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総合研究博物館本郷本館にてAMS公開ラボ竣工記念披露会が開催される (本部博物館事業課)

2015年06月08日掲載

実施日: 2015年05月29日

 総合研究博物館本郷本館にて、最先端のコンパクトAMS(加速器質量分析装置)を展示室に配置した「AMS公開ラボ」の竣工記念披露会が、平成27年5月29日に開催されました。
 西野嘉章総合研究博物館長より、開会の挨拶と出席した学内外の関係者に感謝の言葉が述べられ、伯東株式会社、株式会社パレオ・ラボ、吉田邦夫総合研究博物館特招研究員には、AMS公開ラボの設立に尽力したとして感謝状が渡されました。
 今回、本郷本館に設置された「コンパクトAMS」は、極微量の放射性炭素を専門に測定する分析装置で、加速器の中では比較的低い電圧で測定ができるため、放射線管理区域外でAMS測定が可能となり、展示空間への設置が実現しました。
 本郷本館は、「知の回廊」事業(新たな知が生み出される研究現場を間近に感じることができる「研究現場展示」を創出する計画)による改装のため、現在休館していますが、今回お披露目したAMS公開ラボは「研究現場展示」の核となる施設です。
 本郷本館の再開は2016年を予定しており、総合研究博物館の前身である総合研究資料館が発足したのが1966年、総合研究博物館に改組したのが1996年と、それぞれ節目の年でもあります。
 今後も皆様のご期待に添えるよう、魅力ある博物館としての機能を充実させるように努力してまいりますので、皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
 

※AMS(Accelerator Mass Spectrometry)
主に放射性炭素(14C)を測定して、様々な有機物が何年前につくられたのかを決定する年代測定のための加速器質量分析装置。放射性炭素は時間とともにβ線という放射線を発しながら放射壊変し、窒素に変化する性質があり、その崩壊速度は約5730年で放射性炭素が半分になる割合なので、炭素が含まれている有機物(木炭や骨、貝殻など)を分析することで、その年代を決定することができる。

総合研究博物館ニュース「Ouroboros(ウロボロス)」にもAMS公開ラボの記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/web_museum/ouroboros/v20n1/v20n1_yoneda.html

 



感謝状を読み上げる西野館長

AMS公開ラボはガラス張りとなっている

施設内を見学する関係者たち
 
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