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障がい児の学習・生活支援のための携帯情報端末活用事例集を発行 ~「魔法のランププロジェクト」協力校での活用事例をまとめ、効果的な学習を支援~記者発表

障がい児の学習・生活支援のための
携帯情報端末活用事例集を発行
~「魔法のランププロジェクト」協力校での活用事例をまとめ、効果的な学習を支援~

平成26年4月10日

東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社エデュアス

東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:西村 幸夫)とソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義)、ソフトバンクグループで教育事業を担う株式会社エデュアス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明)は、2013年4月より1年間実施した、障がい児※1の学習・生活支援を行う事例研究「魔法のランププロジェクト」※2の成果をまとめた携帯情報端末活用事例集を作成しました。本事例集をWEB上に公開し、障がい児の学習・生活支援における携帯情報端末の具体的な活用事例やその効果を紹介する予定です。

 

■「魔法のランププロジェクト」活用事例集について

1.概要
携帯情報端末により、障がいのある子どもたちの学校での学習や生活の場での活動をどのように支援できるのか、協力校が「魔法のランププロジェクト」を通じて取り組んだ活用事例をまとめています。


2.入手方法
以下のURLより本事例集をダウンロードしていただけます。
http://maho-prj.org/?p=637


3.紹介事例
本事例集で紹介している、障がいに合わせた携帯情報端末の活用事例は以下のとおりです。そのほかの事例については、事例集をダウンロードし、ご覧いただけます。

<意思の表出>
重度の重複障がいにより、発話などでの意思の伝達が難しい子どもとのコミュニケーションは、保護者や担当教員など、日常的に接する人にのみに伝わる限定的なものでした。あらかじめ携帯情報端末に保存されているテキストを子どもが選択して意思を伝達することにより、普段こうした子どもと接していない方ともコミュニケーションを取ることが可能となりました。

<情報の整理と理解>
知的障がいにより、複雑な内容や複数の事柄の理解に困難を抱える子どもが、アプリケーションを活用し、複数の情報の中から必要な情報を探して自ら整理することが可能となりました。また、動画の活用により、重要事項を記憶する補助が可能となりました。

東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンクモバイルおよびエデュアスは、今後も携帯電話やタブレット端末をはじめとした携帯情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

 

※1 認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいを含みます。
※2 「魔法のランププロジェクト」の開始については、2013年1月21日にソフトバンクグループからプレスリリースを実施しております。

●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
●その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。

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