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現場の知、市民の知を有機的に組み込んだ次世代型市民協働プラットフォームの開発

掲載日:2017年1月19日

実施日: 2017年01月19日

千葉市と東京大学生産技術研究所・関本研究室は、昨年度から「ちばレポデータの分析とその有効活用に関する共同研究」を実施していますが、このたび、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の支援を受け、東京大学を主体に他自治体や民間事業者等の参画の下「次世代ちばレポ“MyCityReport”実証実験」を開始しました。

「ちばレポ(ちば市民協働レポート)」とは、千葉市内で起きている様々な地域の課題を、 ICT(情報通信技術)を使って、市民がレポートすることで、市民と市役所(行政)、市民と市民の間で、それらの課題を共有し、合理的、効率的に解決することを目指す取組みです。

「次世代ちばレポ“MyCityReport”実証実験」は、「ちばレポ」をベースにしつつもさらに機械学習、IoTや最適資源配分等の機能を組み込んだオープンソースベースの次世代型の市民協働プラットフォームを開発し、全国の地方自治体に展開を目指す“MyCityReport”の開発・実証を、自治体の関係部署や住民の参画により行っていくとともに、実証実験終了後も、システム提供サービスを継続利用するための仕組み(共同運営の仕組み)も併せて検討します。

今回の実証実験を通じて、全国の自治体で安価にシステムを利用できる環境が整えらるなど、ちばレポの仕組みと理念の全国展開が期待されます。

関連URL:http://sekilab.iis.u-tokyo.ac.jp/



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