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第5回国際広報勉強会でThe Conversationについて学びました (広報室)

2016年12月27日掲載

実施日: 2016年12月21日

第5回国際広報勉強会が2016年12月21日に安田講堂の会議室で開催されました。今回は学術系ニュースサイトThe Conversation Globalの編集者Reema Rattanさんを講師に迎え、研究内容をわかりやすく世界の人々にアウトリーチする方法について考察しました。参加した学内の広報関係教職員は、効果的な国際広報のポイントを学ぼうとReemaさんの話に熱心に耳を傾け、活発に質問していました。
 
The Conversationは2011年にオーストラリアで誕生した、学術関係者や専門家の研究をわかりやすいニューススタイルで伝えるメディアウェブサイトです。本学のUTokyo Researchのようなウェブサイトだと思っていただければ、わかりやすいでしょうか。サイトは非営利団体により運営されていて、世の中に役に立つ研究成果をよりわかりやすく、より多くの人々へ届けるため、記事は無料で提供されています。また、「Republish this article」という機能を使うと、記事はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供されているため無料で転載することもできます。Reemaさんはそのグローバル版であるThe Conversation Globalの編集者として、記事の作成にかかわっています。記事は研究者と共同で作り上げており、この一環として記事の正確性のチェックに時間をかけていること、著者には根拠となる他の文献などへリンクを張ることを求めていること、読者が不快な思いをしないようにコメントのやり取りにはガイドラインをもうけていることなど、彼女の話はとても実践的で、示唆的なヒントにあふれていました。こうした丁寧な編集作業によって、The Conversationの高いスタンダードが維持され、今では月間サイト訪問者数が330万人、第三者による記事の転載を含めたリーチ数が3500万に達する有力メディアに成長しています。
 
The Conversationには研究者が英語の記事を寄稿することになるので、英語化が一つの壁になると学内参加者から相談がありました。しかし、Reemaさんは「大切なのは"アイデア"であり、日本の研究者にしか発信できないような、そして世界の人々に役に立つような情報をぜひ東大から発信してほしい、大切なのはやってみること」と力説していました。アウトリーチ活動は一般の人のためになるだけでなく、研究資金を得る機会にもなり得ます。The Conversationなどのプラットフォームを利用して、ぜひアウトリーチ活動を実践して下さい。

関連リンク:The Conversation Global



The Conversationについて説明するReemaさん

熱心に聞き入る参加者

講師を務めたReema Rattanさん
 
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