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森口尚史氏による研究活動の不正行為に関する調査報告記者発表

森口尚史氏による研究活動の不正行為に関する調査報告

東 京 大 学

平成24 年10 月10 日、米国で開催された国際会議において、森口 尚史 元・医学部附属病院 特任研究員(平成24 年10 月19 日付け懲戒解雇。以下「森口尚史氏」という。)により、iPS 細胞から誘導した心筋細胞移植を初めてヒトで行ったとする研究(以下「iPS 心筋細胞移植」という。)をハーバード大学の関連病院で行ったとする発表がなされ、翌11 日に読売新聞で報道された。直後にハーバード大学は、正規の手続きを経た臨床応用が行われたことを否定し、その後、森口尚史氏による虚偽発表等の不正行為について新聞各誌で報道された。

これを受け、本学においては、森口尚史氏が在籍していた医学部附属病院及び先端科学技術研究センターにおいて予備調査を実施するとともに、本部に設置した科学研究行動規範委員会において調査・審議を行い、調査結果をまとめたので、その概要を報告・公表するものである。

    プレスリリース全文


本学の研究者が、このような不正行為を行ったことは極めて遺憾である。
今後、教職員・学生など本学の全構成員に対し、研究倫理について周知徹底するなど、再びこのような事態が生じないよう、全学を挙げて取り組む所存である。

東京大学理事・副学長
(科学研究行動規範担当)
大 和 裕 幸

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