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東大生へのメッセージ

グローバルキャンパスで知的リーダーへ成長を

 「グローバル化」という言葉は、すでに空気のようなキーワードになりつつありますが、その一方で、大学のグローバル化はまだ始まったばかり、これからもますます盛り上げていく必要を実感しています。本学は2014年度に、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択されました。これをうけて、この事業の軸である世界トップ大学との戦略的パートナーシップを中心に、多様な価値観と背景を持った学生・研究者たちが、互いに切磋琢磨するグローバルキャンパスの実現に向け、様々な国際的学習・研究の機会を提供しています。

  思えば私の学生時代には、留学と言えば多くの場合、自分ですべてをアレンジして大学を休学するしかなく、単位互換も読み替えもなかった時代で大変ハードルの高いものでした。今の学生には、留学等に関する相談窓口があり、大学からの集約された情報提供、充実した海外渡航保険や危機管理サービス等、また、協定大学への授業料不徴収を伴った交換留学や様々な奨学金制度など、手厚いサポートが提供されていて、羨ましく感じることもしばしばです。交換留学以外にも、本学が推奨・紹介する短期プログラム、海外インターンシップ、海外ボランティア等に参加すれば、自身の視野を広げスキルアップする良い経験となるでしょう。さらに、国内のキャンパスでも、少し気をつけて情報を集めると、世界中から集う学生との交流の機会が数多く見つかるでしょう。これは世界の優秀な人材が集う本学ならではの特典です。

  海外留学を決めた学生の皆さんにお願いが三つあります。一つ目に、留学中は皆さんが東京大学の顔になることに誇りを持って勉学に励んでいただきたいこと、次に、留学先で本学を含め日本への留学を希望する学生に出会ったら是非彼らを支援していただきたいこと、最後に、帰国後はぜひ皆さんの経験を学内外でシェアし友人や後に続く人たちへの応援をお願いしたいことです。多様な価値観の中で、人とのつながりを大切にして善意の連鎖を産み出してゆくことも、グローバル化の進むこれからの世界に生きる皆さんの大切な素養の一つと信じるからです。

 皆さんが、本学が提供するあらゆる機会を有効に活用し、「世界の多様な人々と共に生き、共に働く力を持った」(東京大学ビジョン2020より)知的リーダーへと成長されることを心から期待します。

 東京大学理事・副学長   羽田 正 

 

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