教育学研究科附属心理教育相談室公開講座の開催

実施日： 2015年11月08日

教育学研究科附属心理教育相談室の公開講座が、2015年11月8日（日）に福武ラーニングシアターにて開催されました。公開講座は毎年実施されていますが、今年は「日本文化と心理療法～禅やマインドフルネスとの関連に注目して～」というテーマで行われました。当日はあいにくの雨天にもかかわらず、各領域の専門職や学生など130名にのぼる多くの参加者がありました。
 
第一部では、森田療法研究所所長・北西クリニック院長の北西憲二氏が「マインドフルネス、あるがまま、そして森田療法」というタイトルで、また曹洞宗国際センターの藤田一照氏が「無心（no mind）とマインドフルネス（mindfulness）」 というタイトルでそれぞれ講演を行いました。
 
第二部では、下山晴彦教授の司会のもと、講演者に高橋美保准教授を交えて、ディスカッションが行われました。禅やマインドフルネスという切り口から、現代の心理療法のあり方を問う議論が展開され、大いに盛り上がった公開講座となりました。
 

関連URL：http://www.p.u-tokyo.ac.jp/soudan/070koukaikouza/kk2015.html