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画像史料解析センター設立20周年記念・公開講演会「画像史料の語る日本史」を開催

掲載日:2018年2月16日

実施日: 2018年01月27日

 史料編纂所附属画像史料解析センターは、1月27日(土)午後、農学部弥生講堂一条ホールにおいて、センター設立20周年記念公開講演会「画像史料の語る日本史」を開催しました。

 同センターは、歴史を解き明かす史料の中でも、絵巻・屏風絵・錦絵・摺物や地図・古写真などの画像史料、画像から得られる情報を研究対象として、1997年に史料編纂所の附属施設として設立されました。今年度、20周年を迎えたことを記念し、記念事業の一つとして実施したのがこの講演会です。画像史料研究の最新の内容とともに、何よりも画像史料の楽しさ、面白さを一般にわかりやすく発信し、社会に成果を還元することを開催の狙いとしました。

 講演会では、山口英男センター長の開会挨拶の後、須田牧子助教(中世史料部)「「倭寇図巻」研究の現在」、金子拓准教授(中世史料部)「長篠の戦い―いかに描かれたか/いかに描くか―」、杉本史子教授(近世史料部)「世界と空間を描く―江戸時代、表現する人々―」、保谷徹教授(画像史料解析センター)「古写真ガラス原板にみる幕末・明治の日本」の4本の講演が行われ、山家浩樹史料編纂所長の閉会挨拶で締め括りました。

 当日は、小学生から80歳代までの幅広い年齢層からなる約250名の来場者があり、会場はほぼ満席となりました。来場者からは「講演の内容がよく理解できた」、「知的好奇心が満たされた」、「学術的とはこういうことかとわかった」、「同種の講演会を今後も開催してほしい」といった声が寄せられ、アンケート結果によると来場者の平均満足度は84%と極めて好評でした。

関連URL
講演会チラシ https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2017/20180127gazo.pdf
史料編纂所ホームページ http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html

 



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