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Research News

ジュラ紀後期のグローバルな無酸素海洋の発達による大規模な海底熱水硫化物鉱床と石油鉱床の生成と保存

 

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工学系研究科・工学部
2013/06/19

© Kato Lab. and JAMSTEC. 別子型鉱床の鉱石試料写真、反射顕微鏡写真およびRe-Osアイソクロンの例。三波川帯に分布する別子型鉱床のRe-Os年代は約1.5億年前に集中し、過去3億年で最も低い海水87Sr/86Sr比および最も高い大気CO2濃度と同期する。

東京大学大学院工学系研究科の加藤泰浩教授、野崎達生 客員研究員、海洋研究開発機構 (JAMSTEC) の鈴木勝彦 チームリーダーは、日本列島の三波川帯に大量に分布する別子型銅鉱床群がジュラ紀後期の約1億5千万年前に生成したことを見出しました。中央海嶺の極めて活発な火山・熱水活動が、大規模な海底熱水硫化物鉱床の生成および大気中の二酸化炭素濃度の上昇 → 極域の氷床の消滅 → 海洋大循環の停止 → グローバルな無酸素海洋の発達 → 海底熱水硫化物鉱床と石油鉱床の保存、という一連の地質現象を引き起こしたことが明らかになりました。地球の資源の生成と古海洋環境変遷が密接に関係していることを解明した画期的な研究成果といえます。さらに、海外における別子型銅鉱床の探査指針として資源産業上も重要な発見です。

プレスリリース

論文情報

Tatsuo Nozaki, Yasuhiro Kato, Katsuhiko Suzuki,
“Late Jurassic ocean anoxic event: evidence from voluminous sulphide deposition and preservation in the Panthalassa”,
Scientific Reports Online Edition: 2013/5/28 (Japan time), doi: 10.1038/srep01889.
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大学院工学系研究科 加藤研究室

(独) 海洋研究開発機構

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