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海をわたる機関車

掲載日:2016年5月13日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 卒業生 / 企業 / 中学生 / 高校生 / 大学生
開催日(開催期間) 2016年7月24日 14時 —
開催場所 その他学内・学外
会場 鉄博ホール(鉄道博物館内)
定員 100名
参加費 無料
(ただし、入館料が別途必要)
申込方法 要事前申込
オンラインより申込みお願いします。
お問い合わせ先

鉄道が急速に発展した明治時代、その牽引役である機関車は、いかにして日本にもたらされたのでしょうか。当時、蒸気機関車は最先端技術の粋を集めた製品であり、後発国・日本では自給が困難でした。そのため、機関車の円滑な輸入は、鉄道発展の鍵を握っていたと言っても過言ではありません。日本に最初の機関車を輸出したのはイギリスでした。しかし、19-20世紀転換期にアメリカ、ドイツが台頭したことにより、イギリスの独占が崩れ、日本の機関車は多様化します。そして、第1次世界大戦の直前になると、日本の自国技術が確立し、独自設計の国産機関車が誕生します。

この講演では、19世紀後半の第一次グローバル化のもとで出現した機関車市場を前提として、世界的な機関車製造業の動向と、日本鉄道業の発展の歴史を統一的な視点で論じます。そのことを通して、グローバル競争の中でしのぎを削る、現在の鉄道車輌・システム輸出の今後のあり方を考えてみたいと思います。

※ 講演会終了後、鉄道博物館ボランティアガイドによるヒストリーゾーンの展示解説を行います(約60分を予定、無料)。ぜひご参加下さい。

参考図書:「海をわたる機関車~近代日本の鉄道発展とグローバル化


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