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「東京大学スポーツ先端科学研究拠点」の開設及び日本スポーツ振興センター・日本障がい者スポーツ協会との連携協定の締結について

掲載日:2016年5月20日

 東京大学は平成28年5月19日(木)、新しい研究拠点として「東京大学スポーツ先端科学研究拠点」(The University of Tokyo Sports Science Initiative: UTSSI)を開設しました。この拠点では、スポーツ・健康科学(体力トレーニング、運動学習、ニューロリハビリテーション、バイオメカニクス等)及び関連分野(バリアフリー開発、ロボット工学、ゲノム生命科学等)における本学の学術成果を基盤として、超高齢社会における健康づくりや健康寿命の延伸、高齢者や障がい者のQOL(Quality of Life)向上、バリアフリー化の推進、本学学生やトップアスリートの運動能力向上、競技力強化等の実践的課題に関する分野横断的な研究を推進し、本学の学術成果を真に社会に還元することを目指します。

 上記の目的を達成するための社会連携の一環として、本学は独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC: Japan Sport Council)、及び公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA: Japanese Para-Sports Association)と平成28年5月20日(金)に連携協定を締結しました。協定の締結はまず、日本スポーツ振興センター(JSC)と本学との間で行われ、JSCの大東和美理事長と本学の五神総長が協定書に署名しました。その後、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)と本学との協定の締結に移り、JPSAの鳥原会長と本学の五神総長が署名を行いました。締結後、JSCの大東理事長、JPSAの鳥原会長と本学の五神総長がアテネ・北京・ロンドン パラリンピック射撃日本代表の田口亜希さんとともに、遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック大臣及び馳浩文部科学大臣、鈴木大地スポーツ庁長官と面会し、協定の締結を報告しました。

 本学の「東京大学スポーツ先端科学研究拠点」(UTSSI)では、まず直近の課題として、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた選手強化支援を視野に、JSCの国立スポーツ科学センター(JISS)やJPSAの日本パラリンピック委員会(JPC)をはじめとした学外機関とも連携して、先端的科学研究及び各種サポートを推進します。特に社会のバリアフリー化という広い見地から、パラリンピアンへの支援に力を注ぐ予定です。 

  
 

対象者: 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業



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