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「第3回Japan-IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」の開講について記者発表

「第3回Japan-IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」の開講について

平成26年6月5日

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科
  独立行政法人日本原子力研究開発機構
一般社団法人日本原子力産業協会
(財)原子力国際協力センター
                         原子力人材育成ネットワーク


東京電力福島第一原子力発電所の事故以降も、原子力人材育成の重要性は高まっており、加えて原子力人材の国際化と国際的ネットワークの構築の必要性、またエネルギー政策や原子力政策、施設の安全対策等に係るマネジメントの重要性が世界的に再認識されております。
このような中、原子力人材育成ネットワーク*、東京大学大学院工学系研究科原子力専攻・原子力国際専攻、日本原子力研究開発機構、日本原子力産業協会および原子力国際協力センターは、日本をはじめアジア諸国等の次代を担う若手人材(政策・規制実施部門の担当者、プロジェクト企画・管理担当者、技術者・研究者など、特に将来のリーダーとなることが期待される人材)にこれらのマネジメントに係る基礎能力を醸成することを目的に、国際原子力機関(IAEA)と協力し、「第3回原子力エネルギーマネジメントスクール」(期間:6月9日(月)~26日(木))を東京大学本郷キャンパス内と茨城県東海村において開催します。
本スクール開催にあたり、下記のとおり開講式を実施いたします。

ホームページ: http://www.nuclear.jp/nem2014/ 


 

1. 開講式   平成26年6月9日(月) 午前10時00分~10時40分

2. 開催場所   東京大学 山上会館 大会議室

【背景】
「原子力エネルギーマネジメントスクール」は、世界各国において将来原子力エネルギー計画を策定・管理するリーダーとなる人材の育成を目的としてIAEAが主催する研修コースです。本スクールはイタリア・トリエステで2010年よりすでに4回開催され、アラブ首長国連邦やアメリカでも1回ずつ開催されています。日本での開催は2013年6月の第2回に続き、今回が第3回目となります。今年から運営は日本主導となり、Japan-IAEAと冠することになりました。
「Japan-IAEA原子力エネルギーマネジメントスクール」は、アジアの原子力発電新規導入国等における若手リーダーの育成を目的としており、日本としてもIAEAや新規導入国等への国際貢献、国際的な人的ネットワークの構築への貢献等の観点から、原子力人材育成ネットワークの下の実行委員会を中心に、本年6月に第3回を開催する運びとなりました。

【実施体制】
主 催:原子力人材育成ネットワーク*、東京大学大学院工学系研究科原子力専攻・原子力
      国際専攻、日本原子力研究開発機構、日本原子力産業協会および原子力国際協力
センター
共 催:IAEA

 

*「原子力人材育成ネットワーク」は、産学官のあらゆる原子力人材育成関係機関の相互協力のもと、我が国全体で一体となった原子力人材育成体制を構築し、原子力人材育成活動・事業等を効率的かつ効果的に推進するために設立され、機関横断的な人材育成事業活動を支援しています。

 

同スクールの概要はこちら

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