SYMPOSIUM

  • 日印交流プラットフォーム構築プログラム
    Japan India Exchange Platform Program
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報告3

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  • 日程: 2018年12月20日(木)
  • 時間: 15:05-16:05
  • 会場: 伊藤国際学術研究センター 謝恩ホール

講演者

レポート

東京大学修士課程学生の嶂南達貴君はイノベーティヴな発想を持った人材を育成する教育プログラムであるi.schoolにおいて IITHで実施されたワークショップに参加したことがインドと関わるきっかけとなった。研究テーマである「自動走行システムの社会重要性の調査」は大学内にとどまらず自身で起業した会社でも展開し、産官学民かつ国をまたぐ都市計画や社会に応用していくため、関係機関と連携し、インドにおいても活動している。ワークショップ参加後も複数回インドを訪問している。アンドラ・プラデシュ州の新州都開発について日本はハード面のインフラの支援が多いことに対し諸外国では、スタートアップ企業などの進出が多くその違いについて述べた。インド経済の現状とインフラ設備の展望を調査した結果、インフラ投資とスタートアップのエコシステムへの投資を結びつけていくためには、1、国をまたいでプロジェクトを共に遂行していけること、2、かけ離れた社会同士が結束すること、3、インドと日本の間にクロスアポイントメントのシステムを確立していくことの必要性を提案し、発表を締めくくった。
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