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平成27年度「文学部夏期特別プログラム」を実施しました (人文社会系研究科・文学部)

2015年08月25日掲載

実施日: 2015年08月01日 ~ 2015年08月15日

 2015年8月1日(土)~8月15日(土)の15日間、東京大学文学部とセインズベリー日本藝術研究所(英国)の連携により、学部教育の総合的改革に係る部局別改革プランの一つとして、平成27年度「文学部夏期特別プログラム」を考古学や文化遺産の各分野を中心に実施しました。
 このプログラムは、本学及び東京近郊での博物館実習や文学部附属北海文化研究常呂実習施設(北海道北見市常呂町)での遺跡発掘体験等を通じて、本学の学部学生とセインズベリー日本藝術研究所が募った海外の学部学生が、異なる価値観に触れながら体験的に学ぶ機会を提供するものです。
 昨年度第1回を実施し、第2回となる本年度のプログラムには、文学部と教養学部の学生4名、セインズベリー日本藝術研究所によって希望者多数から選考された、欧米大学の学生5名の計9名が参加しました。
 8月1日(土)~8月7日(金)の7日間は、都内において歴史系博物館や美術館・史跡の見学を中心に実施した他、日本の文化体験として、下町文化が色濃く残っている「谷中、根津、千駄木」地区でグループ・ワークを行い、酷暑の中で初めてのかき氷に笑みがこぼれていました。
 8月8日(土)~8月15日(土)の8日間は、北海道に渡り、常呂実習施設で2009年に調査を開始し、現在も調査を継続している大島2遺跡(北見市常呂町)での竪穴住居跡(11世紀頃)の発掘体験や勾玉の製作、土器の接合体験等の他、地域の方々との交流として、早朝ホタテ貝の養殖現場の見学も行いました。
 発掘体験では、直径8m弱の竪穴住居跡を対象に当時の生活面まで掘り下げることを目標として作業を行いました。スコップを使い20cm程度の表土と、樹木の根を取り除くもので、掘り出した土と根の搬出、またスコップで掘るという体力と根気が必要な作業に、蚊などの害虫と暑さが加わり見た目以上に大変なものですが、参加した学生達は丹念に作業を行い、現場からは土器などの遺物も出土しました。また、プログラム最終日、修了を祝うかのように、常呂町で花火大会があり、常呂川で最後の夜を楽しみました。
 このような様々な体験によって、本学とセインズベリー日本藝術研究所の学生との交流も深まり、非常に有意義なプログラムとなりました。



ガイダンス・集合写真

博物館実習・国立新美術館

竪穴住居跡・発掘体験
 
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