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Research News

統合失調症研究が新たなステージに

発症前後の、複数の方法を用いた長期的な縦断研究で、病態解明と治療応用を目指す

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医学部附属病院
2013/01/31

数の研究手法と、患者さんの状態を、長期的に繰り返し測定することによって、統合失調症発症に関係する病態解明と、治療現場に応用可能な指標の開発を目指しています。 c Shinsuke Koike

統合失調症は一般人口の約1%が罹患する疾患で、いまだ病態が解明されておらず、治療現場では予防、治療についての有効な方法がなく、採血や画像等で分かる指標も見つかっていません。東京大学大学院医学系研究科精神医学分野では2008年度より、The integrative neuroimaging studies in schizophrenia targeting for early intervention and prevention (IN-STEP) 研究を開始し、統合失調症を罹患したばかりの方と、将来発症する可能性のある方を対象に、血液や画像など複数の研究手法を、長期的に複数回取得することで、統合失調症の病態解明および臨床応用可能な指標の開発に一歩前進しました。このような大規模な研究を遂行している施設は日本になく、世界的に見ても数か所しかありません。現時点で、遺伝子研究、画像研究で成果が公表されており、今後、さらなる報告が期待されています。

本研究成果は、2012年12月6日に科学雑誌「Schizophrenia Research」のオンライン速報版で公開されました。なお、本研究は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムの一環として、また文部科学省新学術領域研究などの助成を受けて行われました。

論文情報

Shinsuke Koike, Yosuke Takano, Norichika Iwashiro, Yoshihiro Satomura, Motomu Suga, Tatsuya Nagai, Tatsunobu Natsubori, Mariko Tada, Yukika Nishimura, Syudo Yamasaki, Ryu Takizawa, Noriaki Yahata, Tsuyoshi Araki, Hidenori Yamasue, Kiyoto Kasai,
“A multimodal approach to investigate biomarkers for psychosis in a clinical setting: The integrative neuroimaging studies in schizophrenia targeting for early intervention and prevention (IN-STEP) project”,
Schizophrenia Research Online Edition: 2012/12/6, doi: 10.1016/j.schres.2012.11.012.
論文へのリンク

リンク

大学院医学系研究科

大学院医学系研究科・医学部 精神医学分野

大学院医学系研究科・医学部 精神医学分野 神経画像・臨床神経生理グループ

東京大学医学部附属病院 精神神経科こころのリスク外来

大学院医学系研究科 ユースメンタルヘルス講座

文部科学省 脳科学研究戦略推進プログラム

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