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『自然と共生するスマートエコアイランド 種子島シンポジウム』のご案内記者発表

『自然と共生するスマートエコアイランド 種子島シンポジウム』のご案内

平成26年7月24日
東京大学 総長室 総括プロジェクト機構
「プラチナ社会」総括寄付講座



東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座は、「自然と共生するスマートエコアイランド 種子島シンポジウム」を、種子島にて開催いたします。また、本シンポジウムにおいて、「種子島発芽フォーラム」を設立し、今後継続的に活動をおこなってまいります。


「プラチナ社会」総括寄付講座は、東京大学が部局横断で全学的に取り組む寄付講座として2012年4月に総長室に設置されました。本講座では、エコで、高齢者が積極的に参加し、一生を通じて人が成長を続け、雇用がある社会を意味する「プラチナ社会」を実現するための、理論的背景の整理、知の構造化による課題解決のフレームワークづくり、普及展開方策に関する研究を行っています。また、本講座は、研究成果の「社会実装」を重視し、実際に各実施主体が実装できるようにその方法論の研究も行っています。アウトリーチ活動も積極的に展開し、社会へと発信することで研究成果の価値をより高めることを目標としています。


高齢化や少子化、地方の過疎化と産業の衰退、そして気候変動や生態系の破壊など現代社会における諸問題は離島で先鋭化しており、種子島でも緊急に対応する必要があります。そこでこれまでの島内の議論を踏まえ、さらに豊かな地域資源と最先端の科学技術を活かして持続可能な未来を共に描き、その未来を実現していくための出会いと学びの場を創りたいと考えています。このたび島内外の大学、企業、研究所などの新たなメンバーとともに、本シンポジウムにおいて設立する「種子島発芽フォーラム」では、関わる皆さん全員が主役であり、教師であり、生徒です。島という小さな地球を持続可能にするためにそれぞれの専門や立場を活かして知恵を絞り、豊かな地域を創造するための革新を進めて参ります。


 

日 時: 平成26年8月2日(土) 13:00~17:00(12:30受付開始)
場 所: ホテル ニュー種子島 コンベンションホール(鹿児島県西之表市東町10)

プログラム:
13:00-13:10 シンポジウム趣旨説明
大久保 達也(東京大学 総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座 代表、大学院工学系研究科 副研究科長、化学システム工学専攻 教授)

13:10-13:50 【基調講演】「自然共生社会の実現を目指して」
武内 和彦(国連大学 上級副学長/東京大学 国際高等研究所 サステイナビリティ学連携研究機構 機構長・教授)

13:50-14:20 【基調講演】「地域資源の利活用システムを設計する」
福士 謙介(東京大学 スマートエコアイランド研究拠点 代表、国際高等研究所 サステイナビリティ学連携研究機構 教授)

14:20-15:00 【展望講演】「種子島におけるスマートエコアイランドビジョン」
菊池 康紀(東京大学 総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座 特任講師)

15:00-15:15 休憩

15:15-15:45 【展望講演】「スマートエコアイランド種子島の中核的経済活動としてのサトウキビ産業 - 製糖工場が種子島の食料・エネルギー供給の拠点になる日 -」
杉本 明(サトウキビコンサルタント)

15:45-16:45 総合質疑・パネル討論会
モデレータ: 福島 康裕(台湾 國立成功大學 環境工程學系 副教授)

16:45-16:50 <閉会>

定員: 先着 150名
参加費: 無料

※報道関係の方で当日お越し下さる場合は、事前に下記の連絡先にメール又は電話にてご連絡下さい。

 

(お問い合わせ先)
東京大学 総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座 シンポジウム事務局
E-mail: sympo[at]platinum.u-tokyo.ac.jp

 

主催: 東京大学 総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座
     種子島 発芽フォーラム設立準備会
共催: 東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構 スマートエコアイランド研究拠点
     西之表市、中種子町、南種子町
後援: 鹿児島県熊毛支庁
協賛: 農研機構 九州沖縄農業研究センター

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