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IMT特別展示『医家の風貌』

掲載日:2016年11月4日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生
開催日(開催期間) 2016年12月3日 — 2021年4月1日
開催場所 その他学内・学外
会場 インターメディアテク 3階「MODULE」
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
時間:11:00 - 18:00(金・土は20時まで開館)入館は閉館時間の 30 分前まで
*上記時間は変更する場合があります。
休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日

インターメディアテクは6月24日より再開館いたします。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の来館者へのお願いを事前にご確認の上、ご来館いただきますようお願いいたします。
[1] 入館の際はマスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。
[2] 入館時に検温を実施させていただきます。37.5度以上の発熱が確認された場合、ご入館をお断りさせていただきます。
[3] 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。
[4] 館内では他の来館者との距離をできるだけ2m取るように心がけてください。
[5] 館内ではお静かにご鑑賞いただくようお願いいたします。
[6] 展示物及び展示ケース、使用を中止している機器や壁にはお手を触れないようお願いいたします。
[7] 館内の混雑状況により、入館規制を行う場合があります。
[8] 10名以上での団体・グループでの入館はご遠慮いただきますようお願いいたします。
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 050-5541-8600 国外からは +81-47-316-2772(ハローダイヤル)
※上記の開催終了日は仮のものです。


 昨年夏のことである。東京大学医学部附属病院より四十四点の肖像画が、八点の肖像彫刻と併せて、総合研究博物館へ管理換となった。肖像画コレクションは病院内科講堂演壇背面の大壁面に掛け継がれてきたもので、五段にわたって居並ぶ歴代教授の肖像群は、医家の権威と教育の歴史を伝える見事なパノラマを構成していた。「階段教室」式講堂空間の高所に架蔵されていたことから、長期に亘って手つかずのままあった。そうした環境がむしろ幸いし、病院長職の系譜を完璧に辿ることができる。これは公式肖像画遺産の存在様態として稀有のことと言って良い。博物館ではすぐに、積年の塵埃を払い、画面の修復作業を始めた。いまだ途半ばの状態ではあるが、修復家鈴鴨富士子氏の協力を得て、作業の成果の一端を一般に公開することとした。ゼラチン・シルヴァー・プリントと油彩画の違いはあるが、いずれの作品も眼前で間近に見られる機会が、これまでなかったものである。明治時代の医家の堂々たる風貌を堪能していただければ幸いである。

主 催:東京大学総合研究博物館


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