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現代文芸論


(1)現代文芸論はどんなところで、どういう人に向いているか?

 現代文芸論は平成19年に発足したばかりの新しい研究室です。この研究室が何を目指し、どういう人に向いているか、最初に簡単に説明しておきましょう。
 現代文芸論は、世界の文学を、日本文学も世界文学の一部として視野に入れながら、現代的な観点から研究する場所です。率直なところ、きちんとした枠組によって規定され「できあがった」ディシプリンとはまだ言いにくいかもしれませんが、私たちが目指しているのは、新しいディシプリンの確立というよりは、むしろ、伝統的な一国一言語別の「縦割り」を超え、様々な言語や作家たちの声が響き交わす出会いの場を作り出すことです。そういった研究室の精神を反映して、雰囲気はとてもオープンで、他専修課程の学生の皆さんや、様々な国の研究者が、私たちの研究室には常時出入りしています。
 そして、様々な分野に挑戦する学生・院生たちの交流の場を作るために、現代文芸論研究室では年に一回研究合宿を行うほか、作家や外国の研究者などをゲストとして招いてシンポジウムや講演会などを活発に行っています。このように活気ある新しい研究室の輪郭をいっそう魅力的なものにしていくのは、私たち教員とともに、従来の枠組みを越えて開かれた可能性を探求していく学生のみなさん、君たち、あなたたちのひとりひとりです。ぜひ、目の前に開ける未踏の沃野の開拓者となってください。
 現代文芸論研究室の創設の出発点となったのは、広く世界の文学のありかたを視野に入れ、現代の文芸研究の成果を踏まえて広く世界の文学を研究する場を文学部に作ることが必要だという認識でした。誤解のないように強調しておけば、この専修課程名はもっぱら「現代文学」を扱うという意味ではありません。20世紀の越境的な文学・文化研究の成果を踏まえ、現代の観点から文学に新たな光を当てたいという意味で「現代」なのであって、近代以降の文学全般が視野に入ってきます。したがって、この専修課程で扱い得る具体的な研究対象(作家、言語、地域、時代など)は、従来にもまして多様となり、学生の皆さんにとって選択の幅はいっそう広がることになるでしょう。
 そのため現代文芸論での勉強は単位選択の幅も広く、とても自由だとも言えますが、その反面、広い選択の幅の中で自分なりの研究の筋道を作っていかねばならないだけに、他の専修課程よりもしっかりとした自律性を求められることも覚悟してください。私たちの専修課程は、既存のディシプリンの枠にはまらない領域に挑戦しようという意気込みのある学生を歓迎します。また、文学を研究したいのだけれども、まだどれか一か国に専門を絞りきれない、といった皆さんに対しても、現代文芸論は門戸を開いています。

(2)現代文芸論の発足

 現代文芸論専修課程は、西洋近代語近代文学専修課程(以下「西近」と略記)を基礎にし、それを改組して平成19年度に発足しました。これにともなって、「西近」の略称で親しまれてきた専修課程はなくなりましたが、実質的に西近の研究・教育内容はそのまま現代文芸論専修課程に引き継がれています。 これまで西近は、専任教員を持たず、他専修課程の教員の兼任によって運営されてきましたが、現代文芸論は専任教員を持つ、完全に独立した専修課程です。
 また、これまで西近には大学院課程がありませんでしたが、平成19年4月には人文社会系研究科欧米系文化研究専攻の中に、現代文芸論専門分野の修士・博士課程が新設されることになりました。これは学部の現代文芸論専修課程の上に直結した大学院課程で、その趣旨や基本的な教授陣は学部の場合と同じですが、欧米のバックグラウンドから近現代日本文学を研究対象として視野に入れることも可能になるので、大学院課程では日本文学研究を目指す外国人留学生を積極的に受け入れる点が、これまでと異なる大きな特徴になっています。

(3)授業カリキュラムと研究分野

  具体的な授業カリキュラムについて言えば、従来の西近の基本的な枠組みを受け継ぎ、西洋近代を中心に、複数の言語や地域にまたがって世界の文学を幅広く見ることを基本方針としています。そして、欧米の近現代文学の研究を基礎としながらも、伝統的な一国一文学の枠内に収まらないような分野や、既存の専修課程で扱い切れないような言語・地域なども視野に入れてカリキュラムを編成します。
 授業の履修のしかたについて言えば、現代文芸論の専任教員による演習や講義が中心になるのは当然ですが、それ以外に、各自の興味と専門に応じて欧米文学および日本文学に関する様々な他専修課程の授業を履修し、一定程度まで卒業に必要な必修科目として認定を受けることができます。このように柔軟な「認定科目」制度を設けている点は、西近以来受け継がれてきた大きな特徴です。また現代文芸論の学生は、従来の西近と同様、広い知見を養うため、3カ国以上の分野にわたって学習することが求められます。
 具体的には、以下のような分野を積極的に扱うのが、現代文芸論専修課程の特色と言えるでしょう。

 ・    翻訳論――その理論と実践
 ・    批評理論
 ・    欧米の一国一言語に限定されない視点からの文学研究全般(亡命文学、越境的な文学、世界文学論、文学におけるバイリンガリズムなど)
 ・    ラテンアメリカ文学、広域英語圏文学、広域スラヴ語圏文学など、既存の専修課程の枠に当てはまらない言語文化

  専任教員の専門をごく簡単に紹介すれば、野谷文昭教授はラテンアメリカ文学、柴田元幸教授は翻訳論・広域英語圏の文学、沼野充義教授は世界文学論・広域スラヴ語圏文学を扱い、その他、文学部内からの協力教員として、英文の大橋洋一教授が批評理論を、 また国文の安藤宏准教授が日本近代文学を担当します。
 ただし、現代文芸論の扱う範囲は非常に広く、文学部のスタッフだけでは扱い切れない分野については非常勤講師の方々に補っていただいています。非常勤講師陣による授業が多彩で充実していることも、本専修課程の特色の一つと言えます。西近時代以来の過去数年の実績の中から、いくつかの授業題目を例として挙げてみましょう。

 クンデラと現代ヨーロッパ小説西洋近代文学と表象文化
 チェコ語と中欧の文化ナボコフ『ロリータ』講読
 ハンガリーの言語と文化カリブ海のクレオール文学
 『海潮音』を読むファンタジー文学研究
 世界の幻想文学を読むエスペラント語の世界
 東欧ユダヤ人の言語と文化ことばと芸術―西と東
 マニエリスム文学と現代サイエンス・フィクション研究
 ビートとその流れ英米の児童文学

 これらの授業の多くは、文学部の既存の枠組みの中ではなかなか学ぶことのできない分野を扱っており、現代文芸論の学生に限らず、文学部の他専修課程の様々な学生の興味と必要に応えるものになってきました。現代文芸論では、今後も多彩な授業メニューを充実させていくことを重要な課題と考えています。

(4)専修課程の理念と歴史――西洋近代語近代文学から現代文芸論へ

 もともと「西洋近代語近代文学専修課程」(西近)は、文学部の言語文化系の中でも異色の存在でした。外国語外国文学を専攻する場合、一か国・一言語に限定して研究するのが常道であるし、そうでなければ研究のディシプリンが成り立たないと考えるのが普通ですが、「西近」の場合は、特定の一言語に視野を限定せず、複数の言語(三か国語以上)にわたって学習することを前提に、近代ヨーロッパ諸国の言語や文学をヨーロッパ的全体の広がりの中でとらえ、研究しようとしてきたからです。
 その背後には、ヨーロッパは多様でありながら互いに多くの共通性を持った文化共同体だという考え方がありました。その全体像を視野に入れるように努めることが、「西近」の基本的な理念だったといえるでしょう。私たちは様々な国を十把一絡げにして便宜上「西欧」と呼んでしまうことがしばしばありますが、その実体は決して英独仏等の国々の単なる寄り合い所帯ではなく、一か国に限定されない広い視野で研究して初めて見えてくるヨーロッパの姿というものがあるはずです。現代文芸論では、このような考え方を受け継ぎながら、ヨーロッパをより広い現代世界に観点を拡張し、世界の文学を(近代日本も視野に入れ)理論と実践の両面から幅広くとらえることを目指していきます。
 どのようにしてこのユニークな専修課程が生まれたのか、ごく簡単に沿革を振り返っておくと、西洋近代語近代文学専修課程は、昭和38年(1963年)度に文学部の語学文学系が第3類として再編成されたとき、西洋古典学専修課程と同時に創設されました。もともと専任教員を持たず、欧米語学文学系学科の共同運営という基礎の上に成り立った課程でしたが、昭和55年(1980年)度以降、運営の主体をロシア語ロシア文学(現在のスラヴ語スラヴ文学)専修課程に置くことになりました。「西近」だけを本務とする専任教員を持たない状態のまま、文学部には珍しいインターディシプリナリーな専修課程を維持・運営するのは、必ずしも容易なことではありませんでしたが、主としてスラヴ文学の川端香里男教授の努力のおかげで「西近」は従来の伝統的なディシプリン間の空隙を埋める専修課程として定着しました。さらにそれを発展させて発足した現代文芸論は、文学部の新しい伝統の一環を担うことになることが期待されます。
 なお、現代文芸論専修課程についてより詳しい情報は研究室のホームぺージ( http://www.l.u-tokyo.ac.jp/genbun/ )を参照してください。授業の一部の詳細シラバスやリーディングリスト、また行事の案内なども掲載されています。

(5)勉強のしかたと卒論

 現代文芸論の授業は、言語文化系の専修課程間の枠をできるだけ超えて、異なった分野どうしの相互乗り入れを可能にすることを目指しながら行なわれています。現代文芸論に進学した学生諸君は、語学文学に関わる専修課程のすべてを自分の庭として自由に出入りするくらいの意欲を持って、文学部を探索していただきたいと思います。
 また授業履修に関するもう一つの大きな特色は、前述したように、英・独・仏・スラヴ・南欧、国文等の他専修課程の講義・演習の多くを必修科目に代わる 「認定科目」として履修できるということです。選択の幅は広いので、各自の興味にあわせて勉学の方向づけを自由に決めていくことができます。
 授業履修の際には、三か国語(日本語も含む)以上の分野にまたがって学ぶことを原則としていますが、誤解のないよう一言付け加えておくと、三か国語を同様にマスターすることが要求されているわけでは決してありませんし、そんなことは決して現実的ではありません。ここで求められているのは、一つの言語(例えば英語)を中心に研究し、もう一つの言語(例えば西・仏・独・伊・露など)を補助的に学び、さらに古典語(ギリシャ語かラテン語)の初歩を西欧文化研究の基礎教養として身につける、といったプログラムを各自が自分の興味と研究主題に応じて考え、実践するということです。それなら誰にでも十分実行可能でしょうし、そうすることによって研究を狭く一か国に限定した場合には見えてこないような世界文学の豊かな広がりに接することが必ずできるものと思われます。
 卒業論文の研究テーマも、この専修課程の趣旨を反映して、非常に選択の幅が広くなっています。参考までに、西近時代以来提出された卒論のうち、最近のテーマを挙げてみましょう(卒論は研究室で保管しており、閲覧可能です)。

   ・「『日本韻文論』をめぐる論争にみる明治前半期の西洋詩学理解
   ・「トルストイにおける死と<反転>現象
   ・「ボルヘスの声――『ブロディの報告書』を通じて
   ・「オシップ・マンデリシュタームの言語観にみる詩人の条件
   ・「共感覚――コルタサルの幻想
   ・「ナボコフ『ロリータ』を読む――ロシア語・英語版の比較を足がかりに
   ・「『赤毛のアン』の翻訳論
   ・「『パリ風景』のベンヤミン
   ・「アレホ・カルペンティエル『失われた足跡』における時間の概念
   ・「エメ・セゼールとサン・ジョン・ペルス―アンティル世界への固執と世界の彷徨
   ・「地図のない世界―国、宗教、肌の色などの違いを乗り越えて他者と関係を築くにはどうしたらいいのか?
   ・「対話―イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』試論
   ・「W.B.イェイツと能―クフーリン劇をめぐって
   ・「『ゲーテとトルストイ』と『トルストイとドストエフスキー』―トーマス・マンの講演にメレシコフスキーが与えた影響
   ・「戦争文学における機械の描写

(6)進路――就職と大学院進学

 卒業生の就職について言えば、西近時代から卒業生は一般企業・マスコミ・出版社・金融などの分野で活躍しています。卒業生が働く分野はこのように 様々ですが、専修課程で一国一言語の枠を超えて文学を研究することを通じて得られた幅広い知見や柔軟なものの見方が、就職の際に評価され、職場でも歓迎されています。
 従来の西近時代以来、卒業生のかなりの部分が、大学院に進学し、研究者への道を歩んでいます。ただし、西近時代には自前の大学院が上になかったため、他の語学文学、哲学、比較文化などの分野を受験して進学することになりましたが、西近でつちかった幅広い視野を活かして、すでに様々な分野で活躍し始めています。
 平成19年度からは現代文芸論の大学院が新設され、これからは現代文芸論の学部課程からの進学者が着実に増えていくものと思われます。ただし、そこだけに限らず様々な他分野に「転進」していく能力を伸ばせるのも、現代文芸論の特徴と言えるでしょう。現代文芸論の学部課程を修了して、他の専門分野の大学院に進学することも、また他の専修課程を修了した人たちが現代文芸論の大学院を受験することも、どちらも歓迎します。つまり現代文芸論は、学部⇒大学院の進路に関しても自由で開かれた場を作り出すことに貢献したいと考えています。

(7)研究室が手がける多彩なイベント

 最初にもご紹介したとおり、現代世界の文学を広い視野からみようとする方針を反映して、現代文芸論研究室は、発足の準備段階から、作家や外国の研 究者など、様々なゲストを呼んでシンポジウムや講演会などを積極的に行い、文学の出会いの場を作ってきました。普段の授業の枠を超えるこういった活動も現 代文芸論研究室の大きな特徴であり、研究・教育の重要な一環として位置づけられています。学生や院生の皆さんには、こういった行事の準備や実施に参加して いだだくことによって、知見を広め、また研究室を担う一員であるという自覚を深めてもらいます。
 最後に2007〜8年度に現代文芸論研究室が主催ないし準備に関わった主な行事をご紹介しておきます(以下のポスターデザインは、すべて島袋里美さんによるものです)。

◆特別講義・朗読会 山崎佳代子氏
境界を越えて詩を書く―セルビアと日本の間で

 2007年4月19日 現代文芸論演習室

特別講義・朗読会 山崎佳代子氏

 

◆大江健三郎氏講演会
知識人になるために

 2007年5月18日 安田講堂 司会:柴田元幸教授(現代文芸論)

 文学部主催(東大130周年記念事業)、現代文芸論研究室が企画・準備担当

 

大江健三郎氏講演会「知識人になるために」

 

大江健三郎氏(右端)と文学部のパネリストたち

大江健三郎氏(右端)と文学部のパネリストたち

 

◆特別連続講演 ミハイル・エプシュテイン教授(エモリー大)
ロシアのポストモダニズム」「バフチンと人文学の未来

 2007年6月15日 スラヴ文学演習室(スラヴ文学と共催)

 

◆日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト主催公開フォーラム
越境――文学・美術・文化財

 パネリスト:木下直之、沼野充義、滝沢恭司、山盛英司他

 現代文芸論・文化資源学研究室が企画・準備協力

 2007年7月13日 文学部2番大教室

 

日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト主催公開フォーラム

 

◆シンポジウム
ヴィヴァ・カラマーゾフ! ロシア文学の古典新訳を考える

 パネリスト:亀山郁夫、浦雅春、沼野恭子、望月哲男、安岡治子他

 2007年7月22日 文学部1番大教室 協賛:光文社

「ロシア文学の古典新訳を考える」パネリストたち

「ロシア文学の古典新訳を考える」パネリストたち

 

◆国際交流基金賞受賞記念講演会 ロイヤル・タイラー教授
 『源氏物語』と The Tale of Genji

 司会:藤原克巳教授(国文)

 コメント:現代文芸論教員(柴田元幸、沼野充義、テッド・グーセン)

 2007年10月5日 文学部1番大教室、国際交流基金と共催 

国際交流基金賞受賞記念講演会 ロイヤル・タイラー教授

 

◆特別講義&映画上映 ウラジーミル・アレクサンドロフ教授(イェール大)
ジュール・ヴェルヌ『ミシェル・ストロゴフ』と亡命ロシア映画の神話学

 2007年10月25日 現代文芸論演習室

 

◆シンポジウム
世界解釈としての文学

 2007年11月20日 文学部1番大教室 共催:河出書房新社

 パネリスト:池澤夏樹氏(作家)、現代文芸論教員(柴田元幸、テッド・グーセン、沼野充義)

シンポジウム「世界解釈としての文学」

 

パネリストたちと満員の文学部1番大教室

パネリストたちと満員の文学部1番大教室

◆シンポジウム
世界文学はこうしてつくられる 〜イギリスにおける文芸出版文化の現場から〜」

 2008年3月20日 文学部1番大教室 共催:日本文学出版交流センター

 パネリスト:トム・マシュラー、ジェイ・ルービン、現代文芸論教員(柴田元幸、沼野充義)

シンポジウム「世界文学はこうしてつくられる」

 

◆朗読・懇話会
クロアチア文学の2時間— 来日するクロアチアの詩人・小説家を囲んで — 」

 2008年4月8日 スラヴ文学演習室 共催:スラヴ文学研究室、日本ペンクラブ

 ゲスト:ズヴォンコ・マコヴィッチ、ソニャ・マノイロヴィッチ、シビラ・ペトレヴスキ、ロベルト・ペリシッチ

 解説:柴宣弘  司会:沼野充義

◆ シンポジウム「マーガレット・アトウッド 」

 2008年6月6日 文学部1番大教室 共催:カナダ大使館、英文学研究室

 パネリスト:スティーヴン・クラーク(東京大学)、トリスタン・コノリー(カナダ、ウォータルー大学)、佐藤アヤ子(明治学院大学)

◆シンポジウム「世界の文学とラテンアメリカ」

 2008年6月29日 文学部1番大教室

 パネリスト:桜庭一樹、現代文芸論教員(野谷文昭、沼野充義、柴田元幸)

シンポジウム「世界の文学とラテンアメリカ」

 

◆国際ワークショップ
翻訳と世界文学 」(Translation and World Literature)

 2008年7月11日 スラヴ文学演習室

 共催:スラヴ語スラヴ文学研究室、科研費基盤(B)「グローバル化時代の文化的アイデンティティと新たな世界文学カノンの形成」研究グループ

 パネリスト:ラッセル・スコット・ヴァレンティーノ(アイオワ大学)、クリスティーヌ・イヴァノヴィッチ(東京大学)ほか

◆特別講義 ワレーリー・チューパ博士(ロシア人文大)
ロシア文学における孤高の問題

 2008年7月18日 スラヴ文学演習室 共催:スラヴ文学研究室

◆特別講演 ウラジミール・トルストイ氏(ヤースナヤ・ポリャーナ トルストイ博物館館長)
トルストイ家の子孫たち

 2008年7月23日 スラヴ文学演習室

 共催:ロシア文化フェスティヴァル2008、スラヴ文学研究室

◆懇話会 キリル・セレブレンニコフ氏(演出家、映画監督)
現代ロシアの演劇と映画をめぐって

 2008年8月22日 スラヴ文学演習室 共催:スラヴ文学研究室

◆詩をめぐるワークショップ 山崎佳代子さん(セルビア在住の詩人・翻訳家・ベオグラード大学准教授)
言葉と声 —講義と詩の朗読 」

 2008年10月2日 スラヴ文学演習室

 共催:スラヴ語スラヴ文学研究室・科研費研究グループ「グローバル化時代における文化的アイデンティティと新たな世界文学カノンの形成」

◆講演・朗読会 スチュアート・ダイベック氏(作家)

 2008年10月25日 文学部3番大教室 共催:国際交流基金

 司会:柴田元幸

講演・朗読会 スチュアート・ダイベック氏

 

◆ 特別講義 ヤーコフ・ラプキン教授(カナダ、モントリオール大学)
ロシアにおけるユダヤ人自意識の変容

 2008年10月29日 スラヴ文学演習室 共催:スラヴ語スラヴ文学研究室

◆特別講義 ミハイル・シュカロフスキー博士(サンクトペテルブルク国立中央文書館主任研究員・研究部副部長)
スターリニズムとロシア正教会

 2008年10月31日 スラヴ文学演習室 共催:スラヴ語スラヴ文学研究室

◆シンポジウム
未来への郷愁—21世紀の文芸を切り拓くために」

 2008年11月12日 文学部3番大教室

 共催:日本学術振興会人文社会科学振興プロジェクト「越境と多文化」/科研費研究グループ「グローバル化時代における文化的アイデンティティと新たな世界文学カノンの形成」

 パネリスト:多和田葉子、細川周平、沼野充義

 司会:楯岡求美

シンポジウム「未来への郷愁—21世紀の文芸を切り拓くために」

 

◆特別シンポジウム
源氏物語はどのくらい世界文学か?

 2008年11月14日 文学部1番大教室

 特別講師:タチヤーナ・ソコロワ=デリューシナ、藤原克己

 司会:沼野充義

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