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記者会見「学部生のための夏期研究プログラム『アムジェン・スカラーズ』 世界有数の17の教育研究機関で受け入れ 日本からは東京大学・京都大学が新たに参加」記者発表

記者会見
「学部生のための夏期研究プログラム『アムジェン・スカラーズ』
世界有数の17の教育研究機関で受け入れ
日本からは東京大学・京都大学が新たに参加」

平成26年11月19日

東京大学


 

このたび東京大学は、アムジェン財団の寄附により、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学など、欧米トップの15大学との提携による「アムジェン・スカラーズ・プログラム」に、2015年より東京大学と京都大学が参加し、世界中から学部生を受け入れる夏期研究プログラムが開始されます。
つきましては、同プログラムの詳細を紹介する記者発表会を開催いたします。
 

 

日時: 2014年11月19日(水)11:00 ~ 12:00 (開場 10:30 )         
会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター 3F 中教室
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1 電話 03-5841-0779
【アクセス】本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線) 徒歩8分 又は 本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線) 徒歩6分
内容:

開会
スピーカー 
     アムジェン米国本社バイスプレジデント デイビッド M. リース
      「アムジェン・スカラーズ・プログラム」~夏季研究プログラムを通じて次世代の科学者を育成~
     国立大学法人 東京大学 理事        江川 雅子
     国立大学法人 京都大学 理事・副学長 杉万 俊夫
     沖縄科学技術大学院博士課程 ジョージオ・レオニダス(元アムジェン・スカラーズ奨学生)
質疑応答
閉会
(※同時通訳がつきます)


スピーカー プロフィール

デイビッド M. リース博士
アムジェン 
オンコロジー・グローバル・ディベロップメント部門 トランスレーショナル科学治療および治療領域統括 バイスプレジデント

デイビッド M. リース博士は、アムジェンのR&D部門のシニア・リーダーシップ・チームの一員として、メディカル・サイエンス(全領域の初期開発プログラムおよびバイオマーカーの発見と開発を含む)、比較生態およびセーフティサイエンス、薬物動態と薬物代謝およびオンコロジー・グローバル・ディベロップメントを管轄。アムジェン財団の役員も務める。2005年にアムジェンに入社し、グローバル・ディベロップメントおよびメディカル・サイエンス部門で様々な要職を務めた後、現職に就任。ハーバード大学、シンシナチ大学医学部を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部で内科および血液/腫瘍内科で研修を受け、UCLAおよびカリフォルニア大学サンフランシスコ校の教員として勤務。乳がん国際研究グループ(BCIRG)臨床研究のディレクター、非営利団体の臨床研究組織である国際トランスレーショナル研究(TORI)の共同創設者・所長・チーフメディカルオフィサーを務める。腫瘍専門医として臨床試験の設計やトランスレーショナル医学等の幅広い経験を持ち、同分野での著書多数。UCLA医学部の客員講師も務める。

 

江川 雅子
国立大学法人 東京大学 理事
  
1980年東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、同年シティバンクに入社、1986年ハーバード・ビジネス・スクール(ハーバード大学経営大学院)修了(MBA取得)。同年、ソロモン・ブラザーズに入社、ニューヨーク本店・東京支店で勤務の後、1993年S.G.ウォーバーグ(現UBS証券)に入社。この間主に、M&A、エクイティ・ファイナンスなどの投資銀行業務に従事。2001年よりハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長。2006年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了、商学博士。2009年東京大学理事就任(現職)。この間、慶応大学、東京大学などで教鞭を執る。政府税制調査会委員、財政制度等審議会委員、経済財政諮問会議専門委員、日本証券業協会自主規制会議委員などを歴任。2013年に日米リサーチ・インスティテュートの理事長、及び旭硝子株式会社の社外取締役に就任。主な著書に『株主を重視しない経営』(日本経済新聞出版社、2008年、単著)、『ケース・スタディ日本企業事例集』ダイヤモンド社、2010年、共著)、『世界で働くプロフェッショナルが語る――東大のグローバル人材講義』(東京大学出版会、2014年、東京大学教養学部教養教育高度化機構との共著、)、『「六つの壁」を超える力』(株式会社KADOKAWA、2014年)がある。

 

杉万 俊夫
国立大学法人 京都大学 理事・副学長

1979年九州大学大学院教育学研究科修士課程教育心理学専攻修了、同年集団力学研究所主任研究員を経て、翌年大阪大学人間科学部助手に就任、フルブライト研究員として2年間UCLA、ミシガン大学に留学。1988年に京都大学教養部助教授、1992年京都大学総合人間学部助教授、1996年同大学教授を経て、2003年から京都大学大学院人間・環境学研究科教授に就任、さらに2007年京都大学大学院エネルギー科学研究科教授を併任。2014年京都大学大学院人間・環境学研究科長、同年10月1日より、学生・図書館担当理事・副学長に就任、現在に至る。日本グループ・ダイナミックス学会会長、日本質的心理学会理事などを歴任。主な著書に『グループ・ダイナミックス入門:組織と地域を変える実践学』(世界思想社、2013年)、『フィールドワークの人間科学:よみがえるコミュニティ』(ミネルヴァ書房、2000年)、『コミュニティのグループ・ダイナミックス』(京都大学学術出版会、2006年)、『Meaning in Action: Constructions, Narratives and Representations』(Springer、2008年)がある。2006年国際応用心理学会フェロー賞受賞。

 

ジョージオ・レオニダス
沖縄科学技術大学院博士課程(元アムジェン・スカラーズ奨学生)

2013年より沖縄科学技術大学院博士課程に在籍。キプロス出身。高校卒業後、兵役を務め、少尉。
脳の機能について理解を深めるため、イギリスのグラスゴー大学で神経科学を専攻。交換留学生としてカナダのトロント大学に1年在学し、また夏のインターンシップ等も務める。グラスゴー大学で電気生理学を学び、エクアドルのアマゾン熱帯雨林地域における両生類の生物多様性に関する研究も行う。アムジェン・スカラーズとしてスウェーデンのカロリンスカ研究所で光遺伝学を研究。生物や脳の機能を理解するために学際的研究が必要と認識し、生物学に加えて物理科学の道に進む。高度な学際的研究で著名な沖縄科学技術大学院の博士課程に進学し、エネルギー、情報、生命の関係について研究を進めている。沖縄在住。

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