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平成28年度「東京大学稷門賞」授賞式が挙行される

掲載日:2016年10月12日

実施日: 2016年10月11日

平成28年度「東京大学稷門賞」の受賞者が、公益財団法人中山報恩会様、株式会社池田理化様、イオン株式会社様、公益財団法人イオンワンパーセントクラブ様、株式会社ニッポンジーン様、ベジタリア株式会社様、日本電気株式会社様に決定し、授賞式が10月11日(火)17時30分から伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールにおいて挙行されました。
 
本表彰は、私財の寄附、ボランティア活動及び援助等により、本学の活動の発展に大きく貢献した個人、法人又は団体(現に在籍する本学の教職員及び学生は原則として対象外)に対し授与するもので、平成14年度より毎年度行っています。
 
授賞式では、選考結果の報告、各受賞代表者への表彰状の贈呈があり、その後、総長の挨拶、受賞者からの挨拶が行われました。また、授賞式に引き続き、レセプションが行われ、受賞者及び受賞関係者と本学関係者との懇談が和やかな雰囲気の中で行われました。
 
なお、 受賞者の授賞理由は以下のとおりです。
 
 
◎ 受賞者
 1 公益財団法人中山報恩会様
 授賞理由:公益財団法人中山報恩会は、学術優秀で、高い自己の成長意欲と社会への貢献意識を有し、かつ経済的支援を必要とする学生を支援することを主要な目的として、昭和15年に設立された。東京大学の学生は第一期生から採用され、75年にわたり奨学金を受けている。
また、中山報恩会では、経済的支援だけではなく奨学生同士・OBとの交流にも継続して取り組んでおり、東京大学における学生の生活支援、教育活動への貢献は顕著であると認められるので、採択することとなった。
 
 2 株式会社池田理化様、イオン株式会社様、公益財団法人イオンワンパーセントクラブ様、株式会社ニッポンジーン様、ベジタリア株式会社様
 授賞理由:「植物医科学」寄付講座の設置は、植物保護に関わる膨大な専門知・経験知を融合した複合学術領域「植物医科学」の教育研究体制を確立し、植物医科学システムの構築を目指す画期的試みである。平成20年にはわが国初の「植物病院」を本学に開設、平成27年には「植物医師」の認定審査を行い、平成28年4月には60名の植物医師が誕生するなどの成果を挙げている。これらの成果と長期にわたる支援は本学にとって顕著な功績であると認められるので、採択することとなった。
 
3 日本電気株式会社様
授賞理由:「デジタルグリッド」総括寄付講座の設置は、デジタルグリッド技術を既存の電力網に導入することで、新しい電力流通網を実現するものである。再生可能エネルギーを利用した持続的な電力ネットワークの構築に寄与する東大発の独自技術として国内外から広く認知され、アフリカをはじめとする各地で着実に社会へ波及しつつあり、その研究成果は、東京大学の活動の発展にとって顕著な功績であると認められるので、採択することとなった。



中山報恩会様

植物医科学寄付講座関連会社様

日本電気株式会社様
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