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平成29年度学芸員専修コース「音・サウンドスケープ」

掲載日:2017年6月5日

基本情報

区分 その他
対象者 社会人・一般 / 企業
開催日(開催期間) 2017年11月13日 — 2017年11月17日
開催場所 本郷地区
会場 場所:東京大学総合研究博物館 本館3階第一演習室
     〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
アクセス:地下鉄丸の内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分
      地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分
定員 16名
参加費 有料
10,000円
申込方法 要事前申込
申込方法は下記「関連URL」からご覧いただけます。
申込受付期間 2017年6月1日 — 2017年9月29日
お問い合わせ先 03-5841-2802(平日10:00~17:00)

平成29年度「学芸員専修コース」研修生募集要項


テーマ:音・サウンドスケープ

1.概要
中世、西洋において楽譜が発明されて音楽の視覚化が始まった。視覚化は、一過性の音をメディアに定着可能とし、発展系として現代では、レコード、CD、デジタル技術などに形を変えたとすれば、その広がりは驚異的である。現代人は、音の本質である一過性を排除され、結果、音を聴くことができなくなってしまった。ジョン・ケージの休符のみからなる「楽譜」の作品『4’33’’』は 、そのような我々に対するアイロニーなのだ。
実は博物館は、音の問題と表裏一体となっている。多くの剥製や骨格標本は死者たちであり、展示された民俗史料はその文化の終焉を意味する。ある意味 in vitro な違和感が博物館の存在意義である。
本コースでは、サウンド・スケープの概念や、様々な自然界の音の体験についての講義、また、音の採取の実践的な方法を習得し、実際に参加者自身で録音を行い、博物館の中で音の利用を考え、実際に音を使った展示も試みる。サウンド・スケープを通じて、博物館と一過性の問題を改めて意識する機会となればと考えている。


2.実施期間及び場所
  期間:平成29年11月13日(月) ~ 平成29年11月17日(金)
  場所:東京大学総合研究博物館 本館3階第一演習室
     (〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1)

3. 担当教員
  森 洋久(東京大学総合研究博物館・准教授) 
 

4.募集人員
  16 名


5.募集期間
  平成29年6月1日(木) ~ 平成29年9月29日(金)


6.応募資格
  博物館、美術館、資料館、埋蔵文化財センター等の施設で、学芸員として直接業務に携わる者又はそれに準ずる者。

  ※録音の経験の有無は問いませんが、学ぶ姿勢として、この方面に普段から深い好奇心のある人にお勧めする内容です。

7.受講料
  10,000 円

 

※その他、詳細は「関連URL」からご覧いただけます。


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