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ディスカッション『傾聴のアナトミー』

掲載日:2015年5月7日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生
開催日(開催期間) 2015年5月29日
開催場所 その他学内・学外
会場 インターメディアテク2階「ACADEMIA(レクチャーシアター)」
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー/KITTE 2・3F
アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
定員 48名
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
席に限りがありますので予めご了承ください。
お問い合わせ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)

IMTカレッジでは、哲学者・音楽学者のペーター・サンディ氏を迎え、「聴く」ことをテーマにしたディスカッション・イベントを行います。
音や音楽を「聴く」ことは、録音再生装置の普及とともに、我々にとって日常的かつ直接的な行為になりました。その結果、今日、我々が音楽に接する機会の多くは受動的となっています。しかし、音や音楽を聴くという行為が容易くなるにつれ、その行為の背景に複雑な仕組みがはたらいていることに我々が気づきにくくなっているのも事実です。音楽が作曲されてから実際に人々に受容されるまでには、演奏と編曲、録音と再生、そして鑑賞と解釈という重層的な文化的プロセスが存在しています。また、音声における法律や著作権、音のコピーライトの問題をはじめ、「聴く」行為はあらゆる面で社会的に条件付けられています。
本イベントでは、「聴く」行為の背景にある仕組みや文化的プロセス、社会的条件付けに光を当て、これらの問題を掘り当てていく作業により、いわば「聴く」行為の考古学を目指し、西洋文化史において「傾聴のアナトミー」と形容すべき新領域を拓いたサンディ氏とともに、これらの問題について議論を行います。また、インターメディアテクが所蔵する貴重なSP盤レコード・コレクションからいくつかを選び出し、同じく当館が所蔵する蓄音機の銘機、ヴィクトローラ社のクレデンザで実際にそれらを再生しながら、サンディ氏に「傾聴」とは何かについて具体的に伺い、その概念を解剖していきます。

日時 2015年5月29日(金)18:00-19:30(開場17:30)
会場 インターメディアテク2階「ACADEMIA(レクチャーシアター)」
ディスカッサント ペーター・サンディ(パリ第10大学准教授)×西野嘉章(東京大学総合研究博物館館長)×大澤啓(東京大学総合研究博物館特任研究員)
使用言語 フランス語(通訳付き)
参加費 無料
定員 48名(先着順)※ 席に限りがありますので予めご了承ください。

主催 東京大学総合研究博物館
協力 アンスティチュ・フランセ東京





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