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教育学研究科附属心理教育相談室公開講座の開催

掲載日:2016年11月10日

実施日: 2016年10月23日

教育学研究科附属心理教育相談室の公開講座が、2016年10月23日(日)に福武ラーニングシアターにて開催されました。公開講座は毎年実施されていますが、今年は「いじめの理解と支援」というテーマで行われました。いじめ対策に取り組む教師や臨床心理士等にいじめ問題に関心をもつ一般の方も含めて130名にのぼる多くの参加者がありました。第一部「いじめの問題を理解する」では、医学部附属病院精神神経科助教の滝沢龍氏が「いじめの深刻な長期的影響」というタイトルで、また筑波大学医学医療系社会精神保健学口座教授の斎藤環氏が「日本におけるいじめ被害の構造的問題」 というタイトルでそれぞれ講演を行いました。
 
第二部では、下山晴彦の司会のもと、講演者の対談が行われました。ライフサイクル全体に及ぶいじめの深刻な影響の実態に加えて、日本のいじめはスクールカーストと呼ばれる特殊な学校状況に結びついているとの議論が展開され、大いに盛り上がった公開講座となりました。

関連URL:http://www.p.u-tokyo.ac.jp/soudan/070koukaikouza/kk2016.html



ディスカッションの様子

講演する滝沢龍氏

講演する斎藤環氏
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