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「過去を振り返らず、未来を創造し続ける挑戦者たれ」 先端研創立30周年記念式典を開催 (先端科学技術研究センター)

2017年10月18日掲載

実施日: 2017年10月11日

「過去を振り返らず、未来を創造し続ける挑戦者たれ」

先端科学技術研究センター創立30周年記念式典を開催


先端科学技術研究センター創立30周年記念式典が、10月11日にANAインターコンチネンタルホテル東京にて挙行されました。
当日は、先端研OBで作家の堺屋太一氏と第5代センター長で外務大臣科学技術顧問の岸輝雄東京大学名誉教授による基調講演、先端研6分野の教員による特別講演も行われ、来賓及び学内関係者など300名以上が出席する盛大な会となりました。

式辞や祝辞には皆様からの先端研への期待が込められており、先端研が今後その期待にいかに応え、さらには期待を超えるような活動をいかに展開するかという新たな課題をいただきました。式辞・祝辞の一部を、以下に抜粋してご紹介いたします。


■先端科学技術研究センター創立30周年記念式典 式辞・祝辞(登壇順、敬称略)

[式辞]

先端研は創立以来、常に挑戦者であり続けている。
過去を振り返らず、現在と未来を見つめるのが先端研のDNA。
このDNAを引き継ぎ、自ら創造する未来に向かって、人と社会のために挑戦を続けたい。

――― 神崎 亮平 先端科学技術研究センター所長

先端研は東京大学における「特区」である。他部局との違いの中にこそ、先端研の存在意義がある。
現在、社会とこれまで以上に強い信頼関係を持って一緒に行動する方向に変化している東京大学は、
いわば「東京大学全体が先端研になった」とも言える。
先端研にとっての30年の伝統は守るべき誇りではなく、新たな挑戦への自負と自信として受けとめてほしい。
これまで以上に野心的にチャレンジし続ける「特区」としての先端研を全力で応援する。

――― 五神 真 東京大学総長

[祝辞]

先端研は、発足当初に国立大学初の寄付研究部門を開設し、
1998年には知的財産の権利化や移転ライセンス業務を行う株式会社CASTIを設立するなど、
国立大学における先端的な産学連携への取り組みを推進してきた。
近年では、ユニークな能力を持つ子どもの突き抜けた関心を育てる異才発掘プロジェクトを実施している。
先端研には引き続き先端的な役割を期待している。

――― 関 靖直 文部科学省研究振興局 局長

2016年4月に発生した熊本地震は、阪神・淡路大震災並みの地震が28時間以内に二度起こり、
4,300回の余震があった。
先端研とは震災直後から協力関係を築いており、2017年4月には先端研、熊本大学、熊本県で
包括的連携協定を締結し、現在、震災アーカイブも含めた震災の研究を行っている。
多くの犠牲を伴ったこの地震を徹底的に研究し尽くしてほしい。

――― 蒲島 郁夫 熊本県知事

先端研とは2006年から連携活動を行い、2012年には石川県、(公財)石川県産業創出支援機構、
先端研の連携協定を締結した。
2013年には産学連携支援制度を立ち上げ、これまでの4年間で延べ15件の共同研究を採択、
その中から特許出願、国の大型プロジェクト採択などの好事例が生まれている。
先端研の協力は石川県の技術力の底上げにつながり、大変心強く感じている。

――― 谷本 正憲 石川県知事
※代読

今回の式次第を頂戴し、「この官僚的な式次第は、本当に先端研がやることなのか?」と驚いた。
正直なところ、ずいぶん頭が堅いなと思った。
イノベーションは、非常識を常識化するところにある。
大胆に大きなリスクにチャレンジしてこそ、先端研の意義がある。
未来志向、そして非常識を常識に変える。これから飛躍的に、世界のリードオフマンとして活躍してほしい。

――― 笹川 陽平 日本財団 会長

エネルギーに携わる研究者は、産学官いずれに所属する者も従来にも増して使命感を持って
課題に取り組まなければならない。
先端研は新エネルギーの基礎研究分野で素晴らしい研究成果を上げてきた。
2008年、私たちは共同研究拠点としてENEOSラボを立ち上げた。
このオープンイノベーションの場を活用して革新的なエネルギー技術を開発し、
成果を社会実証につなげていきたい。

――― 野呂 隆 JXTGエネルギー株式会社 取締役・副社長執行役員
※代読

2016年11月に、本郷と先端研に日立東大ラボを立ち上げた。
開所セミナーでは、神崎所長をはじめ、東京大学の知を集めてさまざまな議論を行った。
日立東大ラボでは、Society 5.0に向けビジョンを創生・発信し、
そのビジョンの実現に向けた課題解決に取り組むという新しい形の研究開発を目指している。
新しい領域を切り拓き、社会実装まで行うことで、一緒に世界にイノベーションを起こしたい。
そして、先端研40周年、50周年のときにも、共に未来を語りたい。

――― 鈴木 教洋 株式会社日立製作所 執行役常務・CTO兼研究開発グループ長

It is a huge honour and a great pleasure for me to be the only international speaker today – and that word – “international” is the first of a few English words beginning with “in” that I will mention in my brief presentation.
“Interdisciplinary” – one of the founding principles of RCAST. I looked at the list of RCAST’s researchers and then randomly selected all those with family names beginning with “S”. There are eleven of them. This is a truly impressive list – and I am sure that – using two more “in” words, the “interactions” among these researchers lead to superb “insights”. I have no time to explore another “in” word – “innovative”. But it is very much there. I would like instead to choose “inspirational”.
For, above all, that is what RCAST’s work is – and I am sure will continue to be over its next 30 years.

――― David COPE ケンブリッジ大学 教授
 
基調講演1:堺屋 太一 元国務大臣経済企画庁長官

「これまでの社会をさらに前進させ、一歩変え、新しい、楽しい日本を創ろう」

基調講演2:岸 輝雄 外務大臣科学技術顧問

「イノベーション、文化、安全保障の3つを併せたグローバル外交に文理融合で大いに携わってほしい」



「先端研は挑戦者であり続けている」と式辞を述べる神崎 亮平 先端研所長

「先端研は東京大学における特区である」と話す五神 真 東京大学総長

先端研フェローでもあるDavid COPE ケンブリッジ大学教授
 
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