ナノ空間で光・電子を操る、光・電子でナノ物質を操る

  • 2.1 量子ビット・メモリー・デバイス(超電導素子、イオントラップ、冷却原子、フォトン、量子ドットなど)
  • 2.3 量子物性(トポロジカル物質、熱電素子、機能物性など)
  • 2.4 量子光科学(量子テレポーテーション、量子光ネットワーク、量子中継など)
  • 2.5 量子配線・エレクトロニクス
志村 努
生産技術研究所
教授
近年、ナノスケールの構造を作製、観測する技術は急速に発展しています。このナノスケールの世界における光・電子と物質の相互作用を探求し、実際の応用に結び付くマクロなサイズの対象を、ナノレベルから理解することは大変意義深く、新学術分野の展開、新産業分野の創出への貢献が期待されます。ナノ領域においては、物理・化学・物質科学・エレクトロニクス等はもはや独立の学問分野ではなく、その分野融合が不可欠となります。

本プロジェクトは、各研究室の相互協力により、ナノ科学と光・エレクトロニクス、物質工学の融合による新分野の開拓に取り組み、その成果を工学諸分野に応用することを狙いとしています。
プラズモン誘起電荷分離(左上)による光触媒反応(右上)やキラルナノ構造作製(下)
生産技術研究所 立間 徹研究室
原子スケールのギャップを有する電極で単一分子にコンタクトした極微トランジスタ
生産技術研究所 平川 一彦研究室

プロジェクトに関するURL

主な関連論文

  • K. Saito and T. Tatsuma, Nano Letters 18, 3209-3212 (2018).
  • S.Q. Du, K. Yoshida, Y. Zhang, I. Hamada, and K. Hirakawa, Nature Photonics 12, 608-612 (2018).

関連するSDGs項目

  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
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