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対談・上映会『キネマ博物誌――映像による万有知の構築』

掲載日:2016年6月24日

基本情報

区分 その他
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生
開催日(開催期間) 2016年7月23日 16時 — 18時
開催場所 その他学内・学外
会場 インターメディアテク2階「ACADEMIA(レクチャーシアター)」
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー/KITTE 2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
定員 48名
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
席に限りがありますので予めご了承ください。
お問い合わせ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)

世界のあらゆる事象を映像に留め、それを保有する。これはもはや科学的空想ではありません。インターネット上の動画投稿によって、知の参加型構築が世界規模で可能になっているからです。
早くも1951年に、この大計画を構想した人々がいました。ドイツ・ゲッティンゲン科学映画研究所の主導で、自然界から人間社会に亘るあらゆる「動き」を16ミリフィルムに記録し、そのデータを人類で共有するプロジェクトが、『映像百科事典(エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ)』の名前で始動しました。

二千本以上に及ぶ短編科学映画アーカイブは、生物学・民族学・技術科学の三分野に区別され、半世紀前の世界の姿を留めています。微生物の反応など肉眼で捉えられない現象を映画技術によって可視化すると同時に、失われていく社会慣習や廃れた技術を記録するという映像人類学的な役割も果たしています。また、フィルムという媒体がもつ複製可能性を活かし、このコレクションのコピーが世界に渡りました。日本でも、「百科事典」の始祖と目される下中弥三郎の功績をたたえるべく創設された公益財団法人下中記念財団によって全巻が保存されています。

IMTカレッジでは、博物学研究の第一人者である荒俣宏氏を迎え、この貴重な映像コレクションに映された知の世界の上映とそれを巡るディスカッションを行います。オリジナルの16ミリフィルムの上映を楽しみながら、映像による世界構築の可能性について議論します。

<ディスカッサント>
荒俣宏(博物学研究者)
西野嘉章(東京大学総合研究博物館長)

日時:2016年7月23日(土)16:00-18:00(開場15:30)
会場:インターメディアテク2階「ACADEMIA(レクチャーシアター)」
参加費:無料
定員:48名(先着順)※ 席に限りがありますので予めご了承ください。
主催:東京大学総合研究博物館+公益財団法人下中記念財団
協力:一般社団法人記録映画保存センター





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