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REASE研究会「遺伝学的情報と倫理的法的社会的課題:遺伝情報差別禁止法制の現状と射程」

掲載日:2017年1月24日

基本情報

区分 研究会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 大学生
開催日(開催期間) 2017年2月4日 13時 — 16時
開催場所 本郷地区
会場 学術交流棟2階 小島コンファレンスルーム
参加費 無料
申込方法 要事前申込
お名前、ご所属、ご連絡先を記載のうえ、「遺伝情報WG」という件名でメールをお送りいただくか、専用フォームにてお申込みください。(メールでのお申し込みは、確認のお返事が翌日か、土日祝日に申し込まれた場合翌営業日となります)
申込受付期間 2017年1月21日 — 2017年2月3日
お問い合わせ先 rease@e.u-tokyo.ac.jp

REASE 研究会
遺伝学的情報と社会制度に関するWG 第二回研究会
「遺伝学的情報と倫理的法的社会的課題:遺伝情報差別禁止法制の現状と射程」

本ワーキンググループでは、今日の遺伝学的情報と難病患者をめぐる社会制度の課題について、各分野の専門家を招きご報告を頂きます。 昨今、難病の治療研究や臨床において、疾患の患者の遺伝学的情報などは主要なリソースに変容しつつあります。これまでは日本では、社会が遺伝学的情報をどのように適切に取り扱い、医療研究を推進し、患者を保護するのかについては、個別の既存法やガイドラインを改定する事で対応がなされてきました。しかし患者であることと遺伝学的情報の距離が益々近づいていく状況の中で、日本でも包括的な遺伝情報差別禁止法などの法制度の必要性が議論され始めています。 患者自身や疾患に関わる人々は、そして一般の社会は、遺伝学的情報と社会制度の関係性をどのように捉えればよいのでしょうか。患者は、臨床研究を通じて社会に参画するために実際にどんな取り組みを行っているのでしょうか。

第二回研究会では、①横野恵先生(早稲田大学社会科学総合学術院准教授)に遺伝情報差別禁止法制の現状について、そして②医療社会学者の武藤香織先生(東京大学医科学研究所教授)に、遺伝学的情報をめぐる倫理的法的社会的課題と患者参画の課題について、それぞれご報告をして頂きます。
第二回研究会には、一般の方々、患者さん方もご自由にご参加いただけます。末尾の記載に沿ってお申込み下さい。

日時:2017年2月4日(土)午後1時~4時(開場午後12時30分) 会場 本学本郷キャンパス 学術交流棟2階 小島コンファレンスルーム
入場料:無料
主催:東京大学REASE(科学研究費基盤研究(S):社会的障害の経済理論・実証研究 研究代表者 松井彰彦)
情報保障:手話通訳・文字通訳・点字資料・拡大文字資料・読み上げ用テキストデータ
車イスをご利用の方,介助者同伴の方,盲導犬同伴の方,点字資料,拡大文字資料、読み上げ用テキストデータをご利用の方は,お申込みの際にお知らせください。

プログラム
13:00-13:05 開会の挨拶 松井彰彦(REASE研究代表者・本学大学院経済学研究科教授)
13:05-13:10 趣旨説明 渡部沙織(日本学術振興会特別研究員)
13:10-14:10 「遺伝学的情報に基づく差別に関連する法制度のあり方について」 横野恵 (早稲田大学社会科学総合学術院准教授)
14:10-14:30 休憩
14:30-15:30 「遺伝情報をめぐる倫理的法的社会的課題、患者の参画」 武藤香織 (本学医科学研究所公共政策研究分野教授)
15:35-16:00 質疑応答

*2016年10月に開催した第一回研究会「難病医療における遺伝学的情報、患者主導型レジストリの現在」の内容は以下でご覧いただけます。
http://www.rease.e.u-tokyo.ac.jp/tanima.html#20161008

なお点字資料・拡大文字資料・読み上げ用テキストデータお入用の方は、1月27日(金)13:00までにお申込みの上、その旨お書き添えください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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