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運動会スキー部の石原さんが世界スキーオリエンテーリング選手権大会に出場!

掲載日:2017年4月27日

実施日: 2017年03月05日 ~ 2017年03月13日



 2017年3月5日(日)~13日(月)にロシア・クラスノヤルスクで世界スキーオリエンテーリング選手権大会が開催され、本学運動会スキー部の石原湧樹さん(理学部3年)が日本代表として出場しました。

 石原さんは4種目に出場し、結果はロング48人中31位、ミドルは53人中39位、スプリントは55人中51位、リレー(日本チーム)は13位でした。

 オリエンテーリングとは大自然の中で行われるスポーツで、地図に記されたチェックポイントをたどり、その速さを競います。そのため選手には、山岳地帯を滑る熟練したスキー技術に加え、地図から素早く情報を読み取る力、複数のルートの中から最速のルートを正確に選び出す力も求められます。

 石原さんはクロスカントリーを長く続けており、インタビューの中で「ただ滑るだけでなく、自分の頭を使ってルートを選び出すことがスキーオリエンテーリングの一番の魅力だ」と語っています。また大会中は様々な国の選手と交流し、スウェーデン人の大会役員からは滑り方のアドバイスをもらうなど、選手としてもレベルアップする貴重な機会となったそうです。

 大会を終え、石原さんは「地図の読み取りやルート決定の早さ、正確さにおいて、ヨーロッパの選手と力の差を感じた。また海外のテレイン(オリエンテーリングを行うフィールド)は東西南北に複雑に入り組んだ何本もの広い圧雪されたルートがあり、このような難しいコースは日本にはない。今後も世界大会に参加して経験を積んでいきたい」と語っています。

 2019年には冬季ユニバーシアード大会にて初めてスキーオリエンテーリングが正式競技として採用されることが決定しています。今後も石原さんの活躍に期待が膨らみます。





 ◆本学では石原さんの所属するスキー部をはじめ、多くの運動部の活躍を支援するために「 東大スポーツ振興基金 」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

 



石原選手の競技の様子

ゴールする石原選手

今回参加した日本代表選手団
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