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全学交換留学2021年秋学期の方針について


全学交換留学派遣を予定している学生の皆さん

新年度を迎え、全学交換留学(派遣)の状況についてお知らせします。今年度秋派遣(7~10月発)の全学交換留学は、ひとまず、実施、中止に関して、現時点で一律の決定は行わず、国・地域ごとの判断とします。この措置は、渡航の可能性をできるだけ探るためであり、新型コロナウイルスの影響に鑑みつつもう少し様子を見たいと考えているからです。こうすることで、今年度、ひとりでも全学交換留学に行ける学生が増えることを願っています。  
その一方で、世界的には、通常の海外渡航はいまだに厳しいという現実を見据える必要があります。新型コロナウイルスのリスクが収まるまでにはまだしばらくかかると思われます。すでに秋以降の交換留学生の受入中止を決めた大学が世界には数多くあります。  
このように渡航が困難な状況が続いていることは、私たちとしても、とても残念な気持ちです。留学のチャンスを長く待っているみなさんは、落胆の気持ちがいっそう強いでしょう。  
しかし、いまは、社会全体の安全と皆さんの健康を最優先して、国際交流を再開していきたいと思います。そして、このようななかでも、日本の国境の外にある社会への関心を深めていって欲しいと願っています。本部では短期のオンラインプログラムなど、渡航せずとも可能な、様々な国際体験を提供していきます。また、学生の渡航の安全確保ができるようになれば、多くの学生が海外に出られるよう、できるだけ支援を検討していきます。  
全学交換留学に関しては、随時本ウェブサイトに情報をアップデートしてまいります。 


林 香里
理事・副学長
グローバルキャンパス推進本部長
大学院情報学環教授

矢口 祐人
グローバルキャンパス推進本部国際化教育支援室長
大学院情報学環教授