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社会起業家育成アクションラーニング・プログラム 社会課題に挑む10プロジェクトが成果を発表 ―ファイナルプレゼンテーションのご案内―記者発表

大学・行政・NPOの三者が連携、
東京大学・文京区から社会を変える、未来を創る起業家を輩出する。
社会起業家育成アクションラーニング・プログラム 社会課題に挑む10プロジェクトが成果を発表
~ファイナルプレゼンテーションのご案内~

平成25年2月15日

国立大学法人東京大学(総長:濱田 純一、以下東京大学)と文京区(区長:成澤 廣修)は、平成23年度より、「産学官連携 社会起業家育成アクションラーニング・プログラムの開発と地域活性化の取組」に関する共同研究を開始し、東京大学産学連携本部(本部長:保立 和夫)と文京区の主催のもと、社会起業家の育成と地域の活性化を目的とする「社会起業家育成アクションラーニング・プログラム」を実施してきました。

平成24年度は、福祉や育児、環境などの社会的課題に取り組みたいという受講生の要望に応えるため、2002年からこれまでに150名を超える社会起業家の育成・輩出に先駆的に取り組んできたNPO法人ETIC.(エティック、以下ETIC.)へ文京区から企画運営業務を委託し、東京大学産学連携本部・文京区・ETIC.の三者連携体制にてプログラムを実施。昨年10月から半年間にわたり、事業を通じて社会課題の解決に取り組みたい方を対象に、「導入編」「実践編」の二段階構成で、先輩起業家やプロフェッショナルから学び、チャレンジの一歩を踏み出す機会を提供してきました。

「導入編」では90名近くの応募があり、定員の60名を上回る反響がありました。全4回の連続セミナーを経て、「実践編」で自らのアイデアやプランを実行に移したい受講生10名をプロジェクト・リーダーとして選抜。プロジェクト・メンバーも募ってチームを編成し、立ち上げに向けた10のパイロットプロジェクトとして活動中です。

そして3月16日(土)、10プロジェクトの約4ヶ月間にわたる活動成果を発表する場として、また本プログラムの今年度の締めくくりとして、多くの聴衆をお招きし「ファイナルプレゼンテーション(成果報告会)」を開催します。文京区において将来的に起業も見据えている受講生による、社会的課題に対する独自の着眼点とそれに基づいた取り組みの成果を発表します。

■平成24年度 社会起業家育成アクションラーニング・プログラム 概要■

文京区に在住/在勤/在学で、事業を通じて社会課題の解決に取り組みたい方を対象に、「導入編」「実践編」の二段階構成で、先輩起業家やプロフェッショナルから学び、チャレンジの一歩を踏み出す機会を提供してきました。

●第一線で活躍する起業家から直接学ぶ連続セミナー【導入編】 ※67名が参加

 導入編では、社会起業に求められるアントレプレナーシップ(起業家精神)と知識・スキルを身につけると同時に、自らはどのような社会的課題に取り組むべきかを探求しました。

 講師は、東京大学出身の起業家ほか、地域をはじめ社会課題の各分野の第一線で活躍する起業家やプロフェッショナル。自分の問題意識やアイデアから社会にインパクトを与える事業を生み出した経験、重要な考え方・マインドを直接伝授していただきました。

日時

テーマ・講師

10/25(木)
19時-21時

「自分の問題意識やアイデアを、どのように事業にするか」
講師:孫 泰蔵 氏(MOVIDA JAPAN株式会社代表取締役社長兼CEO)

11/1(木)
19時-21時

「事業アイデアを、どのように具体的なビジネスプランにするか」
ゲスト:岩切 準 氏(NPO法人夢職人代表理事)
     吉岡 マコ 氏(NPO法人マドレボニータ代表)
モデレーター:宮城 治男 氏(NPO法人ETIC.代表理事)

11/8(木)
19時-21時

「ビジネスプランを作る際に必要な着眼点とは」
講師:広石 拓司 氏(株式会社エンパブリック代表)

11/15(木)
19時-21時

「事業プラン・アイデアの発表」
講師:広石 拓司 氏(株式会社エンパブリック代表)
    宮城 治男 氏(NPO法人ETIC.代表理事)

●チームでアイデアを実行するアクション・ラーニング【実践編】 ※27名が参加

実践編では、導入編から選抜された受講生で10チームを編成。立ち上げに向けたパイロットプロジェクトとして、アイデアやプランをチームごとに実行に移しています。期間中、全チームが集まる合同研修を3回開催。起業家やプロフェッショナルを毎回約20名お招きし、各プロジェクトのメンターとして、受講生から相談に乗ったり、メンタリングを実施したりなど、プロジェクトをサポートいただいています。

日時

テーマ・講師

12/15(土)13時-18時

キックオフ・ミーティング

1/20(日)13時-18時

第1回中間報告会&メンターミーティング

2/24(日)13時-18時

第2回中間報告会&メンターミーティング

10のプロジェクト概要は、下記の通りです。文京区をフィールドに、地域活性、教育、食など、幅広い分野で様々なバックグラウンドを持った受講生が活動しています。

プロジェクト名

プロジェクト概要

音楽レシピ

音楽する人のためのハウツーサイトをつくる

ご近所やさい

農家・農業法人と消費者を直接つなぐ、地域密着のサービス

中小企業と学生のマッチングプロジェクト~Co-Next(コネクト)~

中小企業と学生が出会える場を創出します。

親子で一緒に「食育子育て」

食べ物を混ぜる~若年成人病の予防まで

自然と遊ぼう!

人・社会・自然をつないだ、多様性のあるまちづくり

みんなの人生図鑑ユメナビ

キャリアを中心とした大人の人生を集めた子供のための検索サイト

More Inbound

日本・台湾・中国における人材採用のプラットフーム作成

木質DIY・コミュニティを通じた
国産材需要喚起PJ

商品企画するDIY好きコミュニティと地方製材所をつなぐ

5年後の日本の食を救え!

輸入食品の「品質担保」と「安定供給」の矛盾を解決する。

写真と活字で、
みんなの記憶を綴るプロジェクト

遊びを交え、世代間交流や地域の連帯感が深まるプロジェクト

■ファイナルプレゼンテーション(成果報告会)開催概要 ■

上記10プロジェクトが4ヶ月間にわたって活動してきた成果を発表する場として、ファイナルプレゼンテーション(成果報告会)を開催します。当日は起業家や一般の方も招き、文京区長や東京大学教授、起業家によるパネルディスカッションも行います。

日時 平成25年3月16日(土) 13:00~18:00 (18:30~20:00懇親会実施)
会場 東京大学 情報学環 福武ホール 福武ラーニングシアター
プログラム(予定)

時間

プログラム内容

13:00-15:00

パネルディスカッション
「日本において、起業家を輩出するエコシステムをいかに育むか」
パネリスト:各務 茂夫 氏(東京大学産学連携本部 事業化推進部長・教授)
       孫 泰蔵 氏(MOVIDA JAPAN株式会社代表取締役社長兼CEO)
       成澤 廣修 氏(文京区長)
モデレーター:宮城 治男 氏(NPO法人ETIC.代表理事)

15:00-18:00

受講生による10プロジェクトのファイナルプレゼンテーション

18:30-20:00

懇親会(希望者のみ、参加費実費)

定員 100名
参加申込 2月15日(金)より、下記ウェブサイトにて参加申し込みの受付を開始します。

http://www.etic.or.jp/kigyo_alp/

本件に関するお問い合わせ先
●NPO法人ETIC.(エティック) 
社会起業家育成アクションラーニング・プログラム運営事務局 / 担当:施(せ)、加勢、石塚
URL : ETIC.HP http://www.etic.or.jp/  本プログラム専用HP http://www.etic.or.jp/kigyo_alp

●文京区 区民部 経済課 産業振興係
担当:有賀
URL: http://www.city.bunkyo.lg.jp/

●東京大学 産学連携本部 事業化推進部
担当:菅原
URL: http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/

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