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抗加齢研究シンポジウム「抗加齢研究の最前線:ワシントン大学 今井眞一郎先生を囲んで」

掲載日:2015年10月20日

実施日: 2015年10月05日

10月5日(月)に抗加齢研究シンポジウム「抗加齢研究の最前線:ワシントン大学 今井眞一郎先生を囲んで」を本学 武田ホール(武田先端知ビル 5階)で開催しました。当日は大学、企業、一般から約200名の参加者を集め盛況裡に開催され「Productive Aging」を考える機会となりました。

松尾 泰樹 文部科学省大臣官房参事官の挨拶に続き、慶應義塾大学 坪田 一男 教授(日本抗加齢医学会理事長)による「抗加齢研究新時代:“食、運動、ごきげんでアンチエイジング !”」、ワシントン大学 今井 眞一郎 教授による「The NAD World 2.0: NAMPT/NAD+/SIRT1により制御される臓器間コミュニケーションの老化・寿命制御における重要性」の各講演が行われました。
松尾大臣官房参事官からは、「日本における高齢化をリスクからベネフィットに転換するためにも抗老化研究は非常に重要な課題であり、本シンポジウムは抗老化研究最先端の知見に触れる貴重な機会」との御挨拶がありました。坪田教授の講演では、'Happy people live longer. ’ をキーワードに、ごきげんに暮らすことの大切さが強調され、先生の主導で全員が立ち上がってスクワットをするなど、会場全体がお話に引き込まれました。今井先生の講演では、先生が機能を発見されたサーチュイン、特にSirt1とNMNを中心にした抗老化研究の最先端について詳細な紹介がありました。

会場には、老化の分子機構や抗老化研究を専門とする学生や教職員だけでなく、抗老化に興味を持つ一般の方からも多くの参加があり、大変有意義だったとの意見が多数寄せられました。そして予定時間を大幅に過ぎて閉会になった後も、講演者とのディスカッションを臨む研究者の列が続き、盛況のうちに終了しました。

関連URL:http://fesb.ch.a.u-tokyo.ac.jp/



松尾 泰樹 文部科学省大臣官房参事官による挨拶

坪田 一男 教授による講演の様子

今井 眞一郎 教授による質疑応答の様子
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