ARTICLES

印刷

第4回戦略的パートナーシップシンポジウム開催

掲載日:2018年3月28日

実施日: 2018年03月06日

2018年3月6日(火)、本郷キャンパス小柴ホールにて「第4回戦略的パートナーシップシンポジウム」が開催されました。本学教職員・学生、戦略的パートナーシップ大学関係者、スーパーグローバル大学創成支援採択校関係者等合わせて約100名が出席しました。
 
本学では、限られた数の海外の大学と双方の強みを活かし、各部局・各分野における交流を束ね、多様で分野横断的な研究・教育交流を戦略的かつ総合的に推進するため、平成26年10月より「戦略的パートナーシップ大学プロジェクト」を実施してきました。
 
本シンポジウムでは、関村直人副学長による基調講演に続いて、本プロジェクトの一環として実施されている留学プログラムのうち「UTokyo/ANU Exchange」、「北京大学・東京大学合同サマープログラム」、「東京大学・MIT産学連携人材育成プログラム」に参加した学生による体験報告が英語でなされ、参加したプログラムの概要と学んだことや成果等が発表されました。
 
その後のパネルディスカッションでは、「非英語圏に位置する大学における『英語』の役割とは?」をテーマに、新領域創成科学研究科・味埜俊教授がモデレーターとなり、パネリストとして総合文化研究科・伊藤たかね教授、理学系研究科・菅裕明教授、教育学研究科・北村友人准教授に加え、本学の戦略的パートナーシップ大学である北京大学のSuiyan Fu教務部部長・教授及びストックホルム大学Meeri Hellstén准教授を招いて、主に下記の3点を中心に議論を行いました:

  1. 非英語圏にある大学での英語を使った教育を提供するメリットやデメリット
  2. 異なる教育課程(学部と大学院)や分野(社会科学と自然科学、基礎科学と応用科学、一分野と分野横断)等における英語が教育のツールとなることの意味合いの違いや文化や地域性がこれらの違いに及ぼす影響
  3. 非英語圏にある大学でのファカルティ・ディベロップメント
本パネルディスカッションのまとめは、こちらのウェブサイトに掲載しています。
 
本シンポジウムは非英語圏におけるトップ大学としてのお互いの経験だけでなく、共通課題やグッドプラクティスを共有することで、卓越した国際的な教育交流活動の強化に資するイベントとなりました。

関連URL:https://www.u-tokyo.ac.jp/res02/sp-uni.html



パネルディスカッション

関村直人副学長による基調講演

本学学生による成果発表
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる