総合研究博物館「ミクロにせまるハンズオン・ギャラリー」

―東京大学総合研究博物館 マクロ先端研究発信グループ共同活動―
東京大学総合研究博物館は、学術標本の多角的分析を通して、先端研究の成果を発信しています。分析はしばしば肉眼では見えない微細な領域におよび、様々な手法から新たな学術知が生み出されます。普段目にすることのできないミクロの世界をのぞき込み、先端研究を体感してみませんか？

日時：2016年11月19日（土）10:00‐16:00
場所：東京大学総合研究博物館（本郷本館）

●ハンズオン・ギャラリー（10:00‐16:00　お昼休憩12:00‐13:00）
　　ギャラリー①　南米アンデスの遺跡分布―大陸の視点から1点の遺物へせまる
　　　　　　　　　（ミニ講演 10:15‐10:30）
　　　　　　　　　　講師：鶴見英成（アンデス考古学／文化人類学）
　　ギャラリー②　狩猟具の投射方法を探る―石器に残されたミクロな手がかり
　　　　　　　　　（ミニ講演 10:35‐10:50）
　　　　　　　　　　講師：佐野勝宏（先史考古学）
　　ギャラリー③　粘土の混ぜもの―泥和材が語る古代の土器づくり
　　　　　　　　　（ミニ講演 10:55‐11:10）
　　　　　　　　　　講師：小高敬寛（近東考古学）
　　ギャラリー④　古代人の年齢を探る（ミニ講演 13:00‐13:15）
　　　　　　　　　　講師：佐々木智彦（形質人類学）
　　ギャラリー⑤　ミクロな傷跡から歯の働きを探る（ミニ講演 13:20-13:35）
　　　　　　　　　　講師：久保 泰（古生物学）
　　ギャラリー⑥　隕石から読み解く初期太陽系の物質進化
　　　　　　　　　（ミニ講演 13:40-13:55）
　　　　　　　　　　講師：新原隆史（隕石学）
　　ギャラリー⑦　動物の体のでき方を観察する（ミニ講演 14:35-14:40）
　　　　　　　　　　講師：小薮大輔（動物解剖学／進化生物学）
　　ギャラリー⑧　海で生きぬくミクロな仔魚の工夫（ミニ講演 14:55‐15:10）
　　　　　　　　　　講師：黒木真理（水圏生態学）
　　ギャラリー⑨　はねやお尻からわかる虫の違い（ミニ講演15:15‐15:30）
　　　　　　　　　　講師：矢後勝也（昆虫自然史学）

●AMSツアー（11:15‐11:45、14:00‐14:30）
　　　　　　　　　年代を測る加速器質量分析計（AMS）
　　　　　　　　　講師：尾嵜大真（年代学）

【参加要領】　事前申込み不要で、参加無料です。
　　　　　　　　 小学生以下は、保護者の同伴が必要となります。
　　　　　　　　 AMSツアーは、人数制限（20名程度）があります。先着順にご案内します。
 

• 関連ファイル：「ミクロにせまるハンズオン・ギャラリー」チラシ