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IMT特別展示『アヴェス・ヤポニカエ3――静と動のはざま』

掲載日:2016年12月28日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生
開催日(開催期間) 2017年1月6日 — 2017年4月9日
開催場所 その他学内・学外
会場 会場:インターメディアテク3階STUDIOLO
    東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3階
アクセス:JR東京駅丸の内南口徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結
時間:11:00 - 18:00(金・土は20時まで開館)入館は閉館時間の30分前まで
    *上記時間は変更する場合があります。
休館日:月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、その他館が定める日
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)

日本画には「粉本」と呼ばれる手本が存在する。特に円山派においては、眞写すなわち現物を前にしたスケッチが不可能な場合には、粉本を元にして絵を描く。この、現物に替わる「紙に描いた標本」となるものが粉本である。本展示では河辺華挙の編纂した「鳥類写生図」の中から一巻を紹介し、あわせて描かれた鳥の剥製標本を展示する。
ここに示した絵は他の巻とは異なり、生きた鳥を素早くスケッチしたポーズ集である。標本の静的な正確さを踏まえた上で、このような動的な正確さを合わせ、鳥の絵は作品として完成する。
一方、剥製は実物であるが故に、細部のリアルさは最初から保証されている。しかし、それが生きた鳥に見えるためには、造形やポージングが不可欠だ。すなわち、剥製標本もまた、静と動のせめぎ合いの中に存在するのである。

主催:東京大学総合研究博物館





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