ASANOプロジェクト

  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標12:つくる責任つかう責任
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
関谷 勇司
情報基盤センター
ネットワーク研究部門 准教授
キャンパスネットワークは研究と教育を支える重要なインフラであり、研究のための自由度と機密情報を守るセキュリティを両立する必要がある。また近年では、物理的な場所に依存せず高い利便性と安全性を提供することが求められている。そこで本研究では、SDN (Software Defined Networking) と呼ばれる新たな技術を用い、分割されたネットワークの利用形態やセキュリティ設定をユーザ自身が柔軟に制御できるシステムを提供する。また、共通認証基盤と連携し、個々のユーザを正しく認証したうえで、利用環境や利用場所が変わってもユーザの権利と要求に応じたネットワーク環境を提供可能とする。このような環境を、クラウドを積極的に利用して構築する新たなキャンパスネットワークの管理形態と手法を確立する。本事業の成果は、情報基盤センターが行っているキャンパスネットワーク構築と実運用に還元する。さらに、本システムの展開にともない、IT技術を有効かつ安全に研究活動に活かしてもらうための、ITエンジニア人材育成セミナーを開催することで、学内外に対して高度なIT技術を活用できる人材を育成する。
ASANOシステム概要
ASANO システムの特徴

プロジェクトに関するURL

主な関連論文

・中村 遼, 関谷勇司, 工藤知宏,“オープンソースソフトウェアを用いたキャンパスSD-WANの検討”, 電子情報通信学会, 信学技報, vol. 117, no.354, IA2017-64, pp. 67--72
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