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第11回東京大学学生発明コンテストが開催されました

掲載日:2017年3月1日

実施日: 2017年02月22日

 生産技術研究所、産学協創推進本部、(一財)生産技術研究奨励会の共催により、4年ぶりに東京大学学生発明コンテストが開催され、2月22日(水)の表彰式において、発明大賞を受賞した有吉洸希君(医学系研究科生体物理医学専攻博士課程3年)をはじめ、受賞者7名に表彰状ならびに副賞が授与されました。
 11回目を迎えた東京大学学生発明コンテストは、18名から21件の応募があり、書類審査を通過した9件について最終審査(プレゼンテーション)が行われました。発明大賞「体内埋込式人工腎臓」は、人工透析患者の負担を大きく軽減する社会的な意義が認められての受賞となりました。産学協創推進本部長賞を受賞した平田優介君(総合文化研究科広域科学・生命環境科学系専攻修士課程1年)の「CMOSを用いたポータブル匂いセンサー」は、微弱な細胞の応答シグナルを増幅する仕組みの斬新さが認められました。生産技術研究所長賞を受賞した早川大智君(工学系研究科物理工学専攻修士課程2年)の「前方光散乱を用いたin-situ液滴径測定装置」は、新しいアルゴリズムにより高精度の測定が短時間で実行できる有用性の高さが評価されました。
 今後は、特許講座と東京大学学生発明コンテストの2本立てで、知的財産権の理解を深める場を提供したいと考えています。
 

関連URL:http://hatsumei.iis.u-tokyo.ac.jp/



鹿園直毅生産技術研究所産学連携委員長(右)から発明大賞の賞状を受け取る有吉洸希君(左)

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