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宇宙に滞在予定のヒト型コミュニケーションロボット外観公開、名前決定のお知らせ記者発表

宇宙に滞在予定のヒト型コミュニケーションロボット外観公開、名前決定のお知らせ

平成25年2月28日

株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージ、トヨタ自動車株式会社は、宇宙航空研究開発機構の協力のもと、2013年夏から国際宇宙ステーションに滞在するヒト型コミュニケーションロボットの共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を進めております。

本プロジェクトのホームページ(http://kibo-robo.jp/)において、宇宙に打ち上げるロボットおよび地上で活動するロボットの2体それぞれの名前を募集しておりましたが、このたび総数2452件(のべ1226人)のご応募を頂いた案の中から厳正な選定を行い、宇宙用ロボットの名を「KIROBO(キロボ)」、地上用ロボットの名を「MIRATA(ミラタ)」と決定しました。2体あわせて「未来への希望」につながるようにとの想いが込められています。あわせて開発の進捗をお知らせしたく、外観の写真を公開します。

20130228_01

【宇宙用ロボット「KIROBO」】        【地上用ロボット「MIRATA」】

現在は、ロボットを宇宙に打ち上げるために必要な審査・実験を引き続き行っており、今春完成する予定です。「KIROBO」は2013年夏に国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた後、同年冬日本人初の国際宇宙ステーション船長となる若田光一JAXA宇宙飛行士と対面し、世界で初めてとなる“宇宙における人とロボットとの対話実験”を実施する予定です。また「MIRATA」は、「KIROBO」のバックアップとして活用したり、子供たちを対象とした教育活動イベント等に参加する予定です。

プロジェクトの活動を通して、日本の技術力を国際社会に向けて発信していくとともに、我が国の産業発展や科学教育の振興に貢献できるよう、引き続き尽力してまいります。

【本発表に関する報道関係のお問い合わせ先】
KIBO ROBOT PROJECT事務局(※電通内 担当:西嶋)  
【ホームページ】
http://kibo-robo.jp/
※本リリースのロボット画像は上記URLよりダウンロードしてください。

<参考情報:各ロボットの仕様>

■本体寸法 : 身長約34 cm 全幅約18 cm 奥行き約15 cm
■重量 : 約1,000 g
■発話言語 : 日本語
■主要装備 : 音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、
コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラ、ほか

 ※ロボットの仕様は現時点でのものとなります。今後開発の進捗によって変更になる可能性があります。

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