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世界の卒業生紹介9/未来の夫探しで世界52カ国を旅した徳田和嘉子さん|広報誌「淡青」34号より (広報室)

2017年05月18日掲載

実施日: 2017年03月07日

文系から理系、ビジネスから学究、芸術から政策と縦横無尽に地球規模で活躍する東大卒業生14名の姿から、世界と共にある東大を浮き彫りにします。
 

未来の夫と出会うための世界52カ国旅行を敢行
徳田和嘉子さん Wakako Tokuda
ネクスト・キャピタル・パートナーズ株式会社マネージャー
(http://www.nextcp.jp/)
2007年法学部卒業


 未来の夫を探すため、アジアからヨーロッパ、中東、アフリカ、南米と世界52カ国を周遊し、気になる男性に「Are you my friend?」と声をかけまくる。そんな痛快な8ヶ月間を経験したのが徳田さんです。東大女子がモテないことを実感し、危機感から海外に活路を求めたのです。途中で数えなくなりましたが、ヨーロッパの時点で声かけ人数は100を超えていたそう。果たして成果は?

 「結婚の話に進んだのは2人です。ラトヴィアで出会ったイギリス人男性は、後に日本に来てくれましたが、仕事で忙殺される私を見て帰国しました。ヨルダンで出会った長瀬智也似のベドウィン族男性には、「ベドウィンがベッドインできるのは砂漠だけ」とダジャレで断られました」

 夫は見つからなかったものの、人に優しくすることを重んじるイスラム教がムスリムの生活のエンジンだという発見と、家族の価値は万国共通だという発見があったと徳田さん。命の危機も幾度かくぐり抜けた長旅の後、外資系証券会社、環境・エネルギー分野の投資会社を経て、現職へと到りました。

 「主に目を向けているのは経営が厳しくなった地方の中小・中堅企業です。事業再生を図る企業に投資しながら、スタッフが出向して経営に携わる「ハンズオン投資」を展開しています」
 

東大時代の徳田さん

4年次、バスケサークルでの1枚@駒場体育館。


 2012年にCROSS FMという福岡の放送局に赴任し、2013年に業界では珍しい20代の社長となった徳田さんは、再生可能エネルギーだけで電力を賄う局として再建する流れをつくり、2015年6月に退任。

 2016年4月からは料理教室を全国で運営するホームメイドクッキングという会社の再生に取り組んでいるそうです。ん?  よく見ると8ヶ月ほど間が空いていますね。

 「産休を取っていました。旅で家族の大切さを再確認し、自分も子どもが欲しいと思ったんです。休日にゆっくり遊ぶのが今の楽しみですね」

 他の女性とくっつけようと世話を焼くうちに「ミイラ取りがミイラになって」結婚したお相手は、2番目の会社で同僚だった年上の男性。日本人だそうです。
 

おまけQ&A
世界一周の旅を決意したもう一つの理由とは?
「若い頃バックパッカーだった母の影響は確実にあります」
世界一周の費用はどうやって工面しましたか?
「在学中の著書『東大生が教える!超暗記術』の印税を使いました」
法学部時代に印象的だった言葉は?
「法学部長が言った「群れなさい」。私も後輩にそう言いたいです」
子育てがひと段落した後にやりたいことは?
「大学院に入って、法とエンタメの融合などを研究したいですね」


※本記事は広報誌「淡青」34号の記事から抜粋して掲載しています。PDF版は淡青ページをご覧ください。



机上は旅先の記念品。ムルシ族の木彫りは下唇にはめる木皿が大きいほど美人とされるそう。写真:井上 匠
 
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