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記者会見「ネオジム磁石スクラップからのレアアースのリサイクル」研究成果

記者会見「ネオジム磁石スクラップからのレアアースのリサイクル」

東京大学 生産技術研究所 記者会見開催のお知らせ

1.発表日時:平成22年10月26日(火) 10:30 ~ 11:30

2.発表場所:東京大学生産技術研究所
総合研究実験棟An棟3F大会議室(An301、302)
〒153-8505 目黒区駒場4-6-1 駒場リサーチキャンパス
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html(参照)

3.発表タイトル:
「ネオジム磁石スクラップからのレアアースのリサイクル」

4.発表者:
東京大学生産技術研究所   岡部  徹(教授)
          同        野瀬 勝弘(特任助教)

5.発表概要:
  最近の中国によるレアアースの輸出規制に端を発し、日本のハイテク産業においてネオジムやジスプロシウムなどのレアアースが極めて重要であることがクローズアップされた。
 本会見では、ネオジム合金磁石のスクラップからレアアースを選択的に抽出してリサイクルする環境調和型の新規リサイクル技術について紹介する。また、岡部研が長年取り組んでいるレアメタルのリサイクル技術の研究をはじめ、今後、日本が取り組むべきレアメタル対策などについて説明する。
 事前の登録者に対しては岡部研の研究施設の見学会を行い、各種レアメタルの実物の展示を用いた説明会を行う。

★記者会見後の研究室見学をご希望の方は、下記(宮嵜)へメールにてお申し込みください。

6.注意事項
本件の報道解禁は、記者発表終了後となります。

7.問い合わせ先:
東京大学生産技術研究所 教授
岡部  徹
東京大学生産技術研究所 岡部研究室秘書
宮嵜 

8.用語説明
  レアアース(Rare Earth:希土類):
周期表の左から3列目にあたる「3族」のうち17種の金属元素の総称。スカンジウム,イットリウムに加え,原子番号57番のランタンから71番のルテチウムまでの15種の元素(「ランタノイド」とよばれる)を指す。レアアースの元素群は,類似の化学的性質をもつ酸化物やリン酸塩の鉱物として、特定の鉱石中にまとまって存在している。金属としての性質や用途は大きく異なり、それぞれがハイテク産業に欠かせない元素であるが,便宜上レアアースはひとくくりに扱われてきた。今、最も話題性の高いレアメタルの一群である。

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