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Research News

超小型衛星「ほどよし3、4号」の打ち上げ成功と地球画像取得開始

新しい宇宙開発と利用が始まる

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工学系研究科・工学部
2014/07/31

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 中須賀真一教授の研究室は、2013年度まで行われた内閣府最先端研究開発支援プログラムの一環として開発した超小型衛星「ほどよし3号」と「ほどよし4号」を、ロシアのドニエプルロケットを使ってロシア国内のヤスネ基地から現地時間2014年6月20日1:11(日本時間20日4:11)に打ち上げました。初期運用は順調に進んでおり、両衛星が撮像した最初の広角カメラ画像や40m、200m分解能の地球画像が地上に送られてきました。得た画像はFacebook およびYouTubeに公開しています。

(1)ほどよし3号(左)と4号(右)、(2)ほどよし4号で撮像した最初の広角カメラ画像、(3)ほどよし3号で撮像した200m分解能画像(オーストラリア北端)

© 2014 The University of Tokyo / HODOYOSHI-3&4 Project.
(1)ほどよし3号(左)と4号(右)、(2)ほどよし4号で撮像した最初の広角カメラ画像、(3)ほどよし3号で撮像した200m分解能画像(オーストラリア北端)

ほどよし3号とほどよし4号を含む超小型衛星の開発は、これまで多額の開発費用と長期の開発期間が必要とされてきた衛星の開発に一石を投じるものです。1機あたりの開発コストを3億円以下、開発期間を2年未満に抑えることによって、従来にない新しい衛星の利用法と利用コミュニティを開拓し、衛星の開発や利用を産業につなげることを目的としています。これらの超小型衛星は、例えば、多数機の衛星による時間間隔の短い地球の観測や個人が気軽に利用できるパーソナル衛星利用など、まったく新しい宇宙開発・利用を開くと期待しています。

ほどよし3号、4号はいずれも60kg程度の衛星で、3号が分解能40mと200m、4号が分解能6mの光学カメラを使って地球の写真を撮るとともに、地上に設置した送信機付きセンサーからの情報を電波で集める「ストア&フォワード」ミッション、および10cm立方の空間をユーザーに貸し出して自由なミッションを行わせる「搭載機器スペース」というミッションも実施しています。4号では、研究開発した高速Xバンド通信機とイオンエンジンの実証も行います。同一軌道に投入された、異なる能力を持った2機の衛星の連携運用(ヘテロ編隊飛行)の実験も行います。これらのミッションを通して、超小型衛星を用いて本格的あるいは革新的な宇宙利用を行えることが実証されると期待しています。

リンク

大学院工学系研究科

大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻攻

大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 中須賀・船瀬研究室

超小型衛星センター

ほどよしFacebookページ

ほどよし4号YouTubeビデオ

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