東京大学 男女共同参画オフィス
- Innovation UT from Women-9月に男女共同参画オフィスがオープンして早3ヶ月。すでに様々な活動が始められています。 ◆「オフィス」の具体的な活動は?
都河 4つのプロジェクトを企画しています(4〜5ページ参照)。プロジェクト1は「キャリア確立10年の支援」。一般的に、女子学生が研究者として独立するまでの期間が約10年。その間、結婚・出産・子育てをする方も多いので支援しようと計画しています。このプロジェクト1を「キャリア支援」と「ライフ支援」の2つに分けました。キャリア支援の大きな目玉は「ポジティブ・アクション」。女性研究者の数を増やすために「2010年までに常-----(1)へ ------>>(2)思います。 
◆なるほど。では、今後1年くらいの間に東大独自の施策が出てくる可能性もありますね。
都河 そうだといいですね。「国立大学における教員(講師以上)の女性比率」を見ると、東大は4.5%で90大学中71位なんです!この数値をどうやって目標数値に近づけるか。しかし、「優秀な女性研究者を様々な大学から集めてしまうと、本学の評判が落ちるのではないか」と言われる先生もいらっし---------(3)へ
著書の紹介 都河明子さん 都河明子プロフィール
◆まずは、男女共同参画室と男女共同参画オフィスの違いから、教えてくださ
い。
都河 昨年、東京大学基本組織規則第18条に基づいて、男女共同参画室が発足しました。担当理事が辰野理事、その下に進学促進部会、勤務態様部会、環境整備部会という、3つの委員会的組織があります。
 そして今年、文部科学省から本学に科学技術振興調整費をいただき、男女共同参画オフィスが設立されました。「室」と「オフィス」は必ずしも活動が重なるわけではありませんが、「オフィス」は「室」の実働部隊的な性格を持っています。
------>>(1)勤研究者の採用者に占める女性の比率を25%以上とする」という目標を立てました。また、常勤の女性研究者の割合を理10%、工9%、農15%、保20%と目標を立て、総長も合意されています。このポジティブ・アクション達成のため来週から何人かの科所長さんを訪問し、「どんな施策が東大に適しているのか」をヒアリングする予定です。たとえば、北海道大学のように「女性研究者を1人採用したら、その研究科に3分の1の研究費をつける」というインセンティブを与える方式もあります。そういう具体的施策を各科所長さんに提案して、積極的に検討していただくよう、お願いしたいと-------(2)へ
------>>(3)ゃいます。たしかに、女子学生を増やして下から育て上げていくという努力が大切なのだとも思いますね。他に、キャリア支援の目標としては「女性研究者の情報ネットワーク構築」と「研究補助人材バンクの設置」を考えています。女性研究者が各部局で孤立して悩む状況を避けるためにネットワークを作ろう。産休明けなどの女性研究者の研究補助者になってくれる人を登録できる人材バンクを作ろう。そんなことを考えています。ライフ支援のほうは渡井さんの担当ですので。ね、渡井さん(笑)。
渡井 はい。それでは私が(笑)。ライ-----------(4)へ

------>>(4)フ支援の活動で現在、メインなのは「大学内の保育施設の整備」ですね。一番ニーズの高い本郷キャンパス保育園については、来年4月に開園予定で計画を進めています。また、学内に複数の保育園が出来るので東京大学の保育園の統一基準を作成しており、本郷・駒場・柏・白金の各キャンパスが連携して、より良い東大の保育園を作ろうと議論を重ねています。
都河 4キャンパスとも来年開設予定で急ピッチの展開なんですよ。
渡井 そうですね。実際、現在のメールでの問い合わせは圧倒的に保育園に関する相談が多いんです。私は相談員とい------------(5)へ
------->>(6)ポスドクの方からは「育児休暇が取れる
か」といった相談ですね。妊娠初期の方で「産むべきか産まざるべきか」といった相談もあります。私は助産師や保健師として相談業務も多く経験してきましたので、非常にそれが生かせていると思います。

◆そういう相談を受け付ける相談室も設置するのですか?
渡井 はい。年明けか、遅くとも4月から特定の曜日と時間を決めて個別相談に対応できる相談室を作る予定です。個別相談数が増えた場合には、私以外にも相談員を置いて、保育園関係の相談などはある程度対応していただき、私は----------(7)へ
------>>(8)向け白鳳丸見学会を、理学部ではサイエンスカフェを、それぞれ開催しています。そのような「室」や部局の活動をサポートする意味も込めて、「東大Women(仮)」という女子高生向けDVDを作ろうと思っているんです。
 また、3つ目のプロジェクトとして「女性------------下へ
------->>(4)フ支援の活動で現在、メインなのは「大学内の保育施設の整備」ですね。一番ニーズの高い本郷キャンパス保育園については、来年4月に開園予定で計画を進めています。また、学内に複数の保育園が出来るので東京大学の保育園の統一基準を作成しており、本郷・駒場・柏・白金の各キャンパスが連携して、より良い東大の保育園を作ろうと議論を重ねています。
都河 4キャンパスとも来年開設予定で急ピッチの展開なんですよ。
渡井 そうですね。実際、現在のメールでの問い合わせは圧倒的に保育園に関する相談が多いんです。私は相談員とい-------------(5)へ
------->>(6)ポスドクの方からは「育児休暇が取れる
か」といった相談ですね。妊娠初期の方で「産むべきか産まざるべきか」といった相談もあります。私は助産師や保健師として相談業務も多く経験してきましたので、非常にそれが生かせていると思います。

◆そういう相談を受け付ける相談室も設置するのですか?
渡井 はい。年明けか、遅くとも4月から特定の曜日と時間を決めて個別相談に対応できる相談室を作る予定です。個別相談数が増えた場合には、私以外にも相談員を置いて、保育園関係の相談などはある程度対応していただき、私は----------(7)へ -------->>研究者の国際性を育む」というテーマがあります。現在、文部科学省科学技術振興調整費のもとに20の大学・研究所が活動を開始していますが、このテーマは東大独自のものです。このテーマのもとに、11月9日(金)に、米国立科学財団前長官のリタ・コルウェルさんを迎えて講演会を開催しました。
 それから、4つ目のプロジェクトとして本学の「女性研究者白書を作ろう」と-----------下へ
渡井いずみさんプロフィール 渡井いずみさん ------->>考えています。本学の男性研究者、女性研究者、それから科所長さんにアンケートをとりたいと計画しています。現在は女性研究者に対する施策が遅れているので女性の支援ばかりやっているように見えますが、本来の男女共同参画の意味から考えれば「男性研究者も深夜まで実験しているのは良いことなのか」ということですね。だから男性の方々からもご意見を伺いたいと思っています。
渡井 そうですね。東大の男女共同参画は、女性ばかりでなく男性も視野に入れた活動にしていきたいですね。これは、いつも、都河先生と私で話していることです。たとえば、保育園に関して言えば、「女性研究者支援が目的なの-----------下へ
------>>(5)う立場ですので、様々なご相談を受け付け始めています。まだ、相談室は設置されていませんが、メールによる相談や問い合わせはかなり来ています。保育園に関するメール相談では、女性だけでなく男性の教職員や院生、留学生、また外国の研究者を受け入れる指導教員の先生からも「本郷の保育園はいつ出来るのか」、「どこか子供を預かってくれるところを紹介してほしい」といった相談が多く寄せられています。
都河 すでに実際にお会いしての相談業務も始めていますよね。
渡井 はい。例えば妊娠中の方からの相談で、学生さんですと「休学できるか」、----------(6)へ
------>>(7)じっくり相談に乗る必要のある方に重点を置こうと思っています。

◆プロジェクト2の「プレキャリア10年の支援」というのは?
都河 ここでいう「プレキャリア」とは「女性が大学院に入る前の10年間」を指しています。つまり、プロジェクト2は「女子中高生の皆さんにいろいろな情報を提供して、東大の女子学生を増やしていこう」という試みです。すでに、「室」の進学促進部会が中心となって様々な試みを行っています。オープンキャンパスでは「女子学生コース」を設けていますし、部局単位でも、海洋研究所では女子高生---------(8)へ
------>>だから、男性教職員からの入所希望は順位を下げるべきだ」という意見もあります。男女共同参画に対するイメージが人それぞれだということですね。だけど、「男性の子育て」というモデルが東大内で見られるのも大切なことだと思います。-----------下へ
------->>(5)う立場ですので、様々なご相談を受け付け始めています。まだ、相談室は設置されていませんが、メールによる相談や問い合わせはかなり来ています。保育園に関するメール相談では、女性だけでなく男性の教職員や院生、留学生、また外国の研究者を受け入れる指導教員の先生からも「本郷の保育園はいつ出来るのか」、「どこか子供を預かってくれるところを紹介してほしい」といった相談が多く寄せられています。
都河 すでに実際にお会いしての相談業務も始めていますよね。
渡井 はい。例えば妊娠中の方からの相談で、学生さんですと「休学できるか」、-------------(6)へ
------>>(7)じっくり相談に乗る必要のある方に重点を置こうと思っています。

◆プロジェクト2の「プレキャリア10年の支援」というのは?
都河 ここでいう「プレキャリア」とは「女性が大学院に入る前の10年間」を指しています。つまり、プロジェクト2は「女子中高生の皆さんにいろいろな情報を提供して、東大の女子学生を増やしていこう」という試みです。すでに、「室」の進学促進部会が中心となって様々な試みを行っています。オープンキャンパスでは「女子学生コース」を設けていますし、部局単位でも、海洋研究所では女子高生---------(8)へ
------>>都河 ですから、東大における男女共同参画のキーワードは、ダイバーシティ(多様な人材登用)と……。
渡井 ワーク・ライフ・バランス。
都河 それが今後の活動のカギになってくると思っているんです。
(11月22日 男女共同参画オフィスにて)

男女共同参画オフィスの紹介 ライフ支援
21世紀の世界の課題の一つは、性別をこえた人々のつながりを創り出し、より豊かな文化と社会の活力を育てることにあると思います。東京大学でもその課題に向かって行動が始まっています 女性研究者がキャリアを確立する10年の時期に遭遇しやすいライフイベントである妊娠、出産、子育てに対する支援に重点を置いた活動をします。
●大学内の保育施設整備
  本郷、駒場、白金、柏キャンパスに教職員や学生等が利用で
  きる保育園を整備し、それぞれの連携ネットワークを構築します
●女性研究者支援相談室の設置
  本郷キャンパス内に相談室を設置し、個人のキャリアや家庭状
  況に合わせて、きめ細やかな情報提供やアドバイスを行います。
看板上掲式
オフィスの活動-キャリア確立10年
の支援

オフィスの活動-プレキャリア10年
の支援

東大病院いちょう保育園
キャリア確立
 10年の支援
オフィスの活動-女性研究者の国際性
を育む

オフィスの活動-「東大女性研究者
白書」の作成
女性研究者の育成・支援のうち、
女子学生が研究者として独立する
までの10年間を重点支援します ・子育て情報提供
・利用者相互の情報
コミュニティ
・保育園間の相互交流
・子育て情報提供
・利用者相互の情報
コミュニティ
・保育園間の相互交流
●ポジティブ・アクション
  2010年までに男女共同参画への職場意識を高め、女性
  研究者の就労環境を改善していく下記の取り組みを展開
  します。
・子育て情報提供
・利用者相互の情報
コミュニティ
・保育園間の相互交流
・子育て情報提供
・利用者相互の情報
コミュニティ
・保育園間の相互交流
●女性研究者の情報ネットワーク構築
  各学部の女性研究者のネットワークを構築し、女性研究者
  がそれぞれの部局で孤立し悩むことなく、全学的に交流す
  ることを可能にし、改善に向けての施策提言等を行います。
・子育て情報提供
・利用者相互の情報
コミュニティ
・保育園間の相互交流
●研究補助人材バンクの設置等

プレキャリア10年の支援
インフォメーション
主に女子中高校生を対象に、現役の理系女子学生や社会で活躍している女性研究者の活動を紹介し、ロールモデルを提供するとともに理系を専攻することによる将来の不安を払拭することを目的とした活動を行います。
輝け未来!オーシャンサイエンスで活躍
する女性研究者(海洋研究所)
男女共同参画室&オフィスのHPをリニューアルしました。
リーフレットを作成しました。
「東京大学 男女共同参画の取り組み」
●女子高校生向け冊子
女子高校生のための「サイエンスカフェ
本郷」(理学部)
●女子高校生向けDVD
初めての女子東大生
●オープンキャンパス
●就職ガイダンス等
女性研究者の国際性を育む
研究者の視野を広げるために、国際的に活躍する女性研究者をお招きして、シンポジウム等を開催します。
窪島 結子(オフィススタッフ)
 中村 和代(オフィススタッフ)
●リタ・コルウェルさん講演会
●国際シンポジウム
リタ・コルウェルさん講演会-- 講演会は「科学技術分野における女性研究者の活躍促進」をテーマに、問題提起・基調講演・ディスカッションの三部で構成され、まず日本および東京大学の現状と課題について、都河明子・男女共同参画オフィス特任教授と村嶋幸代・男女共同参画室室長(医学系研究科教授)より問題提起がなされました。
リタ・コルウェルさん講演会-- 講演会は「科学技術分野における女性研究者の活躍促進」をテーマに、問題提起・基調講演・ディスカッションの三部で構成され、まず日本および東京大学の現状と課題について、都河明子・男女共同参画オフィス特任教授と村嶋幸代・男女共同参画室室長(医学系研究科教授)より問題提起がなされました。 東京大学の男女共同参画活動を支える面々
リタ・コルウェルさん講演会-- 講演会は「科学技術分野における女性研究者の活躍促進」をテーマに、問題提起・基調講演・ディスカッションの三部で構成され、まず日本および東京大学の現状と課題について、都河明子・男女共同参画オフィス特任教授と村嶋幸代・男女共同参画室室長(医学系研究科教授)より問題提起がなされました。


このページに関するお問い合わせは総務部広報課まで

サイトポリシー | © 東京大学