科学研究に大いに進出していることの情報発信に努めた。
  今回の見学会に至るまでの活動として、女性教員、女子大学院生等が栃木県や埼玉県の高校に出かけ、女子高校生に対する出張授業を行った。講義にはこの事業のために独自に作成した海洋科学のテキストを用い、教員による講義だけでなく、女子大学院生による体験談等も盛り込まれ、女子生徒の関心を惹いた。
  出張授業及び白鳳丸乗船後の質疑応答やアンケート結果によれば、一連の実施を通してこの事業が海洋科学という学問分野の普及活動を促進し、次代の海洋科学を担う人材の掘り起こしの一助になった様子が窺えた。
  なお、この事業は初期の段階では女性教職員が中心であったが、事業の展開に伴い、男女合わせて多くの教職員、ポスドク、大学院生等が関わり協力し合い、さらに白鳳丸船員の多大な協力を得て成し遂げられた意義深い取り組みであったといえよう。

班ごとに大型プランクトンネットを見学する参加者 採水器を見学し、海水の採取方法の説明をうける参加者

  留学生センター・地震研究所
  留学生のための地震防災セミナー
  11月26日(月)午後、留学生センターでは、地震研究所等との共催により、本学に在学する留学生を対象にした「留学生のための地震防災セミナー」が実施された。当日は、17カ国39名の留学生が参加し、他大学などからの見学もあり、狭い会場は参加者で溢れた。本年度は、地震研究所に加えて外国人支援活動を行っているボランティア団体「文京多言語サポートネットワーク」や文京区役所防災課の協力も得て、多面的な角度からの地震に備える防災知識を得る講座となった。特に、ボランティア団体の協力により、英語、中国語、韓国語による多言語通訳対応を行ったため、より広範な留学生にとって参加しやすいセミナーとなった。
  地震研究所によるメカニズムの説明には、過去の大震災のビデオも盛り込まれ、特に地震体験の少ない国からの留学生は大きな衝撃を受けていたようであった。また、後半は文京多言語サポートネットワークと区役所防災課による地震に対する日常の備えや、非常時の対応の説明があった。これには、非常食や、避難袋の実物も提示され、より現実感のあるセミナーとなった。セミナー後のアンケートには、「これまでなにも知らなかった。非常に有益だった」、「これから非常持出品や、飲料水の備蓄をする」という声が多数寄せられた。また、今後自分の地域で行われる避難訓練に参加してみたいという意見もあり、日本で暮らす外国人留学生にとって有意義なセミナーとなった。
  なお、同様の企画が、11月14日(水)に駒場キャンパス18号館コラボレーションルームで実施され、これにはAIKOM プログラムを中心に9か国16人の留学生が参加した。

地震研究所、辻宏道准教授による講義

  大学院農学生命科学研究科・農学部
  大学院薬学系研究科・薬学部

  東京大学生物機能制御化合物ライブラリー機構・文部科学省ターゲットタンパク研究プログラム事務局
  合同開設報告会・合同披露パーティー
  11月29日(木)、本学薬学系研究科と農学生命科学研究科にそれぞれ設置された東京大学生物機能制御化合物ライブラリー機構と文部科学省ターゲットタンパク研究プログラム事務局の合同開設報告会・合同披露パーティーが薬学系総合研究棟で約70名の関係者を集め開催されました。
  同機構と同事務局が関わるターゲットタンパク研究プログラムは、昨年度まで5年間の文部科学省タンパク3000プロジェクトで整備された成果・基盤を用いて、より高難度かつ学術研究や産業振興に重要なタンパク質の構造と機能の解析を目指し本年7月より5年間の予定で文部科学省が開始したプログラムで、競争的資金制度により全体で43課題が採択され、本学からも長野哲雄化合物ライブラリー機構長をはじめ、医学・薬学・農学・生命科学などの分野から8名の代表研究者が、また20名以上の分担研究者が学部横断的に参加しています。プログラム事務局はタンパク3000プロジェクトに引き続き農学生命科学研究科が受託しています。
  開設報告会では柴崎正勝薬学系研究科長、生源寺眞一農学生命科学研究科長、松尾淳文部科学省ライフサイエンス課生命科学専門官のご挨拶の後、長野機構長より化合物ライブラリー機構の、また大野美恵事務局長よりプログラム事務局の説明がありました。
  引き続き開かれた合同披露パーティーでは、小宮山宏本学総長、菱山豊文部科学省ライフサイエンス課長、別府輝彦本学名誉教授(同プログラム推進委員会委員長)、竹中登一アステラス製薬代表取締役共同会長、桐野豊本学前副学長(同プログラム推進委員)よりご挨拶・激励があり、同プログラムと新たに設置された化合物ライブラリー機構、プログラム事務局に寄せられる関心と期待の高さが窺われるパーティーとなりました。開設報告会に先立って、農学生命科学研究棟と薬学部本館には生源寺研究科長、柴崎研究科長、菱山課長らの手により事務局と機構の看板が掲げられました。

ターゲットタンパク研究プログラム事務局看板架設
(右:生源寺農学生命科学研究科長、
左:菱山文部科学省ライフサイエンス課長)
生物機能制御化合物ライブラリー機構看板序幕
(右:菱山文部科学省ライフサイエンス課長、
左:柴崎薬学系研究科長)

小宮山総長の挨拶




  本部学務グループ
  平成19年11月1日現在学生数―学部学生14,153人、大学院学生13,500人、研究生等845人―
  本学では、毎年5月と11 月の年2回、同月1日現在の学生数を調査し「学内広報」に掲載している。本年11 月1日現在の学生数は次のとおりである。

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