ARTICLES

印刷

国際広報勉強会が開催されました

掲載日:2015年6月2日

実施日: 2015年05月28日

アメリカ科学振興協会が運営する科学のニュース配信サービスEurekAlert!でコンテンツ戦略を担当しているブライアン・リン氏を招いて、国際広報勉強会が2015年5 月28日(木)の午後に本郷キャンパスで開催されました。勉強会に参加したのは、国際的な広報活動に関心のある教職員約20名ほどでした。ブライン氏はまずEurekAlert!のサービス内容を簡単に説明した後で、自身が以前カナダのブリティッシュコロンビア大学の広報担当官として働いていた経験を振り返りました。当時の具体的なメディア対応や広報プロジェクトを例に挙げて、広報担当者として心がけるべきポイントを参加者に熱心に伝えていました。

例えば、メディアからのオファーが多い教員と働いた経験を振り返りながら、広報担当者が教員やメディアと良好な関係性を築くための留意点を参加者にアドバイスしたり、ブリティッシュコロンビア大学がノーベル賞受賞歴のある教員をヘッドハンティングした時の経験を元に、しっかり準備をすることの大切さを伝えたり、その内容は実践的なものでした。さらに、広報プロジェクトの企画や運営についての助言から、国際会議などを利用したネットワーク作りの大切さまで、貴重な経験を参加者と共有しました。最後に、広報担当者が常に心がけるべき5つのポイントを、ユーモアを交えて説明していました。広報担当者は誰に対して何を発信するかを見極め、関係者のニーズを把握し、関係者と良好な関係を築くと同時に、自身も好奇心を忘れず、広報担当者としての自らの実績をPRすることも大切であるとのことでした。

続いて行われた質疑応答では、教職員から活発に質問が出され、メディアとの関係を構築によって想定される利益や不利益など、国際的な広報活動を推進するための活発な議論が交わされました。1時間半と短い時間ではありましたが、参加者すべてが刺激を受けた勉強会でした。





アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる