附属農場における管理下にない農薬の発見について(追加)記者発表

東 京 大 学
平成21年4月21日
附属農場における管理下にない農薬の発見について(追加)
このことについて、既に4月14日付にて関係方面にお知らせしたところですが、前回ご報告した農薬24点のうち、3点についてはその種類が不明でありました。今回、本学での分析結果が判明いたしましたので、お知らせします。
3点の不明農薬は、「ダイアジノン(普通農薬)」、「スミチオン(普通農薬)」、「パラチオン(特定毒物)」でありました。
当該農薬については、4月20日に東京都等の関係機関に報告し、その指導の下、早急に廃棄処分いたします。
なお、当該農薬については、使用の実態もなく長い期間が経過しているものであり、昨年実施した、土壌等の分析結果で問題がないことが確認されておりますので、健康や環境への影響はないものと考えております。
しかしながら、特定毒物の「パラチオン」が発見されたことは、改めて農場における農薬管理が不徹底であったことを示すものであり、大変遺憾であります。
連絡先:東京大学環境安全本部