第1条　本学大学院において、特定の事項を研究しようとする者で、次の各号に該当する者のうち研究科又は教育部(以下「研究科等」という。)で定めるものを、大学院研究生として入学を許可することができる。

第2条　大学院研究生として入学しようとする者は、願書に研究事項を記載し、必要書類を添えて、研究科長又は教育部の部長(以下「研究科長等」という。)に願い出なければならない。

第3条　大学院研究生は、指導教員の指導を受けて、研究に従事するものとする。

第4条　大学院研究生の入学時期は、学年の初めとする。ただし、研究科長等は、特別の事情があると認めたときは、教育会議の議を経て、学年の中途に入学させることができる。

第5条　大学院研究生の研究期間は、1年とする。

第6条　研究科長等は、指導教員が必要と認める場合には、大学院研究生に対し当該研究科等の講義、演習及び実験等に出席を許可することができる。

第7条　大学院研究生が他の業務に従事しようとするときは、研究科長等の許可を受けなければならない。

第8条　大学院研究生が退学しようとするときは、研究科長等に願い出なければならない。

第9条　研究科長等は、大学院研究生として適当でないと認めた者に対しては、退学を命ずることができる。

第10条　大学院研究生の検定料、入学料及び授業料については、東京大学学部通則の研究生に関する規定を準用する。

第11条　この規則の施行に関し必要な事項は、研究科等が定める。